【10~60代の女性誌10誌&男性誌2誌の合同企画! フェムテック・フェムケア啓発プロジェクト】名称を「もっと話そう! Fem&」へ
~職場の理解、男性の更年期まで、視野を広げた活動へ~ 1月・2月は男子校で性教育授業を実施
ファッション雑誌販売部数14年連続トップシェア(※)の株式会社宝島社による、フェムテック・フェムケア啓発プロジェクト「もっと話そう! Hello Femtech(ハローフェムテック)」のプロジェクト名を「もっと話そう! Fem&(フェムアンド)」に変更します。
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当プロジェクトは、宝島社の10~60代の各世代の女性誌10誌・男性誌2誌の計12誌による合同企画です。長らくタブー視されてきた女性の健康問題について具体的に話す機会を増やすことで、女性がより活躍できる社会に繋げ、ひいては男女関係なくヒトが生きやすい社会を目指し、 2021年12月に発足しました。
「もっと話そう!」をコンセプトに、誌面企画や読者向けのインスタライブ、企業向けのオンラインセミナーなどの情報発信、男子校での性教育授業、普及と発展に貢献したモノ・サービス・人を表彰するイベント「Hello Femtechアワード」の開催など、女性やその当事者の課題にとどまらず、職場の理解や男性の更年期においても幅広く活動してきました。そしてこのたび、3年間の経験で得た課題や知見を踏まえ、より多くの方々に私事として捉えていただける活動を実施していきたいという思いから、プロジェクト名を「もっと話そう! Fem&」に変更しました。
2025年1月にはサレジオ学院高等学校、2月には正則学園高等学校での性教育授業、3月にはリアルイベント「Fem & Beauty(仮題)」の開催を予定しています。本年はさらに活動の場を広げ、多くの方に届けられるプロジェクトにアップデートしてまいります。
※日本ABC協会 雑誌発行社レポート2024年上半期(1~6月)より
◆「もっと話そう! Fem&」とは
宝島社の女性誌10誌、男性誌2誌の合計12誌が参加するフェムケア・フェムテック啓発プロジェクト。女性の体に関する正しい知識を身につけ、年齢・性別問わず言葉にして話すことを大切に考えています。
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■2025年プロジェクト活動予定
・1月14日、21日 サレジオ学院高等学校での性教育授業
・2月5日 正則学園高等学校での性教育授業
・3月30日 リアルイベント「Fem & Beauty(仮題)」
・12月 更年期川柳2025 入賞作品発表
そのほか、誌面特集や公式サイト(https://fashionbox.tkj.jp/femtech)での情報発信などを予定しています。
【プロジェクト活動報告】宝島社の女性誌10誌・男性誌2誌での特集&インスタライブ
◆PMS、妊活、更年期など世代にあわせた特集を実施! 産婦人科医を招いたインスタライブの配信も
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【プロジェクト活動報告】男子校での性教育授業
プロジェクトを続けるなかで、女性の健康問題に対する男性理解の重要性を実感したことから、これからの未来を担う世代への啓発として男子校での性教育授業を実施。これまで4回にわたり、生理や更年期などをテーマに、宝島社の各雑誌の編集部員と婦人科医師が授業を行っています。
◆今後の授業予定
教員・生徒のみならず、保護者の方からも好評をいただき、サレジオ学院高等学校では2025年1月に2度目、正則学園高等学校では2月に3度目の授業を実施します。
サレジオ学院高等学校 2025年1月14日、21日
■授業テーマ「いのちの授業~あなたは奇跡の賜物~」
授業は2週にわたり実施します。初回の授業では、男女のライフステージにおけるホルモン変化、女性の月経・妊娠の仕組み、性交の本質について、2回目の授業では、初回の授業後に生徒から寄せられた質問に回答したのち、「男性に求められる行動とは? 生理の話題をタブー視する現状」「若い人たちの性、生に関する知識は十分なのか。性教育のあり方」という2つのテーマについて、生徒とディスカッションを行う予定です。
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授業に参加した生徒の感想
・今までタブーとされてしっかりとした教育が行われなかったことは明らかなので今後今回の授業のように適切な知識を学生に教える機会が重要になってくるかもしれないと思う。
・ディスカッションに携わったことで、ほぼ初めて、生理について真剣に考える機会になりました。
・逆に女性が男性について知らないことも多くあると思うので、互いに歩み寄る姿勢が大切なのかなと感じました。
正則学園高等学校 2025年2月5日
授業テーマ「性差とライフステージごとの女性の健康課題との向き合い方」
昨年、より自主性の高まる取り組みにしたいという学校の希望により、生徒たちの知識量を把握するための事前授業を実施したあと、11月の文化祭に向け、2回目の授業に参加した生徒が全校アンケートを実施し、今の男子高校生が異性に関してどのくらい正しい知識を持っているか調査しました。2月5日に行う授業では、その結果をもとに、弊社女性誌の編集長と産婦人科の医師が授業を実施する予定です。
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授業に参加した生徒の感想
・パートナーができたときに、寄り添い方とかを考えるきっかけになった。
・母の機嫌が悪いのはよくある。更年期について今回学んだので、その点を考えてイラつかせないようになりたいと思う。
・女性は体調のことなど、気を使って言い出せないことがあると知ったので、今後は周りを見る観察力が必要だと思った。
・異性のことは気になるけれど、自分の性に対しては深く考えたことなかった。
・女子校でも男子のカラダについて知る勉強会があったらいい。
【プロジェクト活動報告】Hello Femtech アワード
フェムテック分野の啓発に貢献している人物やサービス、プロダクトを表彰する目的で2022年より開催している「Hello Femtech アワード」。2023年は12月12日に授賞式を開催し、受賞したサービス・プロダクト・人物を発表しました。2025年3月には「キレイのヒントを見つけよう!“Fem & Beauty”」と題し、リアルイベントを開催。例年好評の「Hello Femtech アワード」も実施予定です。
〈サービス部門〉
小林製薬株式会社、ランドリーボックス株式会社「ワタファク」
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〈プロダクト部門〉
ユニ・チャーム株式会社「ソフィ シンクロフィット」
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〈特別賞〉
グンゼ株式会社「イケオジパンツ」
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▼2023年の授賞式の様子
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