富士山麓から世界へ発信！「移動」そのものが目的地に。富士急行線「富士山ビュー特急」が、老舗和菓子と奏でる新たな観光体験 | 訪日外国人向け「和スイーツ」プラン2025年11月4日より販売開始

富士急行

2025年9月30日 15時00分

　富士急トラベル株式会社(山梨県富士吉田市、代表取締役社長：岩田大昌)および富士山麓電気鉄道株式会社(山梨県南都留郡富士河口湖町、代表取締役社長：石井謙一)は、世界的に高まる訪日外国人観光客（インバウンド）からの「体験型観光」へのニーズと、観光列車への注目を受け、富士急行線の特急「富士山ビュー特急」において、訪日外国人向けに特化した「和スイーツプラン」観光列車プランを新たに造成し、2025年11月4日（火）より平日限定で販売を開始いたします。

　これまでの「富士山ビュー特急」にてご好評をいただいてきた洋菓子のスイーツプランを、訪日外国人観光客の嗜好と「移動そのものを観光コンテンツとする」コンセプトに基づき抜本的に刷新いたしました。単なる移動手段としての鉄道の概念を打ち破り、「電車に乗ること自体が旅のハイライト」となる、唯一無二の体験を提供いたします。

■ 本企画の主な特長

１．「五感で味わう」富士山ビュー。電車移動が唯一無二の観光体験へ昇華

　雄大な富士山を車窓から間近に望む「富士山ビュー特急」は、その名のとおり、富士山麓の大自然を最も贅沢に体感できる特等席です。本プランでは、移動時間を単なる目的地へのアプローチではなく、洗練された空間の中で移りゆく景色と特別スイーツを堪能する、「五感全てで味わう旅」として提供いたします。車内の木材の温もり、美しい和スイーツの彩り、そして富士山の壮大な風景が織りなす非日常空間は、訪日外国人観光客の皆様にとって忘れられない日本滞在のハイライトとなることでしょう。

２．地元富士吉田の老舗「東京屋製菓」との究極コラボレーション

　プランの核となる和スイーツは、創業90年以上の歴史を持つ地元富士吉田市の老舗和菓子店「東京屋製菓」との究極のコラボレーションにより誕生しました。本プランのためだけに特別に開発された和スイーツは、富士山の伏流水で育まれた地元の旬の素材をふんだんに使用しています。洗練された日本の伝統技法と、現代的な感性が融合した繊細な味わいは、訪日外国人観光客に日本の「おもてなしの心」と「豊かな食文化」の真髄をお届けします。

3．富士急グループが推進する「移動から観光」への事業戦略を体現

　本プランは、観光列車を「単なる交通手段」ではなく「旅の目的そのもの」として捉え、高付加価値なコンテンツへと昇華させる、富士急グループの事業戦略を具現化したものです。世界文化遺産「富士山」への玄関口という唯一無二の立地を最大限に活かし、地域経済の活性化と、持続可能なインバウンド観光の発展に貢献してまいります。

■ 今後の展開

　富士急グループは、今回の「富士山ビュー特急和スイーツ」プランを皮切りに、地域の伝統文化や産業との連携をさらに強化し、訪日外国人観光客に向けた高付加価値な観光コンテンツの開発を加速してまいります。また、DXを推進し、多言語対応のオンライン予約システムの拡充なども視野に入れ、お客様の利便性向上と満足度向上に努めてまいります。