放置すると「凍結肩（フローズンショルダー）」に！そうなる前に自分で肩の違和感を改善できる方法を伝授

株式会社主婦の友社

2022年9月8日 10時30分

株式会社主婦の友社は2022年9月1日（木）に『「肩が痛い」「腕が上がらない」人のお助けBOOK』（https://www.amazon.co.jp/dp/4074525062）を発売いたしました。誰もが一度は経験する四十肩や五十肩。治ったとおもいきや再発して、今度は肩の痛みで腕が上がらなくなることも。そんなとき、肩の違和感をなくしてて腕が上がるようになる、自分でできるストレッチや姿勢改善、おすすめの生活習慣などを紹介します。

仕方ない、とあきらめないで！　肩の痛みはとれます

中高年になると、四十肩、五十肩になる人はけっこう多いですが、痛くなっても「五十肩だから仕方ない」「四十肩は放っておけば治る」と自分で判断してそのままにして放置しがちです。

そうやって痛みが残ったままにすると、やがては腕が上がらなくなり、凍結肩（フローズンショルダー）になってしまう人も少なくありません。

悪化する元凶のひとつは、巻き肩

巻き肩で肩をすくめるようにしていると、背中が丸くなって顔が前に出てくる。すると、普段は首から下の体全体で支えている頭の重さを、肩や首周辺の筋肉が受け止めなければならなくなります。この筋肉への負荷によって炎症が起こって、腕が上がらなくなるきっかけになってしまうのです。

凍結肩になっても、肩の痛みを改善して腕が上がるようにする方法があります

本書では、腕が上げられる角度別に無理せず五十肩を解消するエクササイズを紹介。痛いからと何もせずにいたらさらに悪化するだけなので、自分の症状にあったエクササイズをぜひ一度試してみてください。

症状に合わせられるから無理なく安心。腕が上がらない角度別！　自分でできる速攻改善術

30度くらいまでしか腕が上がらない人には

「うつ伏せ肩枕」

うつ伏せに寝て、痛いほうの肩の下に枕を敷く。
可能なら、顔を枕と反対側に向ける。
そのまま10～30秒、痛みが消えるまで維持する。

30度から45度までしか腕が上がらない人には
「肩・腕下げ」

姿勢を正して真っすぐ立ち、あごを引く。
手もしくは腕を下げるように意識する。
10～30秒行う。

45度から60度まで腕が上がるようになった人には
「肩関節しぼり」

姿勢を正して真っすぐ立つ。
両腕を下げたまま、手のひらを外側に向けるように限界まで腕を10秒ねじる。

60度から90度まで腕が上がる人には
「ひじ曲げ肩開き」

壁際に姿勢を正して真っすぐ立つ。
片手を壁に添えるように、前腕を外側に10秒開いていく。
反対側の肩も行う。

90度以上腕が上がる人には
「90度肩開き」

片手を壁に添えながら、姿勢を正して真っすぐ立つ。
痛みが出るほうの腕を真横に上げ、一歩前に出て、体の後方に腕を10秒ねじる。
反対側の腕でも行う。

著者プロフィール

町田秀樹（まちだ　ひでき）
カイロプラクティック町田院長
【略歴】
1996年、日本体育大学体育学部健康学科卒業。2002年「カイロプラクティック町田」を開業。劇的に痛みをとることに定評がある。2017年から東京工学院専門学校講師。著書に『できる人はなぜ、そこまで「姿勢」にこだわるのか？』（翔泳社）

書誌情報

タイトル：「肩が痛い」「腕が上がらない」人のお助けBOOK
著者：町田秀樹
発売日：2022年9月1日（木）
定価：1540円（税込）
仕様：Ａ5判、128ページ
ISBN：978-4-07-452506-5

【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4074525062
【楽天ブックス】https://books.rakuten.co.jp/rb/17228142/
電子書籍あり