【新刊案内】世界のCCU・カーボンリサイクル 最新業界レポート 発行:(株)シーエムシー・リサーチ
基幹物質・化学品・鉱物のビジネス戦略! 「液化炭酸ガス」、「ドライアイス」、「超臨界CO2」の現状と今後は?
材料科学や化学の先端技術やその市場動向に関するレポート発行やセミナー開催を行う(株)シーエムシー・リサーチ(東京都千代田区神田錦町、https://cmcre.com/)では、このたび「世界のCCU・カーボンリサイクル 最新業界レポート」と題する書籍を2021年9月21日発行いたしましたので、お知らせします。
書籍の定価は、170,000 円(税込 187,000 円)(書籍)、書籍とCDセットの定価はセット200,000 円(税込 220,000 円)(書籍+CD)となっており、ご購入受付中です。書籍目次の詳細や販売については以下の弊社サイトをご覧ください。
https://cmcre.com/archives/86153/
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【新刊案内】世界のCCU・カーボンリサイクル 最新業界レポート
CCU & Carbon Recycle
◎刊行に当たって
「液化炭酸ガス」と「ドライアイス」、及び「超臨界CO₂」はCO2を直接利用されている。
炭酸ガスには、炭酸飲料向けの発泡剤や冷蔵庫の冷媒システム、及び自動車などの溶接にも使われる「液化炭酸ガス」と、食品や医薬品の低温輸送に使われる固体の「ドライアイス」がある。「超臨界CO2」は、高機能性溶媒として様々な分野で利用されている。有機合成反応や高分子合成の溶媒や反応剤としても用いられているが化学反応での利用は極めて少ない。
CO2から広く化成品・燃料合成へつなげる中間物質としては、「合成ガス(CO+H2)」や「メタノール」などがある。合成ガスの利点として、合成ガス以降のプロセスが共通技術であることから、最終生成物が用いる原料の種類の影響を受けないことが背景にある。CO2からのメタノール合成反応は、現状商用プラントが数基設立されたが、まだ発展途上の技術である。しかしながら、これら中間物質から「オレフィン(エチレン、プロピレン等)」、「BTX」、燃料等へ転換する技術はある程度確立されている。
CO2から「尿素」および「ポリカーボネート」を合成する反応は既に工業的規模で行われており、なかでも尿素製造が最も多くのCO2が消費されている。一方、CCUによるポリカーボネート製造は旭化成で商用化済みである。
「ギ酸」、「ポリウレタン」は、今後スケールアップに向けた実証研究が行われており、2025年頃には技術が確立され実用化されていく。
CO2から直接「エタノール」を合成する技術は、まだ研究段階である。合成には効率的な触媒開発と反応システム開発が必要とされている。
「人工光合成」は、開発段階である。用途先が幅広く実用化された際には大きな市場となるということで有望視されている。
「メタネーション」は欧州で実用化されている。一方、日本では実証段階であり、実用化にはCO2フリーで安価に調達できる環境が求められている。
「鉱物」では、世界で様々な実証プロジェクトが実施され、商用プラントが稼働されており市場が形成されている。
さらに、近年、プラスチックの処理にまつわる問題や環境対応が急務となる中、生分解性や資源循環の観点から「バイオプラスチック」が注目を集めている。
本レポートは、Ⅰ編「CO2の直接利用・カーボンリサイクル」とⅡ編「バイオプラスチック」で構成されている。今後の展開を見据えたうえでの
次世代ビジネスにつながるレポートになっている。
CMCリサーチ調査部
■ 世界のCCU・カーボンリサイクル 最新業界レポート
■ 発 刊:2021年9月21日発行
■ 定 価:本体価格 170,000 円(税込 187,000 円)
本体 + CD セット 200,000 円(税込 220,000 円)
■ 体 裁:A4判・並製・275頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-09-5
◆ 基幹物質・化学品・鉱物のビジネス戦略、及び、国内外の年間CO2利用量を調査!
