【不動産契約調査】約38%が「費用に疑問を持ったことがある」と回答。疑問項目は「仲介手数料」が上位に
株式会社NEXER Group・不動産契約における情報格差と透明性に関する調査

■その一行が、何のお金なのかわからない
不動産の契約書には、たくさんの費用の名前が並びます。
仲介手数料、管理費、保証会社利用料、鍵交換費用。一つひとつは短い言葉ですが、その中身まで説明できる人は多くないかもしれません。
とはいえ、契約の場で「これは何ですか」と一つずつ聞くのは、なかなか勇気がいるものです。
金額の大きな取引だからこそ、疑問を飲み込んだまま署名してしまう。そんな場面もあるのではないでしょうか。
ということで今回はHomer~不動産売買仲介のコンシェルジュ~と共同で、事前調査で「不動産(購入・賃貸)の契約をしたことがある」と回答した全国の男女250名を対象に、「不動産契約における情報格差と透明性」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXER GroupとHomer~不動産売買仲介のコンシェルジュ~による調査」である旨の記載
・Homer~不動産売買仲介のコンシェルジュ~(https://home-supporter.com/)へのリンク設置
「不動産契約における情報格差と透明性に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年7月6日 ~ 7月13日
調査対象者:事前調査で「不動産(購入・賃貸)の契約をしたことがある」と回答した全国の男女
有効回答:250サンプル
質問内容:
質問1:不動産の契約時に提示された費用や条件について、「これは何の費用だろう」と疑問を持ったことはありますか。
質問2:どのような項目について疑問を持ちましたか。あてはまるものをすべて選んでください。(複数選択)
質問3:選んだ項目について、具体的にどのような点が分かりにくかったか教えてください。
質問4:契約時の不動産会社の説明について、どの程度納得できましたか。
質問5:その理由を教えてください。
質問6:不動産会社を選ぶ際、最も重視するポイントはどれですか。
質問7:その理由を教えてください。
質問8:信頼できる不動産会社を見極める際、どのような点をチェックしますか。あてはまるものをすべて選んでください。(複数選択)
質問9:信頼できる不動産会社を見極める際どのような点をチェックするか、具体的に教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■38.4%が、契約時の費用に「疑問を持ったことがある」と回答
まず、不動産の契約時に提示された費用や条件について、「これは何の費用だろう」と疑問を持ったことがあるか聞いてみました。

その結果、「よくある」が10.4%、「たまにある」が28.0%となり、合わせて38.4%が、契約時の費用に疑問を持ったことがあると回答しました。
一方で、「あまりない」は35.2%、「まったくない」は26.4%でした。
契約を経験した人のおよそ4割が、提示された費用に対して「これは何だろう」と立ち止まった経験を持っていることになります。
一方で、「あまりない」「まったくない」を合わせた61.6%は、疑問を持たずに契約まで進んだと回答しました。疑問が浮かばなかったのか、それとも費用の中身を判断する材料が少なかったのか。同じ「疑問はない」でも、その背景は人によって異なりそうです。
■46.9%が、疑問を持った項目として「仲介手数料」と回答
続いて、費用に疑問を持ったことがあると回答した方に、どのような項目について疑問を持ったのか聞いてみました。

最も多かったのは「仲介手数料」で、46.9%でした。
次いで「管理費・修繕積立金」が31.3%、「消毒・クリーニング費用」が28.1%と続きました。
上位に並んだのは、いずれも金額が比較的大きかったり、何に対する費用なのかが見えにくかったりする項目です。
とくに仲介手数料は取引額に連動するため、契約内容によっては大きな金額になることもあります。
費用の名目は知っていても、実際にどのような業務への対価なのかまで理解しにくいと感じる方もいるようです。
具体的にどのような点がわかりにくかったのか聞いてみたので、一部を紹介します。
「仲介手数料」と回答した方
・何に使う費用なのかわかりにくかった。(30代・女性)
・どの程度が相場かわからないから。(40代・男性)
・仲介するだけで何故高額な費用が請求されるか納得できない。(60代・男性)
「管理費・修繕積立金」と回答した方
・それは本当に適切な金額なのかという疑問。(40代・男性)
・修繕することがない場合も取られるので気になるから。(40代・女性)
・何故契約の時にそんな費用が掛かるのか、分からなかった。(70代・男性)
「消毒・クリーニング費用」と回答した方
・基本的に必須なのかどうかの明記がない。(30代・男性)
・消毒の意味が分からない。(40代・男性)
・消毒やクリーニングなんてやってくれてないのになんで取るのかわからない。(40代・女性)
仲介手数料について「何に使う費用なのか」「相場はどの程度なのか」がわかりにくいという声が挙がりました。また、管理費・修繕積立金では金額の妥当性、消毒・クリーニング費用では必須なのかどうかや、実際に作業がおこなわれているのかへの疑問が見られます。
不動産契約では、費用の名前だけでなく、その費用が何のために必要なのか、どこまでが任意なのかまで説明されることが、納得感につながりそうです。
■58.0%が、契約時の説明に「概ね納得できた」と回答
続いて、契約時の不動産会社の説明について、どの程度納得できたか聞いてみました。

