新船「箱根遊船 SORAKAZE(そらかぜ)」本日2/23(金祝)「富士山の日」より運航開始

~就航記念便の船長は青山学院大学陸上競技部 原晋監督~SORAKAZE盛り上げ作戦名は【四季折々大作戦】

富士急行

富士急グループの箱根遊船株式会社(神奈川県箱根町)は、箱根芦ノ湖にて、「富士山の日」にあたる本日2024年2月23日(金・祝)に、新船「箱根遊船 SORAKAZE(そらかぜ)」の運航を開始いたしました。

WEBサイト:https://www.hakone-yuransen.jp/

 就航記念イベントには、本年の箱根駅伝で2年ぶり7度目の総合優勝を果たした青山学院大学陸上競技部の原晋監督が特別ゲストとして登場。イベント終了後、原晋監督が記念すべき就航便の船長として「SORAKAZE」に乗船し、「全日本女子チア部☆AJO」によるチアパフォーマンスと、原晋監督の出発の合図とともにSORAKAZEは出航、約150名のお客様が乗船し記念すべき初クルージングを迎えました。「箱根遊船 SORAKAZE」に乗った原監督は「箱根の素晴らしい景色を360度パノラマで体験できリラックスできる。ゆりかごの椅子でワインでも飲んだらいい時間が過ごせそう。ぜひ皆さんにも乗船いただきたい」と興奮冷めやらぬ様子でお話されました。

「箱根遊船 SORAKAZE」は、四季折々の表情を見せる芦ノ湖の景色を楽しむ、「箱根を遊ぶ船」として登場しました。デザインは、JR西日本グループの高速船「SEA SPICA」や特急列車「WEST EXPRESS 銀河」を手がけた川西康之氏によるもので、「箱根・芦ノ湖に浮かぶ緑の公園」をコンセプトとしています。

 天然芝を敷き詰めた屋外デッキや、船尾に天然の蔦(ツタ)を這わせるなどの「緑化デザイン」は、まさに「湖の浮かぶ緑の公園」。(※船尾の蔦は、4月上旬に植栽予定)。船体外側の水引風デザインは、船上から望む「箱根関所」や「箱根神社の平和の鳥居」という、富士山と芦ノ湖の自然と風景に調和した和の装いです。富士山や箱根の雄大な景色、パワースポットである「箱根神社」や湖畔の町並みなど、海外からの観光客にも人気が高い「箱根・芦ノ湖」に登場した「箱根遊船 SORAKAZE」にご注目ください。


青山学院大学陸上競技部 原晋監督をゲストにお呼びし、就航記念イベントを行いました。

 本日10時40分より箱根遊船元箱根港で行われたイベントには、青山学院大学陸上競技部 原晋監督がゲストとして登場。「全日本女子チア部☆AJO」によるチアパフォーマンスも繰り広げられ、会場を盛り上げました。イベント終了後、原晋監督は就航便の船長として約150名のお客様と一緒に「SORAKAZE」に乗船し、原晋監督の出発の合図と「全日本女子チア部☆AJO」のチアパフォーマンスとともに出航。記念すべき初クルージングを迎えました。「箱根遊船 SORAKAZE」に乗った原監督のコメントは以下の通りです。

「箱根の素晴らしい景色を360度パノラマで体験できリラックスできる。ゆりかごの椅子でワインでも飲んだらいい時間が過ごせそう。富士山型のソファーや、和をイメージした畳など、心を落ち着けながら癒しの旅が堪能できる。デッキには芝生も敷かれ、さまざまな楽しみ方ができる素晴らしい船。貸切ってパーティーもできたら素敵ですね。ぜひ皆さんにも乗船いただきたい。」また箱根駅伝では“負けてたまるか大作戦”が話題となったが、SORAKAZEを盛り上げるための作戦名を付けるとするとという質問に「春は桜、夏は芦ノ湖で夏風を感じ、秋は素晴らしい紅葉、冬は富士山と絶景を楽しめる、四季を感じられる船。名付けて【四季折々大作戦】」とお話いただきました。


「箱根遊船 SORAKAZE」 とは

 富士山や山々の大自然が広がる箱根・芦ノ湖の旅を、空と風と一体になって楽しんでいただきたいという想いを込めて、“箱根を遊ぶ船”「箱根遊船 SORAKAZE 」と名付けました。天然芝を敷き詰めた屋外デッキ、天然の蔦(ツタ)を這わせる船尾など環境に調和する「緑化デザイン」であるほか、船体外側に施した水引風デザインは、和の装いと富士山や山々の大自然、船上から見える箱根神社の平和の鳥居という、富士山と芦ノ湖の自然と風景に調和する和の装いです。(※船尾の蔦は、4月上旬に植栽予定)

