中古住宅の購入、約4割が「住まいや暮らしに対する価値観が変わった」と回答。新しさより「立地・環境」を重視する声も
株式会社NEXER Group・中古住宅に住んでみてに関する調査

■中古住宅に住んでみてわかった魅力とは?
家を買うとき、新築か中古か。多くの人が一度は迷う分かれ道です。
新しさには惹かれるけれど、価格や立地を考えると中古も気になる。そんな揺れる気持ちを抱えたことのある人は、少なくないのではないでしょうか。
では、実際に中古住宅を選んだ人は、住んでみて何を感じたのでしょう。
ということで今回はすまカナと共同で、事前調査で「中古住宅(中古の戸建て・マンション)を購入し、実際に住んだ経験がある」と回答した全国の男女90名を対象に「中古住宅に住んでみて」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXER Groupとすまカナによる調査」である旨の記載
・すまカナ(https://www.sumakana.net/)へのリンク設置
「中古住宅に住んでみてに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年8月3日 ~ 8月10日
調査対象者:事前調査で「中古住宅(中古の戸建て・マンション)を購入し、実際に住んだ経験がある」と回答した全国の男女
有効回答:90サンプル
質問内容:
質問1:中古住宅ならではの「意外な魅力」や「発見」はありましたか。当てはまるものをすべてお選びください。(複数回答)
質問2:「魅力」や「発見」について、具体的なエピソードを教えてください。
質問3:中古住宅を購入したことで、住まいや暮らしに対する価値観は変わりましたか。
質問4:どのように価値観が変わりましたか。近いものをすべてお選びください。(複数回答可)
質問5:どのように価値観が変わったか具体的に教えてください。
質問6:今振り返って、中古住宅を選んだことをどう評価していますか。
質問7:その理由を教えてください。
質問8:これから中古住宅の購入を検討している方へ、「実は中古住宅ってこんな良いことがあるよ」とアドバイスするなら、どんなことを伝えたいですか。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■27.8%が、中古住宅の魅力は「建物の実物を見て納得して購入できた」と回答
まずは、事前調査で「中古住宅(中古の戸建て・マンション)を購入し、実際に住んだ経験がある」と回答した方に、中古住宅ならではの「意外な魅力」や「発見」はあるか聞いてみました。

最も多かったのは「建物の実物を見て納得して購入できた」で27.8%でした。次いで「新築より広い家・良い立地を手に入れられた」が17.8%、「地域やご近所に溶け込みやすかった」が16.7%、「街並みや周辺環境がすでに成熟していた」が15.6%と続きます。
中古住宅は、すでに建物が完成しているため、購入前に実物を確認できることが大きな特徴です。建物の状態だけでなく、日当たりや周辺環境なども実際に見て確かめられるため、暮らしを具体的にイメージしたうえで購入を検討できます。大きな買い物だからこそ、事前に確認できることは安心材料のひとつといえるでしょう。
具体的なエピソードも聞いてみたので、一部紹介します。
「魅力」や「発見」について、具体的なエピソードを教えてください。
・新築では予算的に難しかった広さや立地の物件を選ぶことができたのが魅力だと感じた。(30代・男性)
・地域コミュニティがしっかり根付いている。(40代・男性)
・味がありそうで古いモノも見方が変わる。(40代・女性)
・割安に購入できたので、子どもの教育に十分にお金をかけられた。(50代・女性)
・中心柱がすごくかっこいいです。(50代・女性)
「新築では予算的に難しかった広さや立地の物件を選べた」「割安に購入できたので、子どもの教育にお金をかけられた」といった声もあり、価格面でのメリットを活かして、住まいや暮らしに求める条件を叶えた人もいるようです。
さらに、地域コミュニティや街並み、建物が持つ味わいなど、長く人が暮らしてきた中古住宅だからこそ感じられる魅力も挙げられました。実際に暮らしてみることで、購入前には気づかなかった住まいの良さを発見できることも、中古住宅ならではの魅力といえるでしょう。
■40.0%が、中古住宅の購入で「住まいや暮らしへの価値観が変わった」と回答
続いて、事前調査で「中古住宅(中古の戸建て・マンション)を購入し、実際に住んだ経験がある」と回答した方に、中古住宅を買ったことで、住まいや暮らしに対する価値観が変わったかをうかがいました。