◆ 直接利用の「液化炭酸ガス」と「ドライアイス」、及び「超臨界CO2」の現状と今後は?
◆ メタンとCO2の混合ガスから合成する「ドライリフォーミング(DRM)」の現状と課題!
◆ 中間物質としての「合成ガス」と「メタノール」などの課題、新たな合成方法とは!
◆ 基礎化学品である「オレフィン」、「BTX」の業界分析、開発動向、各国の動向を比較!
◆ 工業的規模で行われている「尿素」および「ポリカーボネート」の各社の戦略とは!
◆ 「メタネーション」、「Power to Gas」に取り組む企業の動向、国内外の業界を分析!
◆ 「炭酸塩」としてCO2有効利用の商業化で進んでいる海外企業のビジネス戦略とは!
◆ 生分解性、非生分解性タイプのバイオプラスチックの生産能力、業界動向を追った!
https://cmcre.com/archives/86153/
【本書の構成および目次概要】
第I編 CO2の直接利用・カーボンリサイクル
第1章 CCUS
1 CO2排出量
2 CCUSとは
3 年間CO2利用量
第2章 炭酸ガス
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 開発動向
第3章 超臨界CO2
1 概要
2 超臨界CO2の適用分野
3 業界分析
4 国内の動向(プラント、システム価格)
5 年間のCO2利用量
6 開発動向
第4章 合成ガス
1 概要
2 業界分析
3 年間CO2利用量
4 開発動向
5 CO
5.1 概要
5.2 業界分析
5.3 開発動向
第5章 メタノール
1 概要
2 業界分析
2.1 MTO用途
2.2 DME(ジメチルエーテル)
2.3 ブレンド・ガソリン
2.4 ホルムアルデヒド
2.5 MTBE
2.6 酢酸
2.7 エネルギーキャリア
3 CO2水素化によるメタノール合成
4 Cu系触媒
5 年間のCO2利用量
6 各種プロジェクト
6.1 BSE Engineering
6.2 MefCO2プロジェクト
6.3 Rotterdamプロジェクト
6.4 FReSMeプロジェクト
6.5 CirclEnergyプロジェクト
6.6 苫小牧市におけるCCS大規模実証試験
7 開発動向
第6章 オレフィン
1 概要
2 プラスチック原料の現状
2.1 石油精製
2.2 ナフサ分解
3 各国の動向
3.1 日本
3.2 中国
3.3 米国
4 業界分析
5 開発動向
第7章 BTX
1 概要
2 業界分析(パラキシレン)
3 NEDO
4 開発動向
第8章 尿素
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 尿素肥料
5 尿素SCRシステム
6 ディーゼルエンジン
7 NEDO
8 開発動向
第9章 ポリカーボネート
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO₂利用量
4 DRC法DPCプロセス
5 NEDO
6 開発動向
第10章 ギ酸
1 概要
2 業界分析
3 エネルギーキャリア
4 年間CO2利用量
5 開発動向
第11章 ポリウレタン
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 ポリウレタン原料
4.1 概要
4.2 ポリウレタン原料の世界市場
4.3 イソシアネート
4.3.1 概要
4.3.2 業界分析
4.3.3 年間のCO2利用量
4.4 ポリオール
4.4.1 概要
4.4.2 業界分析
4.4.3 年間のCO2利用量
5 開発動向
第12章 エタノール
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 バイオエタノールの燃料利用
4.1 概要
4.2 米国
4.3 EU
4.4 中国
4.5 ブラジル
4.6 日本
5 開発動向
第13章 アクリル酸
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 開発動向
第14章 人工光合成
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 NEDO
5 開発動向
第15章 メタネーション
1 概要
2 業界分析(メタネーション)
3 業界分析(Power to Gas)
4 年間のCO2利用量
