「パナソニック環境ビジョン2050」を策定

パナソニックグループ

パナソニック株式会社(代表取締役社長:津賀一宏、以下、パナソニック)は、このほど、パナソニックグループの環境経営における長期ビジョン「パナソニック環境ビジョン2050」を策定しました。

パナソニックは創業以来、事業を通じて、世界中の人々のくらしの向上と、社会の発展に貢献するという企業理念に基づき事業活動を行っています。その重要な要素である環境取り組みは、2010年に策定した環境行動計画「グリーンプラン2018(GP2018)」に沿って、生産活動と製品使用時のCO2削減を主に進めてまいりました。

このたびGP2018における目標の達成が見えてきたことと、パナソニックが、お客さま一人ひとりにとってのより良いくらしの実現を目指すブランドスローガン「A Better Life, A Better World」のもと家電・住宅・車載・BtoBの幅広い事業において持続可能な社会に向けた環境取り組みを広げていることから、2050年に向けた環境経営のめざす方向をより明確に定めました。

パナソニック製品の多くは、電気をはじめとするエネルギーを長期間にわたって消費します。今後は製品のエネルギー使用量を削減することはもとより、エネルギーを創る・貯める事業を拡大し、社会の様々な場面でクリーンエネルギーの活用機会を増やすことに貢献することで、地球環境への負荷を削減してまいります。そして、パナソニックは使うエネルギーよりも創るエネルギーを大きくすることでパナソニックが地球環境にとってプラスをもたらす存在になることをめざします。

今後は、このビジョン実現に向けて関連技術の開発強化にも取り組んでまいります。

概要は、以下のとおりです。

■パナソニック環境ビジョン2050
「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に向け、
クリーンなエネルギーでより良く快適にくらせる社会を目指し、
パナソニックは使うエネルギーの削減と、
それを超えるエネルギーの創出・活用を進めます。

■実現に向けた活動方向
1. クリーンエネルギーで安心してくらせる社会をつくります
【取り組み】
(1)エコでスマートな生活空間の提供
「クリーンエネルギーから創る電気とその電気を蓄える電池で、地球環境に負荷をかけずにくらせる生活空間を実現します」
<関連技術>
・創エネルギー:次世代太陽電池技術、燃料電池技術ほか
・蓄エネルギー:次世代蓄電池技術、水素貯蔵技術ほか
・省エネルギー:次世代パワーデバイス技術、遮熱・排熱関連技術ほか
・エネルギーマネジメント:小型分散電源技術、スマートハウス関連技術ほか
(2)エコでスマートな移動・輸送への貢献
「蓄電池システムとITソリューションにより、円滑な移動・輸送の実現に貢献します」
<関連技術>
・エコカー向け次世代蓄電池技術、次世代物流・輸送関連技術など
2. 持続可能な社会を目指した事業推進をします
【取り組み】
(1)資源の有効活用の促進
「部品・材料の再利用や製品再生を通じて、資源の持続可能な利用を目指します」
<関連技術>
・リサイクル技術など
(2)CO2ゼロの工場づくりの主な推進事項
「自社の環境技術・製品を活用し、工場のCO2削減を進めます」
・照明のLED化(LED化可能な拠点は2018年度完了予定)
・太陽光発電システムの導入(導入可能な拠点は2020年度完了予定)
<関連技術>
・スマート・マニュファクチャリング、省エネルギー技術・FEMS技術など

▼[プレスリリース] 「パナソニック環境ビジョン2050」を策定(2017年6月5日)
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/06/jn170605-1/jn170605-1.html

会社概要

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URL
https://holdings.panasonic/jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121
代表者名
楠見 雄規
上場
東証プライム
資本金
2590億円
設立
1935年12月