その結果、「大きく変わった」が15.6%、「やや変わった」が24.4%と、合わせて40.0%が中古住宅を買ったことで、住まいや暮らしに対する価値観が変わったと回答しています。一方で、「あまり変わらなかった」は43.3%、「まったく変わらなかった」は16.7%でした。
実際に中古住宅で暮らしてみると、住まいに求めるものや、暮らし方への考え方が変わることもあるようです。新築か中古かという選択だけでなく、立地や広さ、周辺環境、建物そのものの味わいなど、自分にとって何を大切にしたいのかを見つめ直すきっかけになった人もいるのではないでしょうか。
■中古住宅を購入後の価値観の変化、38.9%が「新しさより立地・環境を重視するようになった」と回答
続いて、中古住宅を購入したことで、住まいや暮らしに対する価値観が変わったと回答する方に、どのように価値観が変わったか聞いてみました。

最も多かったのは「『新しさ』より『立地・環境』を重視するようになった」で38.9%でした。次いで「モノや家を大切に使い、手入れする意識が高まった」が36.1%、「『完璧さ』より『個性・味わい』を大切に思うようになった」が33.3%、「コストのかけ方に対する考えが変わった」が30.6%と続きます。
その変化について、具体的な内容も聞いてみたので一部紹介します。
「『新しさ』より『立地・環境』を重視するようになった」を選んだ方
・地区によって治安が全く違うこと。(40代・女性)
・立地は後から変えられないものなので最優先にする。(50代・女性)
・住めば都。交通の便が大事。(70代以上・男性)
「モノや家を大切に使い、手入れする意識が高まった」を選んだ方
・手入れすると長持ちする事。(50代・男性)
・長くあるものに敬意をはらうようになった。(60代・男性)
・家は住みながら自分用に変えていくものだと感じた。(70代以上・男性)
「『完璧さ』より『個性・味わい』を大切に思うようになった」を選んだ方
・色合いが良いと思った。(30代・男性)
・住んでいく状況も変わっていくので、それに合わせた住まいづくりが必要だと思うようになりました。(60代・女性)
・自分流に変更できる。(70代以上・男性)
実際に暮らしてみたことで、建物の新しさだけではなく、立地や周辺環境、住まいとの付き合い方に目を向けるようになった人も多いことがわかります。「立地は後から変えられないものなので最優先にする」という声からも、購入後だからこそ実感できる住環境の大切さが伝わります。
また、手入れをしながら長く使うことや、自分らしく住まいを変えていくことを大切にする声も見られました。新しさや完成された状態だけを求めるのではなく、暮らしながら住まいを育てていくことも、住宅選びのひとつの価値として捉えられているようです。
■82.2%が、中古住宅を選んだことを「良い選択だった」以上と回答
続いて、事前調査で「中古住宅(中古の戸建て・マンション)を購入し、実際に住んだ経験がある」と回答した方に、今振り返って、中古住宅を選んだことをどう評価しているか聞いてみました。