5 HELMETHプロジェクト
6 jupiter1000プロジェクト
7 開発動向(メタネーション)
8 開発動向(Power to Gas)
第16章 鉱物
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 CCSU研究会
5 T-e Concrete
6 CO2-SUICOM
7 PAdeCS研究会
8 CELBIC研究会
9 NEDO
10 開発動向
第17章 世界のCCU産業
1 概要
2 欧州
3 ドイツ
4 米国
5 中国
第II編 バイオプラスチック
第1章 バイオプラスチックの分類
1 概要
2 世界のバイオプラスチック生産能力
3 生分解性プラスチックの生産能力
4 バイオベース/非生分解性プラスチックの生産能力
第2章 生分解性プラスチック
1 PLA
1.1 概要
1.2 価格
1.3 製造法
1.4 PLAを改質するための添加剤
1.5 一般的な用途
1.6 3Dプリンター向け樹脂用
1.7 業界動向
1.8 企業動向
2 PHA
2.1 概要
2.2 PHA
2.3 P(3HB)
2.4 業界動向
2.5 用途
2.6 生産コストと生産状況
2.7 企業動向
3 PBAT
3.1 概要
3.2 製造法
3.3 用途
3.4 業界動向
3.5 企業動向
4 PBS
4.1 概要
4.2 製造法
4.3 用途
4.4 業界動向
4.5 企業動向
5 でんぷん系
5.1 概要
5.2 製造法
5.3 業界動向
5.4 用途
5.5 企業動向
6 PGA
6.1 概要
6.2 製造法
6.3 縫合糸用途
6.4 再生医療用足場材料
6.5 業界動向
6.6 企業動向
6.7 生分解性プラスチックの用途
第3章 バイオベース/非生分解性プラスチック
1 バイオPET
1.1 概要
1.2 製造法
1.3 バイオPETの種類
1.4 用途
1.5 業界動向
1.6 企業動向
2 バイオPE
2.1 概要
2.2 製造法
2.3 用途
2.4 業界動向
2.5 企業動向
3 バイオPA
3.1 概要
3.2 製造法
3.3 業界動向
3.4 PA11(ポリアミド11)とPA12(ポリアミド12)との比較
3.5 企業動向
4 バイオPTT
4.1 概要
4.2 製造法
4.3 用途
4.4 業界動向
4.5 企業動向
5 PEF
5.1 概要
5.2 製造法
5.3 業界動向
5.4 企業動向
6 バイオPP
6.1 概要
6.2 製造法
6.3 業界動向
6.4 企業動向
7 バイオPU
7.1 概要
7.2 製造法
7.3 業界動向
7.4 企業動向
8 バイオPBT
8.1 概要
8.2 製造法
8.3 用途
8.4 企業動向
9 バイオPMMA
9.1 概要
9.2 製造
9.3 用途
9.4 業界動向
9.5 企業動向
10 酢酸セルロース
10.1 概要
10.2 製造法
10.3 用途
10.4 企業動向
11 木粉などバイオマスと石油由来プラスチックとの複合系
11.1 概要
11.2 Wood Plastic Composite
11.3 竹繊維複合系
11.4 米複合系
11.5 セルロース複合樹脂
11.6 企業動向
第4章 バイオプラスチックの原料
1 1,4-BDO
1.1 概要
1.2 製造法
1.3 利用
1.4 企業動向
2 バイオコハク酸
2.1 概要
2.2 用途
2.3 業界動向
2.4 企業動向
3 ヒマシ油
3.1 概要
3.2 製造法
3.3 用途
3.4 企業動向
4 ウルシオール
4.1 概要
4.2 構造
4.3 企業動向
5 その他木質系材料
5.1 概要
5.2 セルロース
5.2.1 セルロースナノファイバーの製造コスト
5.2.2 セルロースナノファイバーの販売価格
5.2.3 企業動向
5.3 ヘミセルロース
5.4 リグニン
5.5 企業動向
第5章 ゴム
1 概要
2 天然ゴム
3 天然ゴムと合成ゴムの違い
4 天然ゴム
5 天然ゴムの種類
6 合成ゴム
7 合成ゴムの種類
8 イソプレンゴム
8.1 概要
8.2 製造法
8.3 用途
8.4 企業動向
9 EPDM
9.1 概要
9.2 製造法
9.3 用途
9.4 業界動向
9.5 企業動向
10 ブタジエンゴム
10.1 概要
10.2 製造法
10.3 用途
10.4 企業動向
