新型コロナウイルスの影響を受けるカカオ農家を支援し児童労働のない村づくりを推進~フェリシモ「LOVE&THANKS基金」2021年度中間活動報告~ 

バレンタインデイとホワイトデイシーズンに届く海外レア&ローカルチョコレート「幸福のチョコレート®」の購入により参加できる活動。創設11年で555人の児童労働撤廃を支援し、4,500人の教育機会を実現

株式会社フェリシモ

フェリシモが展開する海外レアチョコレートの専門サイト・カタログ「幸福(しあわせ)のチョコレート®」はチョコレートの販売価格の1%を「LOVE&THANKS基金」として運用し、ガーナのカカオ生産地で児童労働をなくす活動を支援しています。2021年度はプロジェクトパートナーである認定NPO法人ACEの活動「スマイル・ガーナプロジェクト」に2,682,481円を拠出し、上半期2021年7月~2022年1月は、カカオ農家への技術トレーニングを通じた収入向上と、カカオ以外の収入源になる米の栽培を支援しました。また住民が協力して見回りなどを行い児童労働を予防する現地団体への継続支援も実を結び、新型コロナウイルスと気候変動の影響で経済的な機会損失がありながらすべての子どもの通学が実現されています。

 

学校給食を楽しむ子どもたちに最近の状況について聞き取りを実施学校給食を楽しむ子どもたちに最近の状況について聞き取りを実施

「幸福のチョコレート」は、お客さま、生産者、各国のショコラティエという本企画に関わるすべての人たちと、フェリシモのコアバリュー「ともにしあわせになるしあわせ」という経験価値を共創したいと考え、2010年に「LOVE&THANKS基金」を発足しました。ガーナを含む西アフリカ諸国においてはカカオ農園で数十万人の子どもが働き、負担の大きい労働に従事しています。この問題について生活者とともに解決の一助となるべく、カタログを通して現状を伝え、基金による継続支援を行っています。現在お客さまからお預かりした基金を拠出している「スマイル・ガーナプロジェクト」は、厳しい経済状況下にあるカカオ農園の経済的な自立支援や、教育の必要性について生産者へ啓発活動を行うことで、子どもたちを児童労働から解放すると同時に、質の良い教育により、将来の選択肢への視野を広げることを目指しています。

◆2021年7月~2022年1月の取り組み内容と成果
2018年2月以降支援を続けるアハフォ州アスナフォサウス郡の2つの村において、下記3つの活動を支援しています。
・カカオ農家への技術トレーニングを通じた収入向上支援
・カカオ以外の収入源になる米の栽培支援
・児童労働の監視と予防を働きかける現地団体への活動支援

左:収穫前のお米と女性メンバー 右:パートナー団体のスタッフが最近の状況を聞き取り左:収穫前のお米と女性メンバー 右:パートナー団体のスタッフが最近の状況を聞き取り

2020年3月より新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、青空市場への人流が大幅に制限されると多くの農家が経済的に困窮し、子どもたちが児童労働に戻るという事態に陥りました。そのため急遽見回りと説得、また学校給食などへの緊急支援を実施し、2021年1月の学校再開時には全ての子どもの復学を叶えました。現在も厳しい状況が続いていることから、継続して現地パートナー団体が行う見守り体制と啓発活動を支援し、全児童の通学状況を保持しています。さらにカカオの収穫量や価格の変動で収入が大幅に減るリスクを補うため、副収入源になる米の栽培支援も開始されました。カカオ農家をしてきた46人の女性たちに種や肥料などを提供し技術指導が実施され、現在収穫も開始されています。(認定NPO法人ACE[エース]の活動レポートより抜粋)

◆「LOVE&THANKS基金」について
「LOVE&THANKS基金」は海外レアチョコレートの専門サイト・カタログ「幸福のチョコレート」の税抜き販売価格の1%を基金として運用する活動です。チョコレートの購入を通じて生活者の誰もが参加できます。「チョコレートづくりも、食べることによって得られるしあわせな気持ちも、すべてのみなもとは、カカオ農家あってこそ」との想いで本活動をパートナーとともに推進し、今年で12年目を迎えます。2010年5月〜2021年10月までの拠出総額累計は26,183,764円。(※複数の基金による合算)

