Amazon、「子どもの教育に関するアンケート調査」を実施 情報化社会で子育てする保護者の半数以上が「思考力」と「コミュ力(りょく)」を最重視

Amazonは2025年4月、偏差値60以上のいわゆる「難関中学校」に通うまたは通っていた子どもを持つと申告した保護者206名を対象に「子どもの教育に関するアンケート調査」*1を実施しました。
調査の結果、「子どもに最も伸ばしてほしい力」を聞いたところ、半数の保護者が「思考力」とあげており、自分で考える力を伸ばしてほしいということがわかりました*2。
さらに「『子どもに伸ばしてほしい力』の構築につながった、またはつながると思う教育方法はなにか」という問いに対し、「思考力」の構築につながった、またはつながると思う教育方法として、過半数の保護者が「読書習慣をつける」と回答しました*3。また、「デジタルデバイスを教育ツールとして使用する際の用途」について聞くと、「動画・映像学習」が50%、「読書」が29.6%、「インタラクティブ教材・ゲーム学習」と「辞書」がそれぞれ26.2%という結果となりました*4。約3人に1人が電子書籍の用途に使用しているという結果が出ており、デジタルデバイスが子どもの教育に活用されている傾向があることもわかりました。
一方、「子どもの教育に積極的に投資したいとは考えているものの、何に投資をするべきか悩んだことがある」と回答*5した保護者は70.4%に上り、多くの保護者が“子育て迷子*6”の状態に陥っていることもわかり、子どもに合った学びの場を見極めることの重要性が示唆されました。

調査トピックス |
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①「難関中学校」*1に通う子どもを持つと申告した保護者の半数が、子どもの「思考力」を伸ばしたいことが明らかに! 子どもに「思考力」を伸ばしてほしいと考える保護者は半数*2。 また、将来子どもに「社会で円滑にコミュニケーションが取れる人になってほしい」と考える保護者は71.4%*7。 |
②「思考力」構築につながった、またはつながると思う教育方法1位は「読書習慣」“教育投資”成功のカギとは 保護者の約6割が「思考力」の構築につながった、またはつながると思う教育方法として「読書習慣をつける」と回答*3。 また、デジタルデバイスを教育ツールとして使用している際の用途としては、約3人に1人が電子書籍に使用しているという結果に*4。デジタルデバイスが子どもの教育に活用されている傾向。 |
③保護者の約7割が「子育て迷子」*6を実感!約3人に1人が 「費用対効果が見合うか不安」と回答 約4人に1人が教育費*8に年間50万円以上を使用していることが判明! 一方で、現状の教育費の使い道に不安を感じている保護者が全体の約7割*9という結果も。 |
④子どもの興味を引き出す教育法公開!思考力を育てるには“子どもの好奇心”を『読書』で目覚めさせよ 教育評論家 親野 智可等 子どもに求められるのは、与えられた問いに答える力ではなく、“問いを立てる力”。 「学びたくなる」環境を整えることこそが、思考力を育む第一歩 |
■調査結果
①「難関中学校」*1に通う子どもを持つと申告した保護者の半数が、子どもの「思考力」を伸ばしたいことが明らかに!
難関中学校に通う子どもを持つと申告した保護者を対象に「子どもに最も伸ばしてほしい力」について調査を行ったところ、半数の保護者が「思考力」と回答しました。また、「思考力」や「コミュニケーション能力」、「行動力」、「想像力」などの力を伸ばしたことにより、「将来どんな大人になって欲しいか」という質問には、「社会で円滑にコミュニケーションが取れる人になってほしい」(71.4%)が最も多く、続いて「問題解決能力を身につけてほしい」(51.5%)が2番目に多い結果となりました*7。これらの結果から、「思考力とコミュニケーション力の両立を重視する」傾向があると考えられます。