11 ゴムの種類と特長
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◎CMCリサーチ刊行関連書籍のご案内
(1)世界のCCS・CO2分離回収技術 最新業界レポート
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■ 体 裁:A4判・並製・262頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-07-1
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■ 体 裁:A4判・並製・302頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
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CCU & Carbon Recycle
◎刊行に当たって
「液化炭酸ガス」と「ドライアイス」、及び「超臨界CO₂」はCO2を直接利用されている。
炭酸ガスには、炭酸飲料向けの発泡剤や冷蔵庫の冷媒システム、及び自動車などの溶接にも使われる「液化炭酸ガス」と、食品や医薬品の低温輸送に使われる固体の「ドライアイス」がある。「超臨界CO2」は、高機能性溶媒として様々な分野で利用されている。有機合成反応や高分子合成の溶媒や反応剤としても用いられているが化学反応での利用は極めて少ない。
CO2から広く化成品・燃料合成へつなげる中間物質としては、「合成ガス(CO+H2)」や「メタノール」などがある。合成ガスの利点として、合成ガス以降のプロセスが共通技術であることから、最終生成物が用いる原料の種類の影響を受けないことが背景にある。CO2からのメタノール合成反応は、現状商用プラントが数基設立されたが、まだ発展途上の技術である。しかしながら、これら中間物質から「オレフィン(エチレン、プロピレン等)」、「BTX」、燃料等へ転換する技術はある程度確立されている。
CO2から「尿素」および「ポリカーボネート」を合成する反応は既に工業的規模で行われており、なかでも尿素製造が最も多くのCO2が消費されている。一方、CCUによるポリカーボネート製造は旭化成で商用化済みである。
「ギ酸」、「ポリウレタン」は、今後スケールアップに向けた実証研究が行われており、2025年頃には技術が確立され実用化されていく。
CO2から直接「エタノール」を合成する技術は、まだ研究段階である。合成には効率的な触媒開発と反応システム開発が必要とされている。
「人工光合成」は、開発段階である。用途先が幅広く実用化された際には大きな市場となるということで有望視されている。
「メタネーション」は欧州で実用化されている。一方、日本では実証段階であり、実用化にはCO2フリーで安価に調達できる環境が求められている。
「鉱物」では、世界で様々な実証プロジェクトが実施され、商用プラントが稼働されており市場が形成されている。
さらに、近年、プラスチックの処理にまつわる問題や環境対応が急務となる中、生分解性や資源循環の観点から「バイオプラスチック」が注目を集めている。
本レポートは、Ⅰ編「CO2の直接利用・カーボンリサイクル」とⅡ編「バイオプラスチック」で構成されている。今後の展開を見据えたうえでの
次世代ビジネスにつながるレポートになっている。
CMCリサーチ調査部
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■ 発 刊:2021年9月21日発行
■ 定 価:本体価格 170,000 円(税込 187,000 円)
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ISBN 978-4-910581-09-5
◆ 基幹物質・化学品・鉱物のビジネス戦略、及び、国内外の年間CO2利用量を調査!
◆ 直接利用の「液化炭酸ガス」と「ドライアイス」、及び「超臨界CO2」の現状と今後は?
◆ メタンとCO2の混合ガスから合成する「ドライリフォーミング(DRM)」の現状と課題!
◆ 中間物質としての「合成ガス」と「メタノール」などの課題、新たな合成方法とは!
◆ 基礎化学品である「オレフィン」、「BTX」の業界分析、開発動向、各国の動向を比較!
