Marui Co-Creation Pitch 採択企業 ヘラルボニーと資本業務提携、“社会を前進させる”共創を開始
■ 本提携の背景と目的
丸井グループは、お客さまをはじめ、株主・投資家の皆さま、お取引先さま、地域・社会、社員に、将来世代を加えた6つのステークホルダーの「利益としあわせの調和」を企業価値と定義し、ステークホルダーとともにその拡大をめざす「共創サステナビリティ経営」を進めています。2050年に向けたビジョン「ビジネスを通じてあらゆる二項対立を乗り越える世界を創る」を掲げ、小売、フィンテックに未来投資(スタートアップ企業や新規事業への投資)を加えた、共創を基盤とした三位一体のビジネスモデルで、さらなる企業価値の拡大をめざしています。また、中期経営計画では、利益とインパクトの両立をめざしており、今後の経営に収益性とサステナビリティの視点は欠かせないものとなっています。
ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに、2018年に創業した福祉を起点に 新たな文化をつくることをめざす福祉実験ユニットです。日本全国の障がいのある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸に作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに作品を転用する 「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。社名「ヘラルボニー」は、知的障がいがある両代表の兄・松田翔太が7歳の頃に自由帳に記した謎の言葉。そのため「ヘラルボニー」には「一見価値がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味が込められています。
両社の出会いは、2021年2月に当社グループが開催したピッチイベント、第1回 「Marui Co-Creation Pitch」であり、ヘラルボニーは、応募総数35社の中から優秀賞、オーディエンス賞をダブル受賞しています。
≪ピッチイベント 「Marui Co-Creation Pitch」について≫
“すべての人が「しあわせ」を感じられる、インクルーシブで豊かな社会”の実現を目的に、 ユニークなサービスや技術を有するスタートアップ企業から、丸井グループのアセットやノウハウを活用した事業アイデアを募り、新たな価値の創出をめざすオープンイノベーションプログラム。事業アイデアが採択された場合は、丸井グループとの協業および出資を検討。また、共同開催パートナーの株式会社サムライインキュベート(本社:東京都港区、代表取締役: 榊原健太郎)による出資の検討もおこないます。
2021年2月に開催された第1回ピッチイベントでは、応募総数35社の中から選考によって選ばれた10社のスタートアップ企業が登壇し、丸井グループのアセットを活用したユニークな事業アイデアを、熱のこもったプレゼンで披露。厳正なる審査の結果、4社が優秀賞を受賞し、その後の協業・出資の検討に進んでおります。
このたびの出資は、当社グループの子会社であるD2C&Co.(ディーツーシーアンド カンパニー)株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:加藤 浩嗣)が行っています。新たな提携クレジットカード「ヘラルボニーエポスカード」を発行するほか、お客さまとヘラルボニーの接点になるイベントの展開や、店舗の売上の一部を社会の力に変えていく「社会還元デー」の実施など、当社グループのもつリアル店舗の活用強化も図ってまいります。
■ “異彩を放つ”「ヘラルボニーエポスカード」誕生!
使うたび、社会を前進させる。「ヘラルボニーエポスカード」の3つの特徴
1.「へラルボニーエポスカード」をご利用いただくことで、お買い物でのご利用金額に 応じて付与されるエポスポイント(200円につき 1 ポイント・還元率0.5%)のうち、0.1%分が自動的にへラルボニーに提供され、間接的に活動を支援することにつながります。
2.カード新規入会1件につき1,000円を、エポスカードからヘラルボニーへ提供します。へラルボニーを通じて、知的障がいのある作家の創作活動やその普及活動に使用されるほか、福祉団体などへ寄付されます。
3.エポスカードは、廃棄プラスチックのリサイクル素材を採用しているため、CO₂削減に向けた取り組みにもつながります。
【作家紹介】
嶌岡 史絵 [在籍] サポートネットワークきりん(大阪府)
独特の色彩感覚でコツコツと小さなマルやセルをつなげ、好きなモノや想いを描くのが特徴。初期の作品は、モノクロの作品が中心 だったが、次第にたくさんの色を持ち、形を変え、欠片は増殖していき徐々に現在の作風を確立。高校卒業時の色紙に彼女が記した座右の銘は、「人生予期しないことが起こるからおもしろい」。現在は、作業所に通いながら、家族と夕食を囲んだ後のテーブルで、のんびりと創作活動を楽しむ毎日を過ごす。
佐々木 早苗 [在籍] るんびにい美術館(岩手県)