②「思考力」構築につながったと思う教育方法1位は「読書習慣」 “教育投資”成功のカギとは
偏差値60以上のいわゆる「難関中学校」*1に通う子どもを持つと申告した保護者の56.8%が「子どもに伸ばしてほしい力」の中から「思考力」の構築につながった、またはつながると思う教育方法として「読書習慣をつける」と回答*3。
一方、本のジャンルの調査では、「どのジャンルを与えたら子どもに受け入れられ、学びに繋がりましたか?(繋がると思いますか)?」という質問に対して、最も多く選ばれたのは「学習漫画」(53.9%)で半数以上を占めました*10。また、学習漫画に限らず図鑑や読み物、娯楽漫画、なぞなぞ、クイズ本など子供に受け入れられ学びに繋がった、または繋がると思うジャンルについて、その理由としては「カラーで分かりやすく、子どもが飽きずに読むことができた」「ストーリー性があり、夢中になって読み進められた」「クイズやなぞなぞなど、遊び感覚で学べた」といった回答が多く集まり*11、「子どもの興味を惹きつつも学びにつながる」本が好まれる傾向にあることもわかりました。
また、教育に使用したツールは何かという問いに対しては、31.6%が「デジタルデバイス(教育タブレット・電子辞書など)」と回答し、「デジタルデバイスを教育ツールとして使用する際の用途」について聞くと、「動画・映像学習」が50%、「読書」が29.6%、「インタラクティブ教材・ゲーム学習」と「辞書」がそれぞれ26.2%という結果となりました*4。約3人に1人がデジタルデバイスを教育ツールとして使用する際には、電子書籍の用途に使用しているという結果も出ており、デジタルデバイスが子どもの教育に活用されている傾向もわかりました。


③保護者の7割が「子育て迷子」を実感!約3人に1人が「費用対効果が見合うか不安」と回答
70.4%の保護者が「子どもの教育に積極的に投資したいとは考えているものの、何に投資をするべきか悩んだことがある」と回答*12し、「教育投資に関する最も大きな悩み」について聞くと、「費用対効果が見合うか不安」が37.9%、「身につけたい力を伸ばせる教育がわからない」が27.7%という結果に*12。
教育に積極的に投資したいと考える保護者は多く、約4人に1人が教育費*8に年間50万円以上をかけている一方で、約7割の保護者は「現状の教育費の使い道が最適であるか不安になることがある」と回答*9しました。子どもに教育の機会を与えたいが、実際にどの分野に費用をかけるべきか、どの教育を選択するべきかといった判断が難しいという現状が浮き彫りになりました。