 船内の椅子やテーブルにはふんだんに木材を使用しており、木の質感を生かしたあたたかみのある居心地のよい空間が広がります。また、伝統工芸である箱根寄木細工をモチーフにした床面、麻の葉をもとにした箱根寄木細工の文様「六角麻の葉」を装飾に取り入れるなど、箱根地域の特性を生かしたインテリアとなっています。

<屋外デッキ>

 3階「KAZEデッキ」は、天然芝を敷き詰めたエリアや、“ブランコふう”ベンチ、富士山型のデッキが登場し、大自然の中で風を感じながら船旅を楽しめる、まさに“湖に浮かぶ緑の公園”を象徴する空間です。4月上旬に、船尾に天然の蔦(ツタ)を這わせる予定です。また芝も春先から緑づく予定です。

 最上階の4階「SORAデッキ」には神社の境内をイメージした玉砂利デザインの飛び石や、富士山モチーフのモニュメントがあります。

<船内>

 靴を脱いで大きな窓越しに操舵室を見ることができるキッズスペースや、畳を敷いた小上がりスペース、ハンギングチェアや赤富士をイメージしたセンターソファ席、湖を見つめながらゆっくりと過ごすことのできるカウンター席などさまざまなタイプの席をご用意しました。お好みの席を選ぶ楽しみも「箱根遊船 SORAKAZE」の魅力のひとつです。

 また、赤富士をイメージしたセンターソファ席をはじめ、テーブルの形状や天井のライト周りのミラーなど、いたるところに富士山型のモチーフをちりばめています。船内散策の際に、探すのもおすすめです。

 船内1階はバリアフリー化し、車いすスペースや多目的トイレを設置しました。すべてのお客さまに快適に過ごしていただけるよう、さまざまな面から「SDGs(持続可能な開発目標)」を意識しています。ベビーカーや車いすをご利用のお客さまが移動しやすいよう、ゆったりとしたスペースとなっています。

<ショップ>

 船内1階のショップでは、オリジナル飲食メニューとお土産を取り揃えます。“ちょこっと”かわいい富士山型のチョコレートをトッピングした3種のジェラート、緑をイメージしたミントたっぷりの「SORAKAZEモヒート(ノンアルコール)」、“芦ノ湖ブルー”をイメージした「芦ノ湖リフレクションソーダ」など、写真映えするメニューをお楽しみいただけます。

また、クリアボトルに入ったミニフジヤマクッキー、船と水引デザインがかわいいミックスキャンディーや、水引で富士山を象った根付など、SORAKAZEならではのオリジナルグッズを販売いたします。

「箱根遊船 SORAKAZE」は、富士急ハイランドはじめ、ホテルや観光列車など、さまざまなアミューズメントを通して「喜び・感動」を提供してきた富士急グループがお届けする、エンターテインメント性と自然を大切にする想いを兼ね備えた、富士急グループならではの観光船です。


「箱根遊船 SORAKAZE」 のSDGsと、箱根エリアのさらなる発展について

 富士急グループは、ESG経営を実施し、事業を通じて社会的な問題を解決することで、地域社会の発展と国際目標「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に取り組んでおります。「箱根遊船 SORAKAZE」は、既存船「はこね丸」を大幅に改装することで再活用を図ります。天然芝や蔦(ツタ)を取り入れた「緑化デザイン」は、環境に配慮し、富士山の自然との共生を大切にしながら事業推進する富士急グループらしさを表しています。また、赤色と金色をアクセントに、鶴や結び目をモチーフにした水引風デザインを施すなど、日本文化や地域性をデザインに取り入れ、日本文化の振興にも寄与いたします。また、船内1階に、車椅子の方にお座りいただけるソファスペースや多目的トイレを設置するなど、すべてのお客さまに快適に過ごしていただけるようバリアフリー化しました。

 箱根・芦ノ湖は、当グループの既存の事業エリアとする山梨県富士五湖~静岡県十国峠・熱海エリアの中間地点に位置します。当グループは伊豆箱根鉄道株式会社より遊覧船事業の譲渡を受け、2023年3月から芦ノ湖で事業を展開しています。新船就航を機に、富士五湖~芦ノ湖~静岡県十国峠・熱海エリアの一体となったさらなる観光需要を創出していくとともに、事業存続・雇用を維持し、箱根エリアの魅力の再生・発展のため、地域と一体となった取り組みを進めてまいります。