その結果、「十分納得できた」が21.2%、「概ね納得できた」が58.0%となり、合わせて79.2%が契約時の説明に納得できたと回答しました。
一方で、「あまり納得できなかった」は18.4%、「まったく納得できなかった」は2.4%となり、合わせて20.8%でした。
全体として、説明に対する評価は決して低くありません。
ただし、最も多かったのは「十分納得できた」ではなく「概ね納得できた」でした。概ね理解はできたものの、細部までは腑に落ちていない方も一定数いることがうかがえます。
それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
「十分納得できた」と回答した方
・必要な情報は把握できたと感じたため。(30代・男性)
・相場通りの支払いで済んだので納得感はあった。(40代・男性)
・何に対する費用か明確に記載してあり、説明もされた為。(50代・男性)
「概ね納得できた」と回答した方
・その後に詳細に説明をいただけた...ので安心した。(20代・男性)
・分からないところは質問をし、解答をもらったので。(30代・男性)
・だいたい理解し、不明な点が無かったから。でもなぜ、その金額なのかは疑問に思うことは多々ありました。(40代・男性)
「納得できなかった」と回答した方
・話が専門的過ぎてわからなかった。(40代・女性)
・細かい名目の理由の説明までなかったと思う。(40代・男性)
・値段の根拠があいまいだから。(50代・男性)
・結局、しっかりした説明はされなかった。「大家の収入も確保しないといけないので」といわれただけ。(50代・男性)
・重要説明書内容にもない項目の不備が多くある場合が多いから。(60代・女性)
必要な情報を把握できたことや、質問に対して説明を受けられたことが、納得感につながっている様子が見られました。一方で、専門的な話がわかりにくかった、細かい費用名目や金額の根拠まで説明されなかったという声もあります。
不動産契約では、説明を受けたかどうかだけでなく、費用の理由や金額の妥当性まで理解できることが、より強い納得感につながるようです。
■28.0%が、不動産会社選びで最も重視するポイントは「担当者の対応」と回答
続いて、不動産会社を選ぶ際に最も重視するポイントを聞いてみました。

最も多かったのは「担当者の対応」で、28.0%でした。
次いで「費用の安さ」が20.8%、「説明の丁寧さ」が15.6%と続きました。
注目したいのは、「担当者の対応」と「説明の丁寧さ」を合わせると43.6%になる点です。
物件そのものや会社の知名度だけでなく、目の前の担当者がどのように向き合ってくれるかを重視している方も多いことがうかがえます。
それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
「担当者の対応」と回答した方
・知識量が豊富な方に対応をしていただけると安心感がある。(20代・男性)
・何か起こった時も対応するのは、結局人なので。(30代・男性)
・対応が悪いと次は別のところに依頼しようと思うから。その後の対応とか考えると、最初の対応は肝心。(40代・男性)
「費用の安さ」と回答した方
・料金はできるだけ安く抑えたい要素だから。(30代・女性)
・費用を重視しているので。引越自体が費用のかかることなので、なるべく節約したいため。(40代・男性)
・費用が高額だと購入が出来ないから。(60代・女性)
「説明の丁寧さ」と回答した方
・安心して判断できるため。(30代・男性)
・よいことも悪いことも丁寧に説明してくれたら、信用できるから。(40代・男性)
・不動産関係の知識が乏しいので、わかりやすく説明してほしいし、知らないことやわからないことも質問して教えてもらいたいから。(60代・男性)
担当者の知識量や対応のよさが、安心感につながるという声が見られました。
また、費用の安さを重視する方がいる一方で、説明の丁寧さを通じて「安心して判断したい」「よいことも悪いことも知ったうえで決めたい」と考える方もいます。
不動産会社選びでは、金額の安さだけでなく、納得して契約できるように支えてくれる担当者の存在も重要視されているようです。
■56.8%が、信頼できる不動産会社を見極める際に「費用に関する説明の丁寧さ」をチェックすると回答
最後に、信頼できる不動産会社を見極める際、どのような点をチェックするか聞いてみました。

