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株式会社朝日新聞出版
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「夜のパン屋さん」「ビッグイシュー」などで話題!料理研究家・枝元なほみさんがフードロス問題を身近に感じ、生活に取り入れられるちょっとしたアイデアを紹介する『捨てない未来』が10月7日発売!

京都 大学准教授・藤原辰史さんとの対談も 掲載/10月15日~31日に東京・代官山 蔦屋書店で出版記念フェア「捨てない未来と美味しい未来」を開催。15、16日は「夜のパン屋さん」特別出店も !

株式会社朝日新聞出版

株式会社朝日新聞出版(本社:中央区築地)は、農業生産者の支援や「夜のパン屋さん」「ビッグイシュー」など、「フードロス×飢餓ゼロ」に奔走する人気料理研究家の枝元なほみさんの新刊『捨てない未来――キッチンから、ゆるく、おいしく、フードロスを打ち返す』を、2022年10月16日(日)の世界食糧デーをひかえた10月7日(金)に発売します。京都大学人文科学研究所准教授の藤原辰史さんとの対談で考えを深め、なかなか使いきれない食材のおいしくて楽しい食べ方・保存法なども紹介している本書は、深刻な問題を神経質になりすぎずに、日々の暮らしの考え方が変わる一つのきっかけになればという想いで書き上げた一冊です。また、同月16日(日)は、枝元さんが心血を注ぐ活動の一つ、売れ残ってしまいそうなパンを様々なパン屋さんから預かって販売する「夜のパン屋さん」の2周年でもあります。東京・代官山 蔦屋書店では、周年と新刊発売を記念し、10月15日よりフェアを開催します。

常に新しくて美味しいものを、たっぷりたくさん、そしてなるべく安く買えることが豊かさだという価値観は、私たちの食に対する感覚を麻痺させ、未来まで食べ散らかしてしまうことになる――。予想もしなかったパンデミックや戦争が、たちまち世界に食糧危機や先々の食への不安という形で多大な影響を与えるさまを目の当たりにし、枝元なほみさんは、こうした食への価値観を放置することを、これまで以上に危惧しています。 

また、自身が料理研究家として仕事をするなかで、かつては「食べる」目的ではなく、通常何日もかけて使う量の食材を1日で使い切るという体験をしてきたことをふまえ、自身がこの問題に取り組む意味を感じています。

本書は、三つのパートから構成されています。

(1)フードロス問題について考える
枝元さんが、フードロス問題への考え方、そして「愛」を持って食べ物とかかわることへの想いを語ります。友人の小さなレストランで働きながら劇団員をしていた貧しくつつましやかな生活のなかで、自然と日々の“食べること”について考えることになったエピソードから、『ビッグイシュー』の販売員の方々とも協力しながらの「夜のパン屋さん」や、規格外で販売できない野菜に目を向け農業生産者の支援につなげている「一般社団法人むかご」など、「フードロス×飢餓ゼロ」を目標に掲げて活動するに至った現在までを振り返ります。

(2)ロスを打ち返すキッチン
なかなか使いきれない白菜やキャベツ、ニンジン、香味野菜やスパイス、普段は捨ててしまう、野菜の皮やしっぽ、だしを取った後の昆布などの調理法や保存法を紹介。「捨てちゃダメだ」「無駄にしてはいけない」と神経質にならずに、「おもしろそう」「おいしそう」だから試してみようかな、と一歩踏み出すヒントがあります。

(3)京大准教授・藤原辰史さんとの対談
藤原さんは『ナチスのキッチン――「食べること」の環境史』(水声社/決定版=共和国)などで知られる農業史と環境史の専門家。歴史的な観点から見た、なぜ大量に食べ物を余らせ、そのことに罪悪感をおぼえなくなってしまったのかという問いについて、食べ物の扱いと人の扱いの共通性、戦時中に唱えられる質素な食生活への美徳と、フードロス解決への考え方との危険な関係などを語り合います。

この三つのパートが、入れ代わり立ち代わり登場するのは、過去・現在・未来、広い世界・自分の半径数メートルの世界など、目線をくるくる動かしながら考えていただけたら、という想いからです。

「捨てることが前提のシステムが持つ息苦しさは、常に値踏みされ競わされる私たちの苦しさのようにも思えてきました」と言う枝元さん。
「食べ物の扱い方を見ると、その時代の人間の扱い方が見えてくる」と語る藤原さん。

これ以上、未来を食べ散らかしてしまわないように、未来を捨てないために、まずは、「フーロドス」について、ちょっと知って、ちょっと考えてみませんか。

<代官山 蔦屋書店で「捨てない未来とおいしい未来」フェア開催!>
また、東京・代官山 蔦屋書店(3号館1階 料理フロア)では、世界食糧デーに合わせて、2022年10月15日(土)~31日(月)に本書の出版記念「捨てない未来とおいしい未来」フェアを開催。本書の出版記念、夜のパン屋さん2周年記念の紹介、枝元さんの既刊の著書や「チームむかご」の商品の販売を予定しています。フェア初日の10月15、16日には、夜のパン屋さんも特別出店します。本をご購入の方には、枝元さん手製の栞をプレゼント(無くなり次第終了)。詳しくは、下記URLをご覧ください。

●イベント概要
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/cooking/29325-1056351006.html

<もくじ>
■第1章 小さな台所と社会システム
・枝元なほみ×藤原辰史対談1「女に押し付けられるものがある?」
・ロスを打ち返すキッチン1
・フードロスについて考えてきたこと

■第2章 右肩上がりの坂をパタンと倒す
・枝元なほみ×藤原辰史対談2「奪い合うパイは地球にはもうない」
・ロスを打ち返すキッチン2

■第3章 根本に「愛」のようなものがあれば
・システムを内部から分解していく人たち 
・枝元なほみ×藤原辰史対談3 「『里芋の皮、揚げると意外にうまいね』の世界」

朝日新聞出版 写真映像部 松永卓也朝日新聞出版 写真映像部 松永卓也

<著者プロフィール>
枝元なほみ (えだもと・なほみ)

横浜市生まれ。劇団の役者兼料理主任、無国籍レストランのシェフなどを経て、料理研究家としてテレビや雑誌などで活躍をつづける。一方で、農業支援活動団体である一般社団法人「チームむかご」を立ち上げたり、NPO法人「ビッグイシュー基金」の理事共同代表も務め、雑誌「ビッグイシュー日本版」では連載も。2020年に、フードロスと貧困問題の解決にチャレンジするため、営業時間終了直前に売り切れなかったパンを引き取って、同雑誌の販売員や、そのほか仕事がない人たちが販売する仕組みを実践する「夜のパン屋さん」をスタートする。また、子どもたちの給食を有機食材にするための活動にも心血を注いでいる。著書は『枝元なほみのリアル朝ごはん――毎朝、こんなの食べてます。』(海竜社)など多数。


『捨てない未来――キッチンから、ゆるく、おいしく、フードロスを打ち返す』
定価:1980円(本体1800円+税10%)
発売日:2022年10月7日(金曜日)
https://www.amazon.co.jp/dp/402331966X

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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区築地5-3-2
電話番号
03-5541-8757
代表者名
市村 友一
上場
未上場
資本金
8000万円
設立
2008年04月
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