共創型プラットフォーム「みんなのエシカルフードラボ」「RSPO認証」企画の調査結果、RSPO認証は"理解することで共感につながる"
―生活者の購買意向向上を確認、認証価値を伝えるコミュニケーションの重要性が明らかに―
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン、サラヤ株式会社、太陽油脂株式会社は、共創型プラットフォーム「みんなのエシカルフードラボ」において、2026年6月17日(水)から6月30日(火)まで湘南T-SITEで開催した「RSPO認証」企画のアンケート調査結果を公開いたします。

本調査では、持続可能なパーム油の国際認証制度である「RSPO認証」について、生活者がどのように受け止め、商品への印象や購買意向にどのような変化が生まれたのかを検証しました。
その結果、RSPO認証の認知はまだ限定的である一方、その取り組み内容や意義を理解することで共感や購入意向が大きく高まることが明らかとなりました。
また、「環境や社会への貢献」と「品質・価格・使いやすさ」といった商品価値を両立して伝えることが、生活者に選ばれる商品づくりにつながることも示唆されました。
調査概要
・調査目的:「RSPO認証」及び「RSPO認証付き商品」について情報発信し、
RSPO認証商品に対する認知・共感及び、「RSPO認証」ラベルのある商品に対する消費者価値を把握
・調査方法:湘南T-SITEの該当コーナーをご覧になられているお客様へお声がけを行い、
紙で回収
・調査期間:2026年6月20日(土)21日(日)29日(月)
・有効回答数:131名(女性77.7%/男性20.8%/無回答 1.5%)
調査結果抜粋
RSPO認証の認知率は限定的
エシカル商品への関心や購入経験を持つ生活者は一定数存在した一方で、RSPO認証マークおよびRSPO認証制度そのものの認知率は限定的であり、多くの生活者にとってRSPO認証はまだ十分に知られていないことが確認されました。

認証の取り組み内容を知ることで共感が高まる
一方で、RSPO認証の取り組み内容や意義について説明した後では、理解度・共感度ともに高い評価が得られました。

自由回答では、「環境保護につながるなら選びたい」「知らなかったが、とても良い取り組みだと思う」「森林や野生動物を守ることにつながるなら購入したい」など、森林破壊防止や生物多様性保全、持続可能な社会づくりへの共感が多く寄せられ、「商品を購入することで環境や社会に貢献できる」という認識につながっていることがうかがえました。

RSPO認証を理解することで商品への印象・購入意向にも好影響
RSPO認証に関する理解を深めることで、対象商品の印象や購入意向は向上する結果となりました。
自由回答では、「安心して購入できる」「環境に配慮した商品を選びたい」「自分の買い物が社会貢献につながるなら嬉しい」など、認証を理解した生活者ほど、今回販売しているRSPO認証付きの商品を積極的に選びたいという前向きな意識が見られました。

RSPO認証商品の共感ポイントは「将来の地球環境を守る」
RSPO認証商品に対する共感ポイントとしては、全ての要素を包含する「将来の地球環境を守る」が最も高く、またRSPO認証の取り組み内容や意義を理解したことにより、認知向上だけでなく、RSPO認証付き商品の購買にもポジティブな影響を与えることがわかりました。

商品価値と社会的価値の両立が重要
今回の調査結果から、RSPO認証商品の普及には、「環境や社会への貢献」という社会的価値だけでなく、「品質・価格・使いやすさ」といった商品価値とあわせて訴求することが重要であることが分かりました。

また、認証マークだけでは十分に価値は伝わらず、「この商品を選ぶことが森林保全や持続可能な未来につながる」という具体的なストーリーを店頭やパッケージなどで分かりやすく伝えることが、認知拡大と購買促進につながることも示唆されました。
さらに今回の結果は、生活者へのサステナビリティコミュニケーションのあり方だけでなく、メーカーや小売事業者にとっても、環境配慮型商品の価値を生活者へ適切に伝えることで、商品価値を高め、選ばれる商品づくりにつなげられる可能性を示す結果となりました。
みんなのエシカルフードラボは今後も、「食」を起点とした暮らしのサステナビリティをライフスタイルとして提案するとともに、企業・団体・生活者との共創を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

RSPO認証について
RSPO認証とは、熱帯林や野生生物、人権などに配慮しながら生産された持続可能なパーム油の国際認証制度です。この制度は、2004年に発足した「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」のもとで策定・運用されています。RSPOは、WWFの呼びかけをきっかけに、パーム油産業に関わる企業や団体の協議によって設立された組織です。多様な関係者が参加して基準を定め、その基準に基づきパーム油の持続可能性を認証しています。
「みんなのエシカルフードラボ」は、2021年よりスタートした共創型プラットフォームです。
“持続可能な食”という社会課題に対し、生活者、メーカー、小売、団体など、業界を超えた多様なステークホルダーとともに、「エシカルな食の選択」を社会に広げる取り組みを行っています。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社について
CCCは「カルチュア・インフラをつくっていくカンパニー。」をミッションに、知的資本で課題解決するソリューション事業、連携で価値と機会を生むコンサルティング事業、価値提供と知的資本を蓄積するリテール&スタイル事業などを展開。https://www.ccc.co.jp/
WWFについて
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年に設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止などの活動を行なっています。 https://www.wwf.or.jp
サラヤ株式会社について
「衛生」「環境」「健康」の3つのキーワードを事業の柱とし、より豊かで実りある社会の実現を目指しています。1952年の創業より、一般家庭からプロの現場まで、各種洗浄・消毒剤および食品などの製品とサービスを開発・提供しています。https://www.saraya.com/
太陽油脂株式会社について
創業107年。環境と人にやさしい製品づくりを目指し、石けんや化粧品、食品用油脂などの開発・製造・販売を行っています。 https://taiyo-yushi.co.jp/
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