◆ 工業的規模で行われている「尿素」および「ポリカーボネート」の各社の戦略とは!
◆ 「メタネーション」、「Power to Gas」に取り組む企業の動向、国内外の業界を分析!
◆ 「炭酸塩」としてCO2有効利用の商業化で進んでいる海外企業のビジネス戦略とは!
◆ 生分解性、非生分解性タイプのバイオプラスチックの生産能力、業界動向を追った!
https://cmcre.com/archives/86153/
【本書の構成および目次概要】
第I編 CO2の直接利用・カーボンリサイクル
第1章 CCUS
1 CO2排出量
2 CCUSとは
3 年間CO2利用量
第2章 炭酸ガス
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 開発動向
第3章 超臨界CO2
1 概要
2 超臨界CO2の適用分野
3 業界分析
4 国内の動向(プラント、システム価格)
5 年間のCO2利用量
6 開発動向
第4章 合成ガス
1 概要
2 業界分析
3 年間CO2利用量
4 開発動向
5 CO
5.1 概要
5.2 業界分析
5.3 開発動向
第5章 メタノール
1 概要
2 業界分析
2.1 MTO用途
2.2 DME(ジメチルエーテル)
2.3 ブレンド・ガソリン
2.4 ホルムアルデヒド
2.5 MTBE
2.6 酢酸
2.7 エネルギーキャリア
3 CO2水素化によるメタノール合成
4 Cu系触媒
5 年間のCO2利用量
6 各種プロジェクト
6.1 BSE Engineering
6.2 MefCO2プロジェクト
6.3 Rotterdamプロジェクト
6.4 FReSMeプロジェクト
6.5 CirclEnergyプロジェクト
6.6 苫小牧市におけるCCS大規模実証試験
7 開発動向
第6章 オレフィン
1 概要
2 プラスチック原料の現状
2.1 石油精製
2.2 ナフサ分解
3 各国の動向
3.1 日本
3.2 中国
3.3 米国
4 業界分析
5 開発動向
第7章 BTX
1 概要
2 業界分析(パラキシレン)
3 NEDO
4 開発動向
第8章 尿素
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 尿素肥料
5 尿素SCRシステム
6 ディーゼルエンジン
7 NEDO
8 開発動向
第9章 ポリカーボネート
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO₂利用量
4 DRC法DPCプロセス
5 NEDO
6 開発動向
第10章 ギ酸
1 概要
2 業界分析
3 エネルギーキャリア
4 年間CO2利用量
5 開発動向
第11章 ポリウレタン
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 ポリウレタン原料
4.1 概要
4.2 ポリウレタン原料の世界市場
4.3 イソシアネート
4.3.1 概要
4.3.2 業界分析
4.3.3 年間のCO2利用量
4.4 ポリオール
4.4.1 概要
4.4.2 業界分析
4.4.3 年間のCO2利用量
5 開発動向
第12章 エタノール
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 バイオエタノールの燃料利用
4.1 概要
4.2 米国
4.3 EU
4.4 中国
4.5 ブラジル
4.6 日本
5 開発動向
第13章 アクリル酸
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 開発動向
第14章 人工光合成
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 NEDO
5 開発動向
第15章 メタネーション
1 概要
2 業界分析(メタネーション)
3 業界分析(Power to Gas)
4 年間のCO2利用量
5 HELMETHプロジェクト
6 jupiter1000プロジェクト
7 開発動向(メタネーション)
8 開発動向(Power to Gas)
第16章 鉱物
1 概要
2 業界分析
