【会社の熱中症対策どうですか?】15.1%が、会社での熱中症対策に「不満がある」と回答
株式会社NEXER・会社での熱中症対策に関する調査

■会社での熱中症対策に満足している?
9月に入ってもまだまだ厳しい暑さが続いています。熱中症対策は、私たちの健康を守る上で欠かせません。
屋外での作業だけでなくオフィスや工場など、あらゆる職場環境においても同様です。
企業には従業員の安全と健康を守る責任がありますが、実際のところ会社の熱中症対策に満足している方はいるのでしょうか?
ということで今回はエアコンフロンティアと共同で、会社に勤めている全国の男女390名を対象に「会社での熱中症対策」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとエアコンフロンティアによる調査」である旨の記載
・エアコンフロンティア(https://aircon-f.co.jp/)へのリンク設置
「会社での熱中症対策に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年8月21日 ~ 8月27日
調査対象者:会社に勤めている全国の男女
有効回答:390サンプル
質問内容:
質問1:勤めている会社で行っている熱中症対策はありますか?
質問2:勤めている会社の熱中症対策は、どのようなことをしていますか?
質問3:会社での熱中症対策に不満はありますか?
質問4:どのような不満がありますか?
質問5:会社での熱中症対策としてやって欲しいことはありますか?
質問6:どんなことをやって欲しいですか?
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■45.4%が、勤めている会社で行っている熱中症対策は「ある」
まず、勤めている会社で行っている熱中症対策はあるか聞いてみました。

4割以上の方が、務めている会社で熱中症対策が行われているようです。
具体的にどのような対策が行われているのか、自由回答で聞いてみました。
どのような熱中症対策を行っている?
・巨大扇風機。(20代・女性)
・冷房をつける。(30代・男性)
・ドリンクや飴などは、誰でも自由に飲み食いできるようになっています。(40代・女性)
・ワークマンで購入したらしい「着る保冷剤ベスト」が配られました。(40代・女性)
・スポットクーラーを使う。(40代・男性)
・熱中症になりやすい温度や湿度になるとピピっとなる温度計を付けています。(40代・女性)
・ビタモンレモンタブレットを配布している。(50代・男性)
・空調服の貸出、塩飴の配布。(50代・男性)
・エアコンの温度をやや低めに設定しています。(60代・男性)
・1人に1本ずつミネラルウォーターが配られる。(60代・女性)
多くの企業が、従業員の熱中症対策に積極的に取り組んでいることが分かります。
具体的な対策は、冷房やスポットクーラーの設置、巨大扇風機の導入など、物理的に気温を下げる設備投資が見られました。
また、ドリンクや塩飴、ビタミンタブレットやミネラルウォーターの配布など、水分や塩分補給を促す取り組みも広く行われています。
さらに、空調服や着る保冷剤ベストの貸し出しといった、個人で対策できるアイテムの提供も見られ、多様なアプローチで従業員の健康を守ろうとする企業の姿勢が伺えます。
■15.1%が、会社での熱中症対策に不満が「ある」
続いて、会社での熱中症対策に不満があるか聞いてみました。

15.1%の方が、不満が「ある」と回答しています。
具体的にはどのような不満があるのか、自由回答で聞いてみました。
どのような不満がある?
・エアコンが欲しい。(20代・女性)
・設定温度が高い。(30代・男性)
・たまに不快指数で判断して直帰でもいいかなと思うこともあります。あと、半日勤務が欲しいです。(40代・女性)
・決められた時間に休憩が欲しいです(勤務時間は同じなのに、休憩はあったりなかったりします)。(40代・女性)
・スポットクーラーが一台しかない。(40代・男性)
・空調設備が無い機械室や屋上での作業が多い上に、熱中症対策は現場任せ。(50代・男性)
・外回りから帰った時はちょうどいいのですが、ずっとオフィスにいると冷えすぎます。(60代・男性)
具体的な不満としては、エアコンやスポットクーラーなどの基本的な空調設備の不足が挙げられています。
また「設定温度が高い」「ずっとオフィスにいると冷えすぎる」という声は、節電と従業員の快適さのバランスを取ることの難しさを示しています。
さらに深刻なのは「休憩が不規則」や「現場任せ」といった、企業の対策不足や責任感の欠如に対する不満です。
とくに、屋外作業や工場でのライン作業など、熱中症リスクが高い環境で働く方は、休憩時間の確保や設備の拡充を強く求めていることが伺えます。
「冷えすぎる」といった声もあることから、従業員一人ひとりのニーズに合わせた柔軟な対応が求められているようです。
■19.2%が、会社での熱中症対策としてやって欲しいことが「ある」
次に、会社での熱中症対策としてやって欲しいことはあるか聞いてみました。

約2割の方が、会社での熱中症対策としてやって欲しいことが「ある」と答えました。
どのような熱中症対策を求めているのか具体的に聞いてみたので、その一部を紹介します。
どのような熱中症対策をして欲しい?
・エアコン取付。(20代・女性)
・フリードリンク制。(30代・男性)
・廊下にも冷房つけてほしい。茹だるように暑い。(40代・女性)
・休憩時間の確保。(40代・女性)
・無料自販機。(40代・男性)
・全館空調。(50代・男性)
・人員増員による現場での作業時間短縮。(50代・男性)
・冷たい飲み物を配って欲しい。(60代・男性)
・熱中症アラート発令時の業務中止(60代・男性)
最も多く見られたのは、「エアコン」や「全館空調」の設置といった、根本的な環境改善を求める声です。
これは、特定の場所だけでなく、廊下など職場全体を快適にしてほしいというニーズを示しています。
また、「フリードリンク制」「無料自販機」「冷たい飲み物の配布」など、水分補給に関する要望も多数寄せられました。
熱中症対策が自己責任にされがちな現状への不満ともいえます。
さらに、「休憩時間の確保」や「人員増員による作業時間短縮」といった、業務内容そのものを見直すよう求める声は、過酷な労働環境で働く方々の切実な願いを反映しています。
「業務中止」といった、柔軟な働き方を求める声も出ており、従業員の安全を最優先する姿勢が求められているようです。
■まとめ
今回は、会社での熱中症対策に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
約4割の会社が熱中症対策を実施していることが分かりました。
具体的には、空調設備の導入やドリンクや塩飴の配布、空調服の貸し出しなど多様な対策が見られます。
しかし、その一方で15.1%の方が現在の対策に不満を抱えています。
不満の内容は、基本的な空調設備の不足や不規則な休憩時間など、職場環境に関するものが多く見られました。
また、従業員が会社に求めている対策は、エアコンの設置や無料の飲み物、休憩時間の確保といった、より具体的かつ手厚いサポートです。
とくに過酷な環境で働く方々からは、人員増員や業務中止といった切実な声も上がっており、企業のさらなる努力が求められていることが明らかになりました。
従業員の安全と快適さのために業務用エアコンを導入することで、職場全体の温度管理がしやすくなり、熱中症リスクを大幅に軽減できます。ぜひ検討してみてください。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとエアコンフロンティアによる調査」である旨の記載
・エアコンフロンティア(https://aircon-f.co.jp/)へのリンク設置
【エアコンフロンティアについて】
会社名:アトム冷熱工業株式会社
所在地:〒231-0007 神奈川県横浜市中区弁天通2丁目21番地 アトム関内ビル4F
電話番号:045-263-9944
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
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