【講談社C-stationが広告関係者に調査】「ニューノーマル時代の働き方とマーケティング」実態調査レポート──リアルとデジタルの狭間で揺れるwithコロナ時代
講談社のBtoB向けマーケティング情報サイト『C-station』が、「ニューノーマル時代の働き方とマーケティング」に関する調査を実施。見えてきたのは、「リアルとデジタルの狭間で揺れる企業の葛藤」でした。
■今後も、オンラインを活用した働き方は定着の兆し
今回、アンケートにご協力いただい方の内訳は、「広告会社の方が4割、事業会社の方が6割」。業務上の役割は、実務を推進されている方が86%と大多数でした。『働き方』に関する設問では、半数以上が「社内・社外問わず、打ち合わせや商談」について、<オンラインの比重を増やしたい>と回答。新型コロナによって生まれた”WEB会議中心”の新しいビジネススタイルは、今後も定着しそうです。
C-stationが行ったアンケート集計結果の抜粋
■二極化する、広告・プロモーション活動の再開時期
新型コロナウイルスの影響を受け、リアルイベントの多くは中止、またはオンラインイベントに切り替わるなど、さまざまな対応を迫られるなか、企業のプロモーション活動は全体的に縮小傾向となっていました。では今後、いつから広告・プロモーション活動を再開、本格化させる意向なのかを調査。アンケートでは、今夏または今秋という回答がいちばん多く61.2%である一方で、27.5%の方が「未定」と回答。先の見えない状況下のなかで、販促費をいかに活用すべきか迷う企業も多いようです。
広告・プロモーション活動を本格化させる時期についての集計結果
■高まるオンラインイベントへのニーズ
広告・プロモーション活動の実施についての設問では、「今後実施したい」施策の第1位はオンラインイベント。73.0%の方が同施策への実施意向を見せる一方で、リアルイベントへの関心も大きくは下がってはいません。リアルイベントの開催が難しい時勢を鑑みて、オンラインイベントに対するニーズ、関心が高まっているものの、“リアルの体験価値“に対する変わらぬ評価の高さがうかがえます。同様に、動画・SNS・自社サイトに今後注力する意向が高まっているのも、新型コロナウイルスの影響のひとつ、「スマホ使用時間の増加」を受けてのことと推察されます。
広告・プロモーション活動の実施経験・実施意向についての集計結果
■リアルイベントを開催するなら、新型コロナ対策は必須
リアルイベント・セミナーに関する「現在の考え」についての設問では、33.4%の方が「行いたい」と回答。実施条件として、<3密を避けられていること>が67.9%、<参加者に対して、感染対策などが十分に説明されていること>が60.2%と特に多い結果となりました。ここから、”感染症対策”への問題意識の高さが、そのままリアルイベント開催における大きなハードルとなっている実情がうかがえます。
リアルイベント・セミナーの実施意向と実施条件についての集計結果
“現状”の捉え方の違いが生んだ「二極化」
今回のアンケートからは、プロモーション活動に関して「早期本格化」を望む企業が多い一方で、「未定(判断に迷っている)」の企業も多いことがわかりました。双方に共通している背景は、新型コロナウイルスの影響がいつまで続くかわからない、という事実です。「わからないからこそ早期に動くべき」と判断する企業もあれば、その逆もある。その結果が「二極化」を生み出したのではないでしょうか。
しかし「未定(判断に迷っている)」企業も、いつかは再び歩を進めるはずです。そのときに、C‐stationの情報が少しでもお役に立てることを願い、今後もC-stationでは、「おもしろくて、ためになる」マーケティング情報をお届けし続けていきます。
調査概要:ニューノーマル時代の働き方とマーケティング」実態調査レポート
【調査期間】2020年7月14日(火)~2020年7月15日(水)
【調査方法】WEBアンケート
【有効回答数】374名
【調査対象】C‐station読者/メディアレーダー登録者
【サイトURL】https://c.kodansha.net
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