3 年間のCO2利用量
4 CCSU研究会
5 T-e Concrete
6 CO2-SUICOM
7 PAdeCS研究会
8 CELBIC研究会
9 NEDO
10 開発動向
第17章 世界のCCU産業
1 概要
2 欧州
3 ドイツ
4 米国
5 中国
第II編 バイオプラスチック
第1章 バイオプラスチックの分類
1 概要
2 世界のバイオプラスチック生産能力
3 生分解性プラスチックの生産能力
4 バイオベース/非生分解性プラスチックの生産能力
第2章 生分解性プラスチック
1 PLA
1.1 概要
1.2 価格
1.3 製造法
1.4 PLAを改質するための添加剤
1.5 一般的な用途
1.6 3Dプリンター向け樹脂用
1.7 業界動向
1.8 企業動向
2 PHA
2.1 概要
2.2 PHA
2.3 P(3HB)
2.4 業界動向
2.5 用途
2.6 生産コストと生産状況
2.7 企業動向
3 PBAT
3.1 概要
3.2 製造法
3.3 用途
3.4 業界動向
3.5 企業動向
4 PBS
4.1 概要
4.2 製造法
4.3 用途
4.4 業界動向
4.5 企業動向
5 でんぷん系
5.1 概要
5.2 製造法
5.3 業界動向
5.4 用途
5.5 企業動向
6 PGA
6.1 概要
6.2 製造法
6.3 縫合糸用途
6.4 再生医療用足場材料
6.5 業界動向
6.6 企業動向
6.7 生分解性プラスチックの用途
第3章 バイオベース/非生分解性プラスチック
1 バイオPET
1.1 概要
1.2 製造法
1.3 バイオPETの種類
1.4 用途
1.5 業界動向
1.6 企業動向
2 バイオPE
2.1 概要
2.2 製造法
2.3 用途
2.4 業界動向
2.5 企業動向
3 バイオPA
3.1 概要
3.2 製造法
3.3 業界動向
3.4 PA11(ポリアミド11)とPA12(ポリアミド12)との比較
3.5 企業動向
4 バイオPTT
4.1 概要
4.2 製造法
4.3 用途
4.4 業界動向
4.5 企業動向
5 PEF
5.1 概要
5.2 製造法
5.3 業界動向
5.4 企業動向
6 バイオPP
6.1 概要
6.2 製造法
6.3 業界動向
6.4 企業動向
7 バイオPU
7.1 概要
7.2 製造法
7.3 業界動向
7.4 企業動向
8 バイオPBT
8.1 概要
8.2 製造法
8.3 用途
8.4 企業動向
9 バイオPMMA
9.1 概要
9.2 製造
9.3 用途
9.4 業界動向
9.5 企業動向
10 酢酸セルロース
10.1 概要
10.2 製造法
10.3 用途
10.4 企業動向
11 木粉などバイオマスと石油由来プラスチックとの複合系
11.1 概要
11.2 Wood Plastic Composite
11.3 竹繊維複合系
11.4 米複合系
11.5 セルロース複合樹脂
11.6 企業動向
第4章 バイオプラスチックの原料
1 1,4-BDO
1.1 概要
1.2 製造法
1.3 利用
1.4 企業動向
2 バイオコハク酸
2.1 概要
2.2 用途
2.3 業界動向
2.4 企業動向
3 ヒマシ油
3.1 概要
3.2 製造法
3.3 用途
3.4 企業動向
4 ウルシオール
4.1 概要
4.2 構造
4.3 企業動向
5 その他木質系材料
5.1 概要
5.2 セルロース
5.2.1 セルロースナノファイバーの製造コスト
5.2.2 セルロースナノファイバーの販売価格
5.2.3 企業動向
5.3 ヘミセルロース
5.4 リグニン
5.5 企業動向
第5章 ゴム
1 概要
2 天然ゴム
3 天然ゴムと合成ゴムの違い
4 天然ゴム
5 天然ゴムの種類
6 合成ゴム
7 合成ゴムの種類
8 イソプレンゴム
8.1 概要
8.2 製造法
8.3 用途
8.4 企業動向
9 EPDM
9.1 概要
9.2 製造法
9.3 用途
9.4 業界動向
9.5 企業動向
10 ブタジエンゴム
10.1 概要
10.2 製造法
10.3 用途
10.4 企業動向
11 ゴムの種類と特長
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