【岡山大学】令和6年度TCカレッジ認定式および技術・研究支援発表会表彰式に総合技術部の技術職員が参加~医工系TCコース開講以来、初のテクニカルマスター(TM)に認定!岡山大学職員の「高度化」を推進~

2025(令和7)年 4月 27日
国立大学法人岡山大学
◆概 要
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は、2025年3月10日、東京科学大学大岡山キャンパス(目黒区)にて開催された「令和6年度TCカレッジ認定式」(ハイブリッド開催)に参加しました。本学はTCカレッジにサテライト校として参画しています。認定式では、本学総合技術部医学系技術課の楢崎正博技術専門職員と塚野萌美技術主任が医工系TCコースとして初めてのテクニカルマスター(TM)に認定されました。
引き続き行われた「技術・研究支援発表会表彰式」では、昨年7月に行われた技術・研究支援発表会でTCカレッジ長賞を受賞した同部教育支援技術課の中村有里技術専門職員(マネジメント系TCコース)が表彰されました。
同認定式では、東京科学大学の波多野睦子理事・副学長、TCカレッジ関係者の江端新吾TCカレッジ長、中山啓子リサーチインフラ・マネジメント機構長および来賓から祝辞と激励のあいさつが行われた後、今年度のテクニカルマスター(TM)認定者21人にTM認定証が授与されました。
TM認定者代表あいさつは、楢崎技術専門職員と塚野技術主任が務めました。楢崎技術専門職員は「TM認定証を授与されたこと大変うれしく思うのと同時にあらためて身の引き締まる思いです。TCカレッジにて、さまざまなカリキュラムを受講することで多くの学びを得ることができ、知識の引き出しを増やすことができました。また、他大学や民間企業の方々とのつながりができたことがとても有益であったと感じています。このネットワークを活用して、詳しい方と相談し問題解決などに生かせればと考えております。また、TCカレッジ受講生兼運営側として、さらなる学びとカレッジの発展に精一杯努力していく所存です。引き続き、TC取得を目指して頑張っていきたいと思います」とコメント。塚野技術主任は「TM課程では、自身の専門分野の知識や技術を学び、さらなる向上を図るとともに、これまで扱ったことのなかった分析機器や工作機械にも挑戦する機会を得ることができました。また、本学が初めて開講するコースということもあり、関係者の皆さまにはカリキュラムの内容や運営において多大なるご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます」とコメントしました。
技術・研究支援発表会表彰式では、同発表会において演題「マネジメントを活かした工学の魅力発信」を発表してTCカレッジ長賞を受賞した中村技術専門職員が表彰されました。中村技術専門職員は「TCカレッジで多くの関係者の皆さまと意見交換をすることができ、勉強させていただきました。さらに学びを深めたいです」とコメントしました。
今回のテクニカルマスター(TM)認定および技術・研究支援発表会表彰の授与について、本学の佐藤法仁副理事・副学長・上級URAは「本学では採択された文部科学省『地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)』(実施主体:日本学術振興会)の取り組みにおいて、職員の「高度化」を実施しており、TCカレッジもその事業推進のひとつとして掲げています。技術職員自身が物事を考え行動するための思考と能力を持つことが必要であり、それらに対応できる高度人材を多く輩出することは、組織における活性化につながると考えます。今回の認定はその一つであり、さらなる職員の高度化を進めていきます。また、今回のTM認定および技術・研究支援発表会表彰に関わった多くの方々に厚く御礼申し上げます。本学総合技術部のメンバーが能力を伸ばし、成長することは学内的には良いモデル人材であり、学外的には大学が変わっていく姿を見ていただくことにつながると思います。職員らが高度化する中できちんと活躍の場を提供し、かつインセンティブ等を付与することでモチベーションを向上させられるように私ども執行部も自分事として改革に取り組んでいきたいと思います。どうぞ地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の取り組みにご期待ください」と今後の抱負も含めてコメントしました。
岡山大学総合技術部では、今後もTCカレッジなどを活用して、技術職員らの高度化を戦略的に強化促進します。今後も本学総合技術部は、地域と地球の未来を共創し、社会変革を実現させる研究大学:岡山大学の一翼を担う価値ある存在となるようさまざまな取り組みを進めていきます。どうぞご期待ください。
本件は、2025年3月28日に岡山大学から公開されました。
〇TCカレッジ
東京科学大学(旧東京工業大学)が主導で行っている高度技術専門人財を養成するための新たな仕組みで、全国の大学の技術職員、企業で研究開発に携わる技術者等の多くの受講生が在籍しています。現在8コース開講しており、本学総合技術部は同カレッジに令和4年度にサテライト校として参画し、令和5年度に「医工系TCコース」を開講(学内試行)、令和6年度には他大学の受講生も参加して本格開講しています。
https://www.ofc.titech.ac.jp/tc-college/