最も多かったのは「費用に関する説明の丁寧さ」で、56.8%でした。
次いで「担当者の対応・話しやすさ」が55.6%、「会社の規模・知名度」が35.2%と続きました。
会社の規模や知名度といった外から見える情報よりも、実際に話してみたときの説明や対応を重視する方が多いようです。
具体的にどのような点をチェックするのか聞いてみたので、一部を紹介します。
「費用に関する説明の丁寧さ」と回答した方
・説明がわかりやすく丁寧か否か。(30代・男性)
・悪いこともちゃんと説明してくれるかどうか。(40代・男性)
・費用に対する説明に透明性があるかどうか。(60代・男性)
「担当者の対応・話しやすさ」と回答した方
・説明が丁寧で分かりやすいかが重要だと感じる。(30代・男性)
・嘘偽りない話をしてくれたり、ちゃんと親身になってくれる人なのかを知りたい。(30代・女性)
・担当者の人柄、これにつきます。怪しくないか、誠実か、よく見て判断します。(50代・女性)
「会社の規模・知名度」と回答した方
・会社の知名度が知識がなくとも一番わかりやすいのでまずはそこから入ります。(40代・男性)
・会社の規模と社員の専門知識。(40代・女性)
・会社の規模と経営状況はチェックします。(60代・男性)
費用についてわかりやすく丁寧に説明してくれるか、透明性があるかを重視する声が挙がりました。
また、担当者が親身に話してくれるか、悪いことも含めて誠実に伝えてくれるかを見ている方もいます。
不動産会社への信頼は、会社の規模や知名度だけで決まるのではなく、費用や条件について納得できる説明を受けられるかどうかによって左右されるようです。
■まとめ
今回の調査では、契約時の費用に疑問を持った経験がある人は38.4%で、疑問を持った項目としては「仲介手数料」が最も多くなりました。一方で、説明については79.2%が納得できたと回答しています。ただし内訳を見ると「概ね納得できた」が58.0%を占めました。
また、不動産会社を選ぶ際に最も重視するポイントでは「担当者の対応」が最多となりました。
さらに、信頼できる不動産会社を見極める際にチェックする点では、「費用に関する説明の丁寧さ」が最も多く選ばれています。
不動産契約では、費用が安いことそのものよりも、その費用が何のためのものなのか、なぜその金額になるのかを納得できる形で説明してもらえることが、信頼につながるのかもしれません。
不動産の契約は、人生で何度も経験するものではありません。
だからこそ、費用や条件について丁寧に向き合ってくれる相手を選ぶことが、後悔の少ない取引につながるのではないでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXER GroupとHomer~不動産売買仲介のコンシェルジュ~による調査」である旨の記載
・Homer~不動産売買仲介のコンシェルジュ~(https://home-supporter.com/)へのリンク設置
【Homer~不動産売買仲介のコンシェルジュ~について】
社名:株式会社YKTConsulting
所在地:〒211-0063 神奈川県川崎市中原区小杉町3丁目600番 コスギサードアヴェニュー2-14
代表取締役:横山 恭嗣郎
Tel:044-400-1082
URL:https://home-supporter.com/
事業内容:お客様の最も身近にいる信頼できるパートナーとして、”期待を超える価値を提供する”ことをモットーに、中古マンションをはじめとする不動産売買をサポートしています。独自のデータベースを保有しているため、お客様が購入を検討している物件について、多角的な調査が可能です。
また、仲介手数料は最大0円で、余計な諸費用もかかりません。
年間82件の成約実績を持つ宅建士をはじめ、銀行やコンサル業界出身者も在籍しており、経験と知識が豊富なスタッフがそろっています。
【株式会社NEXER Groupについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア
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