『運河と環境(保全)』~発展の歴史と環境から運河の未来を探る~「ひょうご・おたる運河調査隊!2023」を開催!
2023年7月28日(金)・29日(土)・30日(日)2泊3日 開催【場所】兵庫運河
公式HP:https://sun-tv.co.jp/canal-survey
【企画趣旨】
港町として栄えてきた小樽と神戸。街の発展を支えてきたのは『運河』でした。『運河』とは、水利、灌漑、排水、給水、船舶の航行などのために、陸地を掘って造られた人工的な水路のことです。運河のおかげで街が栄え、海と人間の生活が密接に結びついた反面、そのせいで運河の水が汚れ、生態系が壊れてしまった歴史があります。それぞれの文化・歴史、現在の生態系や環境への取組を学びながら、運河・ベイエリアをどうやって持続させ活性化するかのアイデアや活用方法を考えるため調査します。
今回のイベントでは、4つのポイントで両運河を比較しながら学んでいきます。
1.運河の環境調査(底質・水質)
かつてヘドロがたまり、水が汚れ、生物がすめる環境ではなかった『運河』。
環境改善が進む兵庫運河と、環境改善への挑戦が続く小樽運河について学ぶ。
2.運河の生物調査(プランクトン・動植物)
再生した兵庫運河の生態系と小樽運河の現状の違いについて学ぶ。近隣の生態系にも触れながら地域性を学ぶ。
3.藻場の再生
Jブルークレジットとして認証されるほど、藻場の育成に成功している兵庫運河を観察し、小樽運河への汎用性を考えながら比較する。小樽では自然の藻場(コンブ)の観察も行う。
4.運河の未来活用と未来のまちづくり・観光
兵庫から「環境」、小樽から「観光」、各地域の優れた点を相互に汎用させながら未来への活用性を考える。
<イベント概要>
名称 | ひょうご・おたる運河調査隊!2023 |
日程 | 2023年7月28日(金)~2023年7月30日(日)【2泊3日】(兵庫編) |
会場 | 兵庫運河(兵庫県神戸市) |
アクセス | 神戸市営地下鉄海岸線「中央市場前駅」から徒歩1分 |
プログラム 概要 | 兵庫編として兵庫運河を舞台に環境(底質・水質)調査や生物(プランクトン・動植物)調査を実施。また、未来への活用方法を考えます。 【7月28日(金)】 14:00 伊丹空港着(北海道側の参加者のみ) 15:30 ホテル集合(兵庫側) 15:40 アイスブレーキング・チームビルディング 16:10 【プログラム1】スケジュール行程と海に関する基礎講座 17:30 夕食/兵庫と小樽の食を味わう 19:30 ホテルの各部屋へ 20:00 風呂&就寝 【7月29日(土)】 8:00 起床・朝食 9:00 【プログラム2】兵庫運河の歴史と現状 11:00 【プログラム3】いきもの調査(アサリ採取、タッチプール) 【プログラム4】底質・水質調査(採水・採泥・プランクトン調査) 12:30 昼食@北の椅子と(シラス丼) 13:30 【プログラム5】運河でSUP体験&生態観察 【プログラム6】あさりによる水質浄化実験 タッチプールで生態系を学ぶ 17:00 体験終了 18:30 ホテル着&夕食 20:30 まとめ&翌日について 21:00 風呂&就寝 【7月30日(日)】 8:00 起床・朝食 9:00 【プログラム7】未来の運河・海に活用?最新技術を学ぶ (アミノ酸コンクリート) 12:00 昼食 13:00 【プログラム8】みんなで考える未来の兵庫運河ワークショップ 15:00 【プログラム9】小樽運河に向けた課題設定 終了式 15:30 バス出発(神戸空港へ) 16:00 神戸空港着(北海道側) |
参加者 | 小学校5・6年生 計40名(兵庫県在住20名/北海道在住20名) ※応募受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。 |
講師 | 中西 敬(なかにし たかし)徳島大学環境防災研究センター客員教授 |
<団体概要>
団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクトinひょうご
活動内容:海への興味・関心喚起を目的とした取組や、海洋ごみ問題の啓発・削減を目的とした取組
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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