谷川俊太郎さん×西加奈子さんの詩の往復書簡 詩集『すきがいっぱい』が12月15日(月)に発売

世界文化社は、詩人・谷川俊太郎さんと直木賞作家・西加奈子さんによる詩の往復書簡を収録した『すきがいっぱい』を12月15日(月)に発売いたします。
詩人・谷川俊太郎さんと、作家・西 加奈子さんが交互に詩を贈り合う‥‥‥。保育雑誌PriPriに連載されていた「詩のこだま」が1冊になりました。言葉に初めて触れる子どもたちが声に出して楽しみ、大人たちの心に響く、ということをテーマにして2022年5月号より始まり、2024年8月号まで2年以上にわたってやり取りは続きました。
2024年11月にご逝去された谷川さんが子どもに向けて呼びかけた最後の詩「すき」。そのお返事として「すきが いっぱい」と、西さんがこの本のために書き下ろし、お二人の「すき」が重なって、詩集のタイトルとなりました。西さんの挿画とともに、ひろがっていく詩の世界をお楽しみください。
◆ はじめて言葉に触れる子どもたちへ、そして大人の心にも響く。西さん書き下ろしの詩も収録
保育雑誌『PriPri』にて連載していた「詩のこだま」。谷川俊太郎さんが逝去する数か月前の2024年8月号、西加奈子さんの詩で最終回を迎えました。
連載のテーマは、「言葉に初めて触れる子どもたちが声に出して楽しみ、大人たちの心に響く」。詩と向き合う西さんがあとがきを綴っています。
◆ 西加奈子さんによる描き下ろしの挿画も楽しめる。ブックデザインは鈴木成一さん
西さんが、本書のために挿絵を描き下ろしました。二人による詩の世界をビジュアルでもお楽しみください。また、装丁は鈴木成一さんによるもの。初めて言葉に触れるお子さまはもちろん、大人の記憶にも残る一冊となるでしょう。
◆ プロフィール
谷川 俊太郎(たにかわ しゅんたろう)
詩人。1931年東京に生まれる。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。『六十二のソネット』『定義』『私』『どきん』等、刊行された詩集は100冊以上にも及ぶ。翻訳に『マザー・グースのうた』やピーナッツシリーズ、絵本に『へいわとせんそう』『もこ もこもこ』他、著書多数。2024年92歳で永眠。
西 加奈子(にし かなこ)
1977年イラン・テヘランに生まれる。エジプト・カイロ、大阪で育つ。2004年『あおい』でデビュー。2007年『通天閣』で織田作之助賞、2013年『ふくわらい』で河合隼雄物語賞、2015年『サラバ!』で直木賞を受賞。初のノンフィクション『くもをさがす』を滞在先のカナダにて執筆し、2023年に刊行。
◆ 刊行情報

『すきがいっぱい』
■著:谷川俊太郎/西加奈子
■発売日:2025年12月15日(月)
■定価:1,870円(税込)
■仕様:B5変型・56ページ
■発行:株式会社世界文化ワンダーグループ
■発行・発売:株式会社世界文化社
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