④子どもの興味を引き出す教育法公開!思考力を育てるには“子どもの好奇心”を『読書』で目覚めさせよ

親野 智可等(おやの ちから)
現職:教育評論家
専門分野:教育評論、子育てアドバイス
略歴:本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、家庭教育について具体的に提案。『子育て365日』『反抗期まるごと解決BOOK』などベストセラー多数。人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても著名。Instagram、Threads、Twitter、YouTube、Blog、メルマガなどで発信中。全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気となっている。
親野智可等氏は「AIや生成系ツールの進化により、「知識が多い」だけでは役に立たない時代が到来しました。子どもに求められるのは、与えられた問いに答える力ではなく、“問いを立てる力”です。言い換えると“自分がやりたいことや追究したいことを自分で決めて実行する力”です。そこで教育投資においても重要になるのが、“保護者の想い”より“子どもの興味”を優先することです。そうすれば、子ども自身が主体的に取り組めて、意欲も継続するので結果的に投資効果も高まります。その点で「読書」は、本人が夢中になれる本を選べる自由度が高いので、最適解といえます。興味のある本を楽しみながら読む中で、読解力、論理的思考力や想像力、表現力、そして追求力が自然に育まれます。Amazon Kids+は、子どもが興味を持てるところから学び始めることができ、Kindleはその体験を深めるための良い読書体験を提供します。知識を詰め込むのではなく、子どもが「学びたくなる」環境を整えることこそが、思考力を育む第一歩です。読書を通じて、子どもが自ら考える楽しさを知る機会を増やしてみてはいかがでしょうか。」と述べています。
<調査概要>
調査方法:インターネット調査(webアンケート)
調査対象:偏差値60以上の中学校に通う子どもを持つと申告した保護者/人数:206人
調査期間:2025年4月4~5日
Amazon Kids+について
Amazon Kids+は、児童書、知育コンテンツ、ビデオ、ゲームなど、年齢に応じて楽しめる数千点のコンテンツを提供しているお子さま向け定額サービスです。お子さま向けの定額サブスクリプションサービス「Amazon Kids+」は、プライム会員のお客様は月額580円、プライム会員以外のお客様は月額980円で利用いただけます。日本では現在、Fireタブレットキッズモデルを含めた全Fireタブレットシリーズでお子さま向け書籍、ビデオ、学習用アプリやゲームなど、数千点のキッズコンテンツをお楽しみいただけるほか、お子さま向け電子書籍リーダーのKindleキッズモデルを含めた全Kindleシリーズでは2,000冊以上の人気の電子書籍、ストリーミングプレーヤーのFire TVシリーズではアニメや映画、歌番組、キッズカラオケなどをより大きな画面で楽しんだり、家族一緒に視聴したりすることが可能です*13。
Amazon Kindleキッズモデルについて
Kindleキッズモデルは、ゲームやビデオ、アプリの通知などに妨げられることなく、読書だけに集中することができる、電子書籍リーダーです(対象年齢6歳以上)。読書量に応じてもらえるバッジに加え、辞書機能・単語帳・Word Wise*14など様々な機能を搭載し、お子さまの読みたい気持ちをサポートします。また、Kindle本体にぴったりとフィットするよう設計された端末をダメージから保護するキッズカバーや、破損・故障の際も安心の2年間の限定保証*15もついています。
*1:偏差値60以上の中学校に通わせている子供を持つ親であると申告している方を対象に調査。調査会社が対象者に対しヒアリングを行い、回答者本人の認識に基づいて分類されたものであり、特定の偏差値データを用いたものではありません。また、本プレスリリースにおいて「保護者」とは、本調査において偏差値60以上の中学校に通わせている、または通わせていた子供を持つ親であると申告している方206名を指します。
*2:「想像力(創造的な発想、表現力)」、「思考力(論理的思考・批判的思考・問題解決能力)」、「行動力(チャレンジ精神・主体性)」、「コミュニケーション能力(他者との関係構築、会話力)」、「その他」から単一選択方式
*3:「読書習慣をつける」、「体験型学習(旅行・ワークショップなど)」、「親子での会話やディスカッション」、「習い事(スポーツ・アート・音楽など)」、「オンライン学習(アプリ・動画・通信教育など)」、「その他」から複数選択可能方式
*4:「電子書籍」、「動画・映像学習」、「プログラミング」、「インタラクティブ教材・ゲーム学習」、「辞書」、「その他」、「デジタルデバイスを教育ツールとして使用しない」から複数選択可能方式
*5:「子どもの教育に積極的に投資したいとは考えているものの、何に投資をするべきか悩んだことはありますか?」という質問に対して「よくある」と「たまにある」と回答した人の合計
*6:「子育て迷子」とは、子育てに対して迷い事があり、子育てに対して悩んでいる状態を指す言葉を想定
*7:「社会で円滑にコミュニケーションが取れる人になってほしい」、「創造的な発想ができる人になってほしい」、「AI時代に活躍できる人になってほしい」、「問題解決能力を身につけてほしい」、「その他」から複数選択可能方式
*8:学費など義務教育に関わる費用を除く。
*9:「現状の教育費の使い道が最適であるか不安になることはありますか?」という質問に対して「よくある」と「たまにある」と回答した人の合計
*10:「図鑑(動物、恐竜、宇宙、昆虫、科学など)」、「学習漫画(日本の歴史、世界の歴史、偉人伝、科学、ことわざ、英語、数学など)」、「読み物(児童文学、名作童話、小説など)」、「娯楽漫画(ギャグ・コメディ漫画、スポーツ漫画、バトル漫画、ファンタジー漫画など)」、「なぞなぞ、クイズ本(脳トレ、ひらめき問題など)」、「学習本(プログラミング入門、英語学習など)」、「ことわざ・四字熟語・辞書系(ことわざ辞典、漢字辞典など)」、「絵本」、「その他」から複数選択可能方式
*11:「カラーで分かりやすく、子どもが飽きずに読むことができた」、「イラストや図解が多く、直感的に理解しやすかった」、「ストーリー性があり、夢中になって読み進められた」、「クイズやなぞなぞなど、遊び感覚で学べた」、「子どもの興味関心に合っていたため、自発的に取り組めた」、「学校の授業や宿題と関連しており、理解を深めやすかった」、「文字量や文章の難易度が子どもに合っていた」、「家族や友達と一緒に楽しめる内容だった」、「その他」から複数選択可能方式
*12:「子どもに合う教育方法がわからない」、「身につけたい力を伸ばせる教育がわからない」、「費用対効果が見合うか不安」、「子どもが楽しんで学べる方法を見つけられない」、「その他」から単一選択方式
*13:Amazon Kids+のご利用は登録が必要となります。設定時および12か月間満了後に、Amazon Kids+ を継続してご利用いただくにはクレジットカードが必要となります。ご利用される端末によってお楽しみいただけるコンテンツが異なる場合があります。また、一部のFire TVシリーズではご利用いただけません。
*14:Word Wiseは、英語の本に出てくる難しい言葉に説明を表示する英語学習向けの機能です。単語をタップすると、言葉の定義、類義語などが表示されます。
*15:2年間限定保証には一定の条件が適用されます。
Amazonについて
Amazonは4つの理念を指針としています。お客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。Amazonは、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しています。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Career Choice、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out technology、Amazon Studios、気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)などは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービス、取り組みです。Amazonについて詳しくはAmazon Newsroom ( http://amazon-press.jp )およびAbout Amazon ( http://www.aboutamazon.jp )から。
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