◆参 考
・岡山大学総合技術部
https://techall.okayama-u.ac.jp/
・TCカレッジ
https://www.ofc.titech.ac.jp/tc-college/
◆参考情報
・【岡山大学】TCカレッジ医工系コース上級カリキュラムを株式会社日立ハイテクで開催~産学連携推進、総合技術部の技術・知識向上を目指す~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002947.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学総合技術部の阿部匡史課長が「第39回国立大学法人生命科学研究機器施設協議会」に登壇~岡山大学TCカレッジ医工系コースでの技術職員の高度化の取り組みを紹介~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002764.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学TCカレッジ医工系コース「マウス・ラット実技講習会」中級カリキュラムを開催~技術職員の動物実験における知識・技術の習得と向上を目指す~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002654.000072793.html
・【岡山大学】TCカレッジ岡山大学サテライト校 医工系コース 中級カリキュラム「生物系透過型電子顕微鏡(基礎)」を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002038.000072793.html
・【岡山大学】TCカレッジ医工系コース 中級カリキュラム「3Dプリンタ実習(基礎)」を実施 ~技術職員の能力・技術向上の強化としての医工連携カリキュラム第二弾~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001955.000072793.html
・岡山大学総合技術部 研究現場の生の声を聞き技術職員のスキルアップを図るTCカレッジ「医工系コース」での研究室見学第2弾を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001937.000072793.html
・岡山大学総合技術部 研究現場の生の声を聞き技術職員のスキルアップを図るTCカレッジ「医工系コース」での研究室見学を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001918.000072793.html
・【岡山大学】TCカレッジ岡山大学サテライト校医工系コース中級カリキュラム「生物系走査型電子顕微鏡(基礎)」を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001927.000072793.html
・岡山大学総合技術部 研究現場の生の声を聞き技術職員のスキルアップを図るTCカレッジ「医工系コース」での研究室見学を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001918.000072793.html
・【岡山大学】TCカレッジ岡山大学サテライト校「医工系コース」開講 ~技術職員の「高度専門人材養成」を強化促進~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001518.000072793.html
・【岡山大学】地域中核・特色ある研究大学 岡山大学を支える技術職員の「高度専門人財養成」に向けて -令和5年度「TCカレッジ」に岡山大学技術職員が参加-
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001436.000072793.html
・【岡山大学】総合技術部の堀格郎課長がテクニカルマスターに認定 ~東京工業大学以外ではTCカレッジ開校以来初!岡山大学における職員の「高度化」を推進~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002136.000072793.html
・【岡山大学】「岡山大学TCカレッジ医工系コース」2024年度カリキュラムを始動~技術職員の知識・技術力の向上を目指し「高度専門人材養成」を強化促進~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002269.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学TCカレッジ「医工系コース」2024年度カリキュラム医工講究(第2回)を実施~技術職員の知識・技術力の向上を目指し「高度専門人材養成」を強化促進~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002526.000072793.html



◆本件お問い合わせ先
岡山大学総合技術部 医学系技術課(医工系コース担当) 阿部匡史
E-mail:tabe◎md.okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えてください
https://techall.okayama-u.ac.jp/
<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
岡山大学病院 新医療研究開発センター
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/
<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL:086-235-7983
E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/
<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:086-251-8463
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
<岡山大学の研究機器共用(コアファシリティ)などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究・イノベーション共創機構 機器共用推進本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:086-251-8745、086-251-8746
FAX:086-251-8748
E-mail:cfp◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://fspp.kikibun.okayama-u.ac.jp/
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学統合報告書2024:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002801.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2025年4月期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003002.000072793.html


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