その結果、「大正解だった」が18.9%、「良い選択だった」が63.3%と、合わせて82.2%となり、経験者の多くが前向きに受け止めていることがわかります。一方で、「やや後悔している」は15.6%、「後悔している」は2.2%にとどまりました。
そう評価した理由も聞いてみたので一部紹介します。
「大正解だった」と回答した方
・やはり祖父母が建てた新築注文住宅を1年以内に売ってもらったから、中古住宅だけどほぼ新築だから。(40代・女性)
・家にあまりこだわりはないので、そこで節約できたぶん、生活に余裕ができたから。(50代・女性)
・コスパが良いから。(60代・男性)
「良い選択だった」と回答した方
・予算内で希望していた広さや立地を実現できたため。(30代・男性)
・中古で十分だと思った。(30代・女性)
・コストパフォーマンスが良かった。(40代・男性)
「やや後悔している」と回答した方
・経年劣化が早い。(40代・男性)
・汚れや設備が良くなかった。(50代・男性)
・前居住者が、めちゃくちゃ汚くしていた。(60代・女性)
「後悔している」と回答した方
・劣化。(50代・女性)
・思ったより使いにくい。(70代・男性)
「大正解だった」「良い選択だった」と回答した人からは、「コスパが良い」「予算内で希望していた広さや立地を実現できた」といった声が寄せられました。費用を抑えながら希望する住環境を選べたことに、満足している人が多いことがうかがえます。住まいにかかる費用を抑えたことで、生活に余裕が生まれたという声もあり、購入後の暮らしにもメリットを感じている人もいるようです。
一方で、後悔した理由としては、経年による劣化や設備、汚れなど、実際に暮らし始めてから気になる部分が挙げられました。
中古住宅は、購入前に建物の状態や設備、周辺環境などを確認できるからこそ、気になる点を事前にチェックしておくことが大切です。価格や広さだけでなく、設備の状態や修繕の必要性、これからどのくらい住み続けたいのかまで考えたうえで選ぶことが、納得できる住まい選びにつながるでしょう。
■中古住宅の購入を検討する人へ伝えたいこと
最後に、これから中古住宅の購入を検討している方へ、「実は中古住宅ってこんな良いことがあるよ」とアドバイスするなら、どんなことを伝えたいか聞いてみました。
これから中古住宅の購入を検討している方へ、「実は中古住宅ってこんな良いことがあるよ」とアドバイスするなら、どんなことを伝えたいですか。
・広さや立地など新築では予算的に難しい条件を実現しやすい点が魅力だと感じる。(30代・男性)
・地域コミュニティに溶け込みやすい。(40代・男性)
・住宅そのものより、周囲の環境を調べたほうが良い。(40代・女性)
・新築より予算内で立地が選べてリフォームで自分好みにできる。(40代・女性)
・出来上がっているので、暮らしがイメージできる。(50代・女性)
・人気のエリアを買っておけば処分時に大損することはない。(60代・男性)
「広さや立地など新築では予算的に難しい条件を実現しやすい」「新築より予算内で立地が選べてリフォームで自分好みにできる」といった声からは、予算を抑えながら希望する住環境を選びやすいことや、購入後に自分好みに手を加えられることが、中古住宅の魅力として挙げられています。
また、「出来上がっているので、暮らしがイメージできる」という意見もあり、実際の建物や周辺環境を確認したうえで、購入後の生活を具体的に思い描ける点もメリットの一つといえます。
さらに、「住宅そのものより、周囲の環境を調べたほうが良い」というアドバイスも寄せられました。中古住宅を選ぶ際は、建物の状態や間取りだけでなく、周辺の交通環境や街の雰囲気など、実際に暮らす環境まで確認しておくことが大切です。
住まいそのものだけでなく、立地や周辺環境、購入後の暮らしまで含めて検討することで、自分に合った中古住宅を見つけやすくなるでしょう。
■まとめ
今回の調査では、中古住宅を選んだ経験者の82.2%が「大正解だった」「良い選択だった」と評価していることがわかりました。また、40.0%が中古住宅の購入をきっかけに、住まいや暮らしに対する価値観が変わったと回答しています。
価値観の変化として最も多かったのは、「『新しさ』より『立地・環境』を重視するようになった」でした。実物を確認してから購入できることや、予算に合わせて立地や広さを選びやすいことなど、中古住宅ならではの魅力も多く挙げられています。
新築だけでなく、中古住宅にもさまざまな選択肢があります。実際に暮らした人の声を参考にしながら、価格や建物の状態、立地、周辺環境などを比較して、自分に合った住まいを探してみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXER Groupとすまカナによる調査」である旨の記載
・すまカナ(https://www.sumakana.net/)へのリンク設置
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