「中途採用実態調査結果(2023年度実績、正規社員)」を公開 必要な人数を確保できなかった企業の割合は過去最高値に
次年度、中途採用割合を増やす企業が、新卒採用割合を増やす企業を上回る
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)内の、人と組織に関する研究機関・リクルートワークス研究所は、民間企業の2023年度中途採用実績に関する調査結果を公開しましたので、お知らせいたします。詳細は下記URLをご参照ください。
調査レポート https://www.works-i.com/research/works-report/item/240606_midcareer.pdf
「中途採用実態調査(2023年度実績、正規社員)」概要
■2023年度下半期は約8割の企業が中途採用を実施。通期の中途採用実績は1.48人から1.63人に増加
2023年度下半期に中途採用を「実施した・実施中」の割合は79.5%であり、比較可能な2013年度下半期以降で最も高い数値となった。通期での1社当たりの採用実績も増加し、中途採用は活況が続く。
■必要な人数を確保できなかった企業の割合は過去最高値。確保状況により、中途採用の目的が異なる傾向
2023年度下半期に必要な人数を「確保できた」企業の割合から「確保できなかった」企業の割合を引いた中途採用確保D.I.は-7.7%ポイント。また、確保状況により中途採用の目的が異なる傾向が見られた。
■次年度に中途採用割合を増やす企業が、新卒採用割合を増やす企業を上回る
「新卒採用の割合を増やす予定」が11.1%であるのに対し、「中途採用の割合を増やす予定」は14.7%となり、中途採用の割合を増やす企業の割合が、新卒採用の割合を増やす企業を比較可能な3年間で初めて上回った。求人数自体は新卒採用でも増加しており、採用全体が活況。
執筆者:リクルートワークス研究所 研究員/アナリスト 中村 星斗
大手総合重工メーカーでの人事職を経て2016年2月に株式会社リクルートキャリアに入社。所属部門の事業移管により2018年4月に株式会社リクルートマネジメントソリューションズへ出向、その後2020年4月に転籍。一貫して適性検査の営業、品質管理・開発、基礎研究などに従事。2022年4月より現職。現在は大卒求人倍率調査などをはじめ、就職活動や新卒採用に関する調査・研究に従事。2021年3月筑波大学大学院人間総合科学研究科修了。2023年4月より岡山大学大学院医歯薬学総合研究科に在籍。
調査概要
調査方法:電話・FAX・インターネットにて回収
調査対象:従業員規模5人以上の全国の民間企業 8,130社
有効回答数:4,132社(回収率50.8%)
調査実施期間:2024年1月25日~3月1日
調査機関:リクルートワークス研究所
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