Martin Parrの写真展が虎ノ門のart cruise galleryで開催。写真集『FASHION Faux PARR』より16作品をアジア圏内で初お披露目
マーティン・パーによる“ファッション・フォトグラフィー”に特化した写真展。会期は2024年5月3日(金)より。
株式会社ベイクルーズ(本社: 東京都渋谷区、取締役CEO: 杉村 茂)が運営するアートギャラリー 「art cruise gallery by Baycrew’s(アート クルーズ ギャラリー バイ ベイクルーズ、以下art cruise gallery)の第2回展示として『FASHION Faux PARR(ファッション フォー パー)』を5月3日(金)より開催します。
1952年、イギリスで生まれたMartin Parr(以下、Parr)は現在活躍しているドキュメンタリー・ フォトグラファーの中で最も有名な1人です。1974年より写真集の刊行をスタートしており、 2024年現在、その数は120冊以上に及んでいます。イギリス人らしいユーモラスかつ、シニカルな視点で切り取るスナップショットで知られており、手がけてきた作品はニューヨークの近代美術館をはじめパリ、ロンドン、東京の各美術館にコレクションされています。
鮮烈なカラーとユニークなコンポジション、卓越した洞察力で社会・経済・文化の“今”をフィルムに焼き付け続けるParrは、プライベートワークのみでなく、数々のコミッションワークも発表しています。1980年代以来、ファッション雑誌やオートクチュール、メゾンからのラブコールは絶えることなく、〈GUCCI/グッチ〉などの世界的なブランドや各国版『Vogue』のエディトリアルなどで商業写真の古典的な規範を覆してきました。
そんなParrのファッション・フォトグラフィーに特化した初の書籍が、本展でフォーカスする 『FASHION Faux PARR』です。
本書は、Parrのファッションに対する極めて独創的な視点を紐解こうと試みた唯一の写真集であり、プライベートワークとコミッションワーク──『Vogue』をはじめとする世界的なファッション誌に掲載されたエディトリアルの一部を収録しています。そのほか、ファッションイベントの舞台裏で捉えたドキュメンタリー・フォトから業界のアイコンのポートレートまで、収録された250点以上のカラー写真の多くは未発表作品となります。以下の言葉は、2005年に編集された『Fashion Magazine(出版 Magnum/写真・編 Martin Parr)』の序文から抜粋したもので、Parrのファッション・フォトグラフィーの考え方が端的に表現されています。
“Some of the shoots feature models, some are people who were cast in the street, sometimes you cannot tell the difference. Some shoots resemble documentary, some look more like fashion, they can even look like art. What is exciting is that it is difficult to tell the difference.The traditional boundaries of these worlds are slipping away and I am enjoying exploring these new fusions."
(モデルを起用した撮影もあれば、街で見かけた人を起用した撮影もあります。ドキュメンタリーのような撮影もあれば、ファッションのような撮影もあり、それらはアートのように見えることさえあります。エキサイティングなのは、その違いを見分けるのが難しいことです。これまでファッション、アート、ドキュメンタリーを隔てていた慣習的な境界線はなくなりつつあり、私はこれらの融合を探求することを楽しんでいます)
当展の狙いは、ファッションを物質的なものではなく、概念や現象として捉えるParrの展示を、アパレルの生産・販売を主戦場とする我々が開催することにあります。これはParrの(皮肉めいた)表現に我々が加担することを意味しており、BAYCREW'Sからのファッションに対する問いかけでもあります。Parr自身のセレクトと当ギャラリーのセレクトを織り交ぜた全16点の作品を通して、“ファッション”について再考する機会となれば幸いです。
なお、『FASHION Faux PARR』を引っ提げたParrの写真展は現在、世界中で開催が予定されていますが、アジア圏内では虎ノ門の〈art cruise gallery〉が初のお披露目となります。全ての作品はご購入も可能です。写真集『FASHION Faux PARR』はギャラリー内および、BAYCREW'Sのオンラインストア(https://baycrews.jp/)でも販売いたします。そのほか、Parrの作品をプリントした物販も予定しています。
クリエイティブディレクターのおおうちおさむ氏による会場デザインも必見です。
皆様のご来場を心よりお待ちしています。
※ 画像のお取り扱いに関しまして、以下の点をご留意くださいますと幸いです。
①Parr氏作品の単体カットをご希望の場合は「メディア関係者向け情報」に記載の担当までお問い合わせください。
②ご掲載の際、作品写真をご利用になる場合は必ず以下のクレジットを記事内にご記載ください。[© Martin Parr / Magnum Photos]
ご掲載の際、書籍写真をご利用になる場合は必ず以下のクレジットを記事内にご記載ください。[Fashion Faux Parr. Martin Parr. With essays by Patrick Grant and Tabitha Simmons. Phaidon]
③画像ファイルはご使用後、破棄いただけますと幸いです。
開催概要
作家名:Martin Parr(マーティン・パー)
展示会名:FASHION Faux PARR
読み:ファッション フォー パー
会期:2024年5月3日(金)〜2024年6月16日(日)
場所:art cruise gallery by Baycrew’s
東京都港区虎ノ門2-6-3
虎ノ門ヒルズ ステーションタワ ー3F SELECT by BAYCREW’S 内
【レセプション日時】
2024年5月8日(水) 17:00-19:30
art cruise gallery by Baycrew's 概要
〈art cruise gallery by Baycrew’s(アートクルーズギャラリー バイ ベイクルーズ)〉は、ライフ スタイルの中でいずれも必要不可欠である、アートとファッションが交差する場。 有形無形、古今東西を問わず、BAYCREW’Sならではのクロスジャンルな視点によるキュレーシ ョンで、普遍的な美しさを秘めた作品・作家を取り上げ、世に伝えていきます。 展示ごとに変化していく空間デザインは、アーティストたちの世界観を具現化することを目的と しています。鑑賞方法を限定しないことで作品同士に無限のリレーションを生み、鑑賞者の主体 性と感性が空間を無限に拡張していきます。
会社概要
【株式会社ベイクルーズ】
設立 :1977年7月22日
代表取締役会長 :窪田 祐
取締役CEO :杉村 茂
本社所在地 :東京都渋谷区渋谷1-23-21
事業内容 :レディース・メンズのトータルファッションの企画・製造・販売
直営店の運営、飲食店の運営、インターネット通販サイトの運営
及び家具の販売
グループ会社 :株式会社LADUREE JAPON、株式会社WILL WORKS、
株式会社ル・プチメック
HP :http://www.baycrews.co.jp/
店舗概要
【art cruise gallery by Baycrew's】
所在地:東京都港区虎ノ門2-6-3
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 3F SELECT by BAYCREW’S内
HP:https://artcruisegallery.com/
Instagram:https://www.instagram.com/art_cruise_gallery/
【SELECT by BAYCREW’S】
所在地:東京都港区虎ノ門2-6-3
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 2F・3F
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