【関連記事】“認定NPO法人ACE事務局長・白木朋子さん、フェリシモ「幸福のチョコレート」・チョコレートバイヤーみりの対談インタビュー
”カカオ農家さんも、食べる私たちも。チョコレートに関わるみんなを笑顔にしてくれる「幸福のチョコレート」と「LOVE&THANKS基金」にまつわる15のこと。>>https://feli.jp/s/pr2202102/1/

◆幸福のチョコレート2022

“チョコレートのシーズン(旬)”の2月と3月にお届けする海外ローカルチョコレートカタログ・ウェブサイト。発足当初より事業を推進する木野内美里ことチョコレートバイヤーみりが、世界中から集めたレアでストーリーがあふれるチョコレートをご紹介しています。2021年度のラインナップは28ヵ国に及び、掲載約130点のうち新商品は約55点。新型コロナウィルスの影響で海外へのチョコ旅は叶わなかったものの、ネットワークを駆使し、初登場となるアジア諸国やマルタからも選りすぐりのチョコレートを集めました。人は海外へ行けなくてもチョコは日本へ飛んできてくれる。チョコを通して世界の文化を味わう機会にもなるカタログはチョコレートマニアも海外旅行好きな人にも必見です。
商品の詳細とウェブでのお申込み>> https://feli.jp/s/pr2202102/2/
ホワイトデイ便お届け締め切り>> 2022年2月27日 (日)23:59(お届け予定は3月上旬~3月13日)
※バレンタイン便は申し込みを終了しました。

◆木野内美里(チョコレートバイヤーみり)
フェリシモのフードバイヤー。毎年世界各国のショコラティエをめぐり、美味でストーリーのあるチョコレートを見出しています。2020年9月までに約500ブランド・約2,500種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは約250ブランド。これまでのバイヤーとしての経験を生かし、チョコレートの基礎知識や国別チョコレートの特徴、バイヤーの仕事模様などをまとめた著書『世界の果てまでチョコレート』(2012年/フェリシモ出版)、『「幸福のチョコレート」を探しにどこまでも』(2020年/新潮社)を出版。

◆お電話でのご注文・お問い合わせ
0120-055-820(通話料無料)
0570-005-820(通話料お客さま負担)
(受付時間:月曜~金曜/午前9時~午後5時)
※携帯電話など「0120」を利用できない場合は、「0570」で始まる番号をお使いください。
※お客さまからのお電話は、ご注文の内容を確認・記録するために録音させていただいております。
※「0570」通話料は20秒につき11円(税込み)かかります。
※PHS・一部のIP電話ではご利用できない場合があります。
~ともにしあわせになるしあわせ「FELISSIMO[フェリシモ]」~
ファッションや雑貨など自社企画商品を中心に、カタログやウェブなどの独自メディアで生活者に販売するダイレクトマーケティングの会社です。ひとりひとりがしあわせ共創の担い手となること、人をしあわせにすること、自然・社会・人としあわせになること。それらの経験価値をコアバリューとした「ともにしあわせになるしあわせ」を具現化する“事業性” “独創性” “社会性” の3つが交わる領域での事業活動を行っています。
― 会社概要 ―
社名 : 株式会社フェリシモ
本社所在地 : 〒650-0041 神戸市中央区新港町7番1号
代表者 : 代表取締役社長 矢崎和彦
証券コード : 東証1部3396
創立 : 1965年5月
事業内容 : 自社開発商品をカタログやウェブサイトにて全国の生活者に販売するダイレクトマーケティング事業
◆ウェブサイト>> https://feli.jp/s/pr210620/1/
◆Instagram>> https://www.instagram.com/felissimo_official/
◆Twitter>> https://twitter.com/FELISSIMO_SANTA
◆Facebook>> https://www.facebook.com/felissimosanta/
◆会社案内(PDF)>> https://feli.jp/s/pr210620/2/
◆フェリシモの社会活動>> https://feli.jp/s/pr210620/3/
◆みなさまとともにしあわせ社会をめざす基金活動>> https://feli.jp/s/pr210620/4/
◆「Stage Felissimo」紹介【動画】>> https://feli.jp/s/pr210620/5/







 

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会社概要

株式会社フェリシモ

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URL
https://www.felissimo.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
兵庫県神戸市中央区新港町7番1号
電話番号
078-325-5555
代表者名
矢崎和彦
上場
東証スタンダード
資本金
18億6800万円
設立
1965年05月