さらなる業務効率化・環境負荷低減の実現へ~伝票レスシステムを導入し店舗DXを進化~
2022年1月21日
■ 伝票管理に関わる作業時間、紙の伝票使用枚数を大幅に削減
現在、マルイ店舗では、商品の取置き・取寄せ・修理に関して紙の伝票を使用しており、個人情報保護のために起票から保管、削除にいたるまで多くの作業時間がかかっています。また、紙の伝票使用枚数は年間約10万枚におよび、環境負荷も課題となっていました。
これらの課題を解決するため、このたび、丸井が自主運営するショップへ、伝票をタブレット上のアプリで管理する伝票レスシステム「POPPO」を導入することにいたしました。これにより、紙伝票を廃止できるとともに、伝票の管理業務が自動化され、売場スタッフの作業時間が年間2,500時間の削減となる計画です。
今回の「POPPO」導入にあたり、従来の機能に加え、商品の発注から入荷、お渡しまでのお客さま対応の履歴管理や一定期間経過後の伝票自動削除など、丸井が長年培ってきた小売のノウハウを活かした機能を追加開発しております。これらの機能により、商品のお渡しがよりスムーズになり、ご来店時の待ち時間が短縮。また、商品の入荷やお客さまとのご連絡状況の詳細をスタッフが把握できることによる細やかなサービスの提供が可能になると ともに、売場スタッフの業務効率化につながり、さらなる生産性の向上が期待できます。
《伝票レスシステム「POPPO」とは》
今回、マルイ店舗へ導入する「POPPO」は、モバイルデバイスにインストールすることで、紙の伝票管理よりもセキュアに、効率的に伝票情報を管理できるアプリケーションです。 取置き・取寄せ・修理といった異なる種類の伝票を、モバイルデバイスで一括管理し、従来は人が行っていた伝票確認や並べ替えを自動化することにより、効率的な運用を実現します。また、お客さまにとっても、従来紙で受け取っていた控え伝票をSMSで受信できるようになるため、煩雑な紙の管理を行う必要がなくなる、などのメリットがあります。
丸井グループでは、さまざまなお取引先さまとの共創を通じ、店舗DXを進めております。昨年は、テナント精算・売上報告システムを導入し、テナントさま、弊社社員の作業時間削減による業務効率化に加え、精算・売上報告に使用していた紙を削減することで環境負荷の低減に成功しています。このたびの「POPPO」導入で、さらなる業務効率化、環境負荷の低減をめざします。
これまでの取り組みに加え、今後も店舗のDX化に向けたソリューションの開発・導入を推進し、弊社同様の課題をお持ちの商業施設やデベロッパーなど、丸井グループ以外へDXソリューションを提供することを検討しております。
■ アイエントの概要
商号 : アイエント株式会社
本社所在地 : 東京都渋谷区神宮前6-18-3 神宮前Sビル7F
URL : https://ient.co.jp/
社長 : 大森 智人
■ エムアンドシーシステムの概要
商号 : 株式会社エムアンドシーシステム
本社所在地 : 〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
代表電話 : 03(5343)0100
URL : www.m-and-c.co.jp
取締役社長 : 海老原 健
■ 丸井グループの概要
商号 : 株式会社丸井グループ
本社所在地 : 〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
代表電話 : 03(3384)0101 FAX 03(5343)6615
URL : https://www.0101maruigroup.co.jp
代表取締役社長 : 青井 浩
おもな関連会社 : ㈱エポスカード、㈱丸井、㈱エムアンドシーシステム ほか
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