【10月18日は世界メノポーズデー】 「更年期・アフター更年期世代(50代・60代)」のフェムテック認知度は約5割
20代・30代の認知度は7割以上で差が拡大
「もっと話そう! Hello Femtech」第4回認知度調査サマリー
●全世代で「フェムテック」という言葉を約6割が認知、初回調査の25%から大きな伸び
●20代・30代と、40代以降では認知度の差に大きな開きが
→20・30代では、年々認知度が高まり「知らない」と答えた人は26%台に
→対して40代は35%、50代は48%、60代は55%と世代が上がると認知度は下がって いる
●40代は、認知度はほぼ横ばいだが、関心を持った人が知識を深めていく傾向が見えた
●50代・60代は前回調査から大きく変化なく、女性の健康課題とフェムテックが結びついていない可能性も
全体調査結果
全世代では約6割が「フェムテック」を認知。初回調査の25%から大きな伸び
第4回の調査では「フェムテック」認知度(言葉を知っている、聞いたことがあるの合計)が全体の59.1%と約6 割まで増加しました。世代間で比較すると、20代・30代は認知度が増加している一方、40代以降は前回調査から伸びが鈍化。引き続き若年層への啓発はもちろん、「更年期」などの変化で健康意識が高まりつつも「フェムテック」を私事として捉えられていない世代へ向けて情報を届けることが今後の課題といえます。
50代以降こそフェムテックに頼ろう!
近年、 更年期や閉経後の不調に対して効果的な商品が続々と登場しています 。 しかしこの世代は自分の健康課題について 「 我慢すべきもの 」 として口に出さず 、 一人で悩んでいる人が少なくありません 。 話題にする機会が少ないがゆえに情報交換がなされず 、 便利な商品やサービスが必要な人に届ききっていないのが現状といえるでしょう 。「もっと話そう! Hello Femtech」では、引き続き健康について話しやすい雰囲気づくり・情報発信をしていきたいと思います。(『大人のおしゃれ手帖 』編集長・橘真子)
認知度の世代間比較 50代・60代
「フェムテック 」認知度は前回調査から大きく変化なし健康に関心が高い世代だが、私事と捉えられていない可能性がある
50代・60代は前回調査からどの回答の割合も大きな変化はありませんでした。この世代は更年期からアフター更年期を迎え、女性ホルモンが減少することによって生活習慣病など別の健康課題が増える時期に当たります。健康への関心が高まる世代ですが、女性の健康課題とフェムテック・フェムケアサービスが結びついていない可能性が考えられます。
認知度の世代間比較 40代
「フェムテック 」認知度はほぼ横ばいだが関心を持った人は知識を深めていく傾向が見えた
40代では「フェムテック」という言葉を「知らない」と答えた人の割合は前回調査からほぼ変わらないものの、「聞いたことがある」という回答が約5%減少し、その分「知っている」という回答が増加しました。また意味 を「聞いたことがあるがよくわからない」と答えた人が約4%減少し「知っている」という回答が増加していることから、「フェムテック」へ興味を持った人が、より知識を深めていった傾向があります。
認知度の世代間比較 20代・30代
「フェムテック」を7割強が認知。意味を「知らない」人は1割減少 関心を持っている人が増加した
20代・30代で「フェムテック」という言葉を「知らない」と答えた人の割合は約8%減少しました。
意味を「知らない」と答えた人の割合も約10%減少しており、新しく興味を持った人が増えているといえます。
「もっと話そう! Hello Femtech(ハローフェムテック)」活動報告
宝島社の10~60代の各世代の女性誌10誌・男性誌2誌の計12誌合同によるフェムテック・フェムケア啓発プロジェクト「もっと話そう! Hello Femtech」は、フェムテックの認知度向上を通して、長らくタブー視されてきた女性の健康問題について具体的に話す機会を増やすことで、女性がより活躍できる社会に繋げ、ひいては男女に関係なくヒトが生きやすい社会を目指すための活動です。
◆宝島社の雑誌でフェムテック特集!
◆Hello Femtech アワード
フェムテック分野の啓発に貢献している人物やサービス、プロダクトを表彰する目的で2022年より開催している「Hello Femtech アワード」を、昨年は12月12日(火)に授賞式を開催し、受賞したサービス・プロダクト・人物を発表しました。
◆男子校での性教育授業
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