絵画のみならず織り物、切り紙、刺繍など、いずれの作品でも緻密な色彩と構成の妙に富むさまざまな表現を生み出し続けている。一つの仕事に数カ月から数年集中して取り組んだあと、不意にやめて別の仕事に移るのが常。現在の彼女が打ち込んでいるのは、丸く切り抜いた紙をいくつもの色で同心円状に彩色し、塗り終わった紙を壁に並べて貼っていくこと。
「へラルボニーエポスカード」概要
1.カード発行主体 : エポスカード
2.名称 : へラルボニーエポスカード
3.デザイン : 2種類
4.年会費 : 永年無料
5.提携ブランド : VISA
6.新規ご入会特典 : オリジナルへラルボニーステッカー、2,000円相当分のエポスポイント
7.優待サービス :(すべての種類のエポスカードで共通)
(1)割引ご優待 飲食店・テーマパークをはじめとする全国約10,000のご優待施設 (2021年3月現在)
(2)ポイントご優待 提携各社店舗(モンテローザ、ノジマ、ビッグエコーなど)のご利用でポイントアップ ポイントアップサイト「エポスポイントUPサイト」利用でのボーナスポイント付与
(3)ライフステージサポート カード会員限定保険、海外トラベルサービス、家賃支払い・保証人サービス ほか
※サービスの詳細はホームページにてご確認ください→https://www.eposcard.co.jp
■ マルイにて「社会還元デー」を実施
「ヘラルボニーエポスカード」の発行開始を記念し、“一人ひとりの多様性を考える日” として、有楽町マルイにて、11月11日(木)限定で「社会還元デー」を実施いたします。「社会還元デー」は、同日の有楽町マルイにおける売上の0.1%をヘラルボニーに提供し、ヘラルボニーを通じて、知的障がいのある作家の創作活動やその普及活動に使用されるほか、福祉団体などへ寄付されます。ご参加されたお客さまの一人ひとりの想いを、社会の力に変えていく企画です。
- 期 日: 2021年11月11日(木)
- 時 間: 11:00~20:30
- 会 場: 有楽町マルイ 全ショップ ※イベントの詳細はホームページにてご確認ください
→ https://www.0101.co.jp/086/news/detail.html?article_seq=42571&article_type=sta
また、ヘラルボニーが契約する作家のデザインを採用したプロダクトなどの販売を行うヘラルボニー ポップアップイベントを開催します。
≪ヘラルボニー ポップアップイベントスケジュール(予定)≫
11月1日(月)~11月21日(日) 有楽町マルイ 1階エントランススペース
11月24日(水)~12月3日(金) 国分寺マルイ 1階イベントスペース
12月6日(月)~12月21日(火) 新宿マルイ 本館 1階イベントスペース
■ ヘラルボニーの概要
商号 : 株式会社ヘラルボニー
本社所在地 : 〒020-0026 岩手県盛岡市開運橋通2-38
URL : https://www.heralbony.jp https://www.heralbony.com
代表取締役 : 松田 崇弥 松田 文登
事業内容 : 福祉実験ユニット
■ エポスカードの概要
商号 : 株式会社エポスカード
本社所在地 : 〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
代表電話 : 03(4574)0101
URL : https://www.eposcard.co.jp
代表取締役社長 : 斎藤 義則
事業内容 : クレジットカード業務、クレジット・ローン業務
■ 丸井の概要
商号 : 株式会社丸井
本社所在地 : 〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
代表電話 : 03(3384)0101
URL : https://www.0101.co.jp
代表取締役社長 : 青野 真博
事業内容 : 小売・店舗事業、通信販売事業、専門店事業(自主・PBの運営・開発)
■ D2C&Co.の概要
商号 : D2C&Co.(ディーツーシーアンドカンパニー)株式会社
本社所在地 : 〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
代表電話 : 03(5343)0175
URL : https://www.d2c.company/
代表取締役社長 : 加藤 浩嗣
事業内容 : D2C共創事業
■ 丸井グループの概要
商号 : 株式会社丸井グループ
本社所在地 : 〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
代表電話 : 03(3384)0101 FAX 03(5343)6615
URL : https://www.0101maruigroup.co.jp
代表取締役社長 : 青井 浩
おもな関連会社 : ㈱エポスカード、㈱丸井、㈱エムアンドシーシステム ほか
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