富士急グループのSDGsの取り組み

富士急グループは、ESG経営を実践し、事業を通じて社会的な課題を解決することで、

地域社会の発展と国際目標「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に取り組んでおり、ESG・SDGsの取り組み方針として「富士山エリアを『リゾートシティ』とする、持続可能な地域社会を実現する」ことを目指しております。


「箱根遊船 SORAKAZE」概要

就航日 

2024年2月23日(金・祝)「富士山の日」

運航ルート 

箱根関所跡港~元箱根港~箱根園港~箱根関所跡港(約11.4km)

※各港で乗船・下船ができます。※現在湖尻港は営業を休止しています。

運航時間 

9:20~16:30

※1日11便。季節、気象条件により運航状況が変更になる場合があります。

乗船料 

周遊航路(往復)

大人(中学生以上)1,800円

小人(小学生)900円

※片道料金や区間料金もあります。詳しくはWEBサイトをご確認ください。

所要時間 

周遊航路 約40分

船体情報

・全長27.5メートル

・全幅11.6メートル

・総トン数約265トン

・速力11ノット(時速約20km)

・定員550名


「箱根遊船 SORAKAZE」 デザイナーについて

株式会社イチバンセン一級建築士事務所 川西 康之

<経歴>

1976年(昭和51年)奈良県磯城郡川西町生まれ

千葉大学 大学院 自然科学研究科デザイン科学(建築系)博士前期課程修了

デンマーク王立芸術アカデミー建築学科 招待学生

 Det Kongelige Danske Kunstakademis Skoler for Arkitektur

 The Royal Danish Academy of Fine arts, school of Architecture

オランダ DRFTWD office Amsterdam 勤務

文化庁派遣新進芸術家制度にて、SNCF-AREP フランス国有鉄道交通拠点整備研究所 勤務

株式会社栗生総合計画事務所 勤務

CUT (Chiba University Team) 共同主宰

グッドデザイン賞 審査員 兼 フォーカスイシューディレクター

以上を経て、下記が現職

株式会社イチバンセン ICHIBANSEN / nextstations 一級建築士事務所 代表取締役

 グッドデザイン賞 審査員

 

就航にむけてのメッセージ

ー 芦ノ湖に浮かぶ緑の公園、箱根遊船 SORAKAZE ー

初めまして。新しい芦ノ湖の旅が始まります。

富士急グループは、自然を大切にします。箱根遊船SORAKAZEの初めましての自己紹介に代えて、下記3点に留意しながら、芦ノ湖に浮かぶ緑の公園を創りました。

1.楽しい遊びの喜びを追求すること。

2.ここにしかない感動を追求すること。

3.富士と芦ノ湖の自然と風景を尊重すること。

私たちデザイナーは、お客様と事業主それぞれの立場を理解して翻訳し、優先順位に従ってモノとコトを整える立場です。私たちは芦ノ湖を訪問されるお客様のニーズを翻訳し、富士急グループの想いを代弁して、作業を進めました。

芦ノ湖の環境を守るため、本物の天然芝や木材・石を使用した船内にしました。ブランコふうベンチなど様々な居場所をバラエティ豊かに揃え、船内の回遊性を高めて、船全体が小さな公園や広場の集合体にしました。乗船するたびに新しい感動とお客様お気に入りの居場所を発見して頂ければ嬉しいです。

デザイン統括

株式会社イチバンセン一級建築士事務所

代表取締役 川西 康之


【箱根遊船 営業情報】

アクセス  

車/

箱根湯本温泉から箱根新道経由で約30分

東名御殿場ICから乙女峠、芦ノ湖経由で約50分

電車/

小田原駅から伊豆箱根バスで約50分

箱根湯本駅から伊豆箱根バスで約35分

お問合せ

箱根遊船株式会社(元箱根営業所)

住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根45-3

TEL:0460-83-6351  

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旅行・観光自然・天気
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会社概要

富士急行株式会社

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URL
http://www.fujikyu.co.jp/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
山梨県富士吉田市新西原5-2-1
電話番号
0555-22-7111
代表者名
堀内光一郎
上場
東証プライム
資本金
91億円
設立
1926年09月