マッシュスタイルラボ、ヴェスト、エイポス3社協業のもと偽造防止セキュリティシステム「CertiEye」を導入

SNIDEL、gelato pique 2ブランドで2024年7月より製品に実装

ファッション事業を展開する株式会社マッシュスタイルラボ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:近藤 広幸)は、アパレル副資材を展開する株式会社ヴェスト(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:櫻井 範男)、生産システムのトータルサポートを展開する株式会社エイポス (本社:京都府向日市、代表取締役社長:桑木 智史)との協業により、自社の展開するファッションブランド「SNIDEL(スナイデル)」「gelato pique(ジェラート ピケ)」の2ブランドにおいて、2024年秋冬以降の製品※に偽造防止セキュリティシステム『CertiEye(サーティアイ)』を導入します。

個別の製品に実装する『サーティアイ』の導入によって、お客様自身による真贋鑑定が可能となり、厳重な模倣品対策を実現するとともに、お客様により安心・安全に製品を購入いただくための環境整備を目指します。

※衣類カテゴリを主たる対象とし、アクセサリーや雑貨等、縫い付け不可の製品は対象外

                       

  • 協業の背景

マッシュグループでは、年々増加する模倣品や偽造品に対し、出品者・販売事業者に向けた警告や公的機関に向けた訴訟等の対策を講じてきましたが、模倣品の根絶には常に課題を感じていました。また、不正流通品をお客様が弊社ブランド製品と誤って購入されることへの懸念がある一方で、一般的な偽造防止・発見システムでは一般のお客様が自身で真贋判定することができないことも課題となっていました。

このような背景から、この度「サーティアイの導入」が決定しました。サーティアイの2次元コードは、洗濯表示タグと同様に製品本体へ縫い付けられた状態で出荷され、お客様自身が正規品か模倣品かを瞬時に判別することが可能となります。

また、一般的な2次元コードは容易に複製されてしまうことが課題視されている中、サーティアイには国際特許取得の高度なセキュリティ技術が備わっており、該当コードが不正に複製されたものか否かの判別が可能となり、高い利便性と安全性が確保されます。

  • サーティアイによる真贋鑑定の流れ

偽造防止セキュリティシステム『サーティアイ』は、製品本体に縫い付けられた2次元コードをサーティアイ公式アプリで読み込むことで、その場で真贋鑑定が可能となります。

正規品コードであれば認証画面が表示され、偽造コードの場合はエラー画面が表示されると共に、ユーザーがブランド管理者へ報告をすることも可能です。


  •  各社コメント

株式会社マッシュスタイルラボ 執行役員 生産管理本部 本部長 岩木 久剛

模倣品・偽造品については、マッシュグループとして長年重要な課題として向き合ってきており、難易度の高さや運用の煩雑さ、導入コストなどの多岐にわたる懸念点から解決策に頭を悩ませていました。『サーティアイ』では1つのシステムで多くの課題を解消でき、お客様がスマホ1つで簡単に真贋判別できるため、お客様にとって誠実かつ安心・安全なシステムだと感じ、導入に至りました。

今回はマッシュグループのファッションブランドの中でも特に海外展開が多く、模倣品・偽造品流通の解決が急務となっている2ブランドにおいて導入を開始し、今後は導入した2ブランドの効果を検証しながら、自社の他ブランドへの展開拡大を検討していく予定です。

複製不可能なコードを当社の製品に付与することで偽造防止を実現する『サーティアイ』の導入により、一人でも購入されるお客様に安心をお届けすること、そして模倣品・偽造品の一掃に寄与することを願っています。

株式会社ヴェスト 代表取締役社長 櫻井 範男

ブランドの顔とも言える副資材を商材とする当社では、多くのアパレル企業と取引を重ねる中で模倣品・偽造品問題悩まされる状況に度々対峙し、行き着いたのがご提案の『サーティアイ』でした。

導入時のハードルが低く、今までにない精度をもちお客様自身による真贋判定が可能となることを最大の強みとする当サービスは、業界全体が長年抱える課題に対する大きな足掛かりになると確信しています。

今後も企業理念として掲げる「VEST PARTNER」のもと、マッシュスタイルラボ様とともに引き続き積極的に課題解決に取り組んでまいります。

株式会社エイポス 代表取締役社長 桑木 智史

サーティアイ導入に際し、最も感銘を受けたのはマッシュスタイルラボ様の「商品を着用したいと思うお客様には正規品を適切に届ける努力をしたいし、偽物を入手することで落胆させたくはない」という言葉でした。

今回の導入により、従来の偽造防止対策では実現できなかった「強固なセキュリティによる真贋判定」に加え、「偽造コードの読み取り履歴の把握」、「市場での偽造品の流通状況追跡」が可能となり、このようなサーティアイの強みが、マッシュスタイルラボ様の課題解決に貢献できることを大変嬉しく思います。

今回の協業を契機に、ファッションブランドに限らず様々な業界において確固たる模倣品・偽造品対策につながることを期待しています。


  • 株式会社マッシュスタイルラボについて

マッシュスタイルラボは、「私たちの発想を形にし、人々に幸せを届ける。」という企業理念のもと、ファッション、ビューティー、フード、デザイン、不動産など多岐にわたる事業を展開しているマッシュグループのファッション事業を担っています。1998年にグラフィックデザイン会社として設立し、2005年にファッション事業へ参入し、ファッションブランド「SNIDEL」をはじめルームウェアブランド「gelato pique」など全20ブランドを、国内のみならず、アジアを中心にアメリカなど世界へ事業を展開しています。みんなが同じ服を着なくていい。誰かのためではなく、自分のために、自分が笑顔になれるものを着ればいい。そんな想いで、明確なコンセプトのもと、個性の違うブランドが次々に生まれています。

https://www.ms-lab.com/

  • 株式会社ヴェストについて

1980年に創業のヴェストは、「ものづくりのまち」である東京・墨田で40年以上、

洋服に欠かせないネームタグをメインにアパレル副資材を企画/製造しています。

ヴィクトリーのV、ベストを尽くすのベスト、一着身に着けるだけで少し違う装いになる服のベストの響きを掛け合わせて〝お客さまのヴェストパートナー〞をモットーにしています。ブランドネームタグはもちろん、品質を表示するケアラベルや、メリットタグと呼ばれるアイテムの機能等を記載している下げ札など洋服にまつわる副資材全般を独自の管理システムで取り扱っています。近年では、展示会や売り場などで目を惹くPOPや動画制作などお客様のニーズやトレンドを意識したコンテンツを取り入れて事業の幅を広げています。お客様により満足いただき、近い距離で心のかよったパートナーシップを結べるよう心がけています。

https://wl-vest.co.jp/

  • 株式会社エイポスについて

株式会社エイポスは1990年に設立し、ケアラベルプリンタを通じてグローバリーなニーズに貢献する企業です。変化を続ける社会、時代のニーズに応えながら「生産システムにおけるトータルサポート」を開発理念にあらゆるモノへの印刷技術・自動認識技術・自動測定技術を提供しています。真贋鑑定・CertiEye(サーティアイ)はエイポスがいま最も力を入れて取り組んでいる自動認識技術です。悪徳業者が模倣品や偽造品で利益を得る現状を良しとせず、正規のブランド、そしてそのブランドの商品を購入したいお客様の双方にお役立ちできる存在を目指しています。
https://www.a-pos.co.jp

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会社概要

URL
http://www.mash-holdings.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都千代田区麹町5-7-1 麹町ダイビル
電話番号
03-3261-2851
代表者名
近藤 広幸
上場
未上場
資本金
-
設立
2012年08月