『プロボノ』は社会感度、多様性への理解、主体性を高め、本業にも活きる経験に ~パナソニック プロボノ10周年のアンケート結果をデジタルブックとして公開~

パナソニックグループ

パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、2021年11月2日(火)に従業員のビジネススキルを活かしてNPO/NGOの事業展開力の強化を応援する「Panasonic NPO/NGOサポート プロボノプログラム」で実施したアンケート結果をデジタルブックにまとめウェブサイトに公開しました。支援先NPO/NGOへの成果とその後の展開、『プロボノ』に参加した従業員にもたらされた変化を紹介しています。

『プロボノ』とは、「公共善のために」を意味するラテン語の「Pro Bono Publico」を語源とする言葉で、社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門知識を活かしたボランティア活動を意味します。人生100年時代の今、社会との新しい関わり方として注目されています。

パナソニックは、2001年にNPO/NGOの組織基盤強化を応援する助成プログラム「Panasonic NPO サポート ファンド(現、NPO/NGOサポートファンド for SDGs)」を設立。2011年には、サポートファンドで助成した社会的意義の高いNPO/NGOと従業員との接点を作るため、新しい形のボランティアである「ビジネススキルを活かしてNPO/NGOの事業展開力の強化を応援する『Panasonic NPO/NGOサポート プロボノプログラム』」を立ち上げ、今年10周年の節目を迎えます。設立以来、認定特定非営利活動法人サービスグラントと協働し、社会課題の広がりへの対応や新しい社会的価値の創造に向け、また従業員のニーズに合わせて様々な取り組みに挑戦してまいりました。

10周年にあたり行った本アンケートは、2011年度から2019年度までの支援先、プロボノ参加者を対象に実施しています。『プロボノ』を通じて支援先の「事業収入や寄付、スタッフ数、支援者数の増加」や「自団体の活動の可視化、組織内の課題、ビジョン共有の促進」につながり、プロボノチームとの協働のプロセスが「活動への自信やモチベーションの向上」、「物事の考え方や進め方が日常業務にも活きている」といった様々な効果を生み出していることが分かりました。

また『プロボノ』に参加した従業員へのアンケートでは、「93.7%が社会課題への意識や感度が高まった」「87.3%が社会課題を自分事としてとらえられるようになった」など、プロボノの取り組みが社会感度を高めることにつながったと答えています。さらに、チームメンバーやNPO/NGOとの協働によって「96%が多様性の意義を体感することができた」「89.7%が今後の仕事を進めるうえで役に立つ」「85.9%が本業以外で自らの経験を発揮する機会が自己効力感を高めた」「92.1%が仕事以外で課題発見、課題解決に取り組む経験は本業にも必ずつながる」と感じています。
あわせて、「仕事の幅を広げたいと思うようになった」「仕事への姿勢、職場での同僚への接し方に良い変化が生まれている」「リーダーシップやチームワーク、プロジェクトマネジメントなどの学びを本業に持ち込むチャレンジをした」等、本業への副次的効果が生み出されていることも分かりました。

パナソニックはこれからも社会課題の解決に向け、従業員の社会参画を促進するとともに、NPO/NGOの組織基盤強化支援を通じて市民活動の持続発展、社会変革に貢献してまいります。

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プロボノのススメ~NPO/NGOの組織基盤強化に企業人の力を役立てる~
Panasonic NPO/NGOサポート プロボノプログラム 10周年節目アンケート調査レポート
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/probono/report_10th.html

<Panasonic NPO/NGOサポート プロボノプログラムとは>
パナソニックグループ従業員がチームを組んで、自身のスキルや経験を活用してNPO/NGOの事業展開力の強化を応援するボランティアプログラム。2011年4月に設立し、延べ330名が参加し、56団体に60件のプロジェクトを実施してきました。支援先はPanasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGsでの助成先の他、東日本大震災など被災地の復興支援に取り組む団体を対象に、マーケティング基礎調査、中期計画の策定、ウェブサイトの再構築、営業資料の作成等を応援しています。本取り組みで2017年1月に「東京都共助社会づくりを進めるための社会貢献大賞 特別賞」を受賞。

認定NPO法人 ファミリーハウスの「理想のハウスづくり」のビジュアル化を支援認定NPO法人 ファミリーハウスの「理想のハウスづくり」のビジュアル化を支援

認定NPO法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVAOD)の支援ノウハウの可視化を支援認定NPO法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVAOD)の支援ノウハウの可視化を支援

<パナソニックの企業市民活動>
パナソニックは、"A Better Life, A Better World″の実現に向けて、事業活動とともに企業市民活動を通じて、社会課題の解決や、より良いくらしの創造と世界中の人々の幸せ、社会の発展に貢献することを目指しています。私たちは製品・技術開発やモノづくりで培ったノウハウ・リソースを活かし、世界的な問題である「貧困の解消」を重点テーマに、誰もが歓びを分かち合い、活き活きとくらす「共生社会」を目指して、人材育成や機会創出、相互理解をテーマとする企業市民活動をグローバルに展開しています。

<関連情報>
・「Panasonic NPO/NGOサポート プロボノ プログラム
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/probono.html
・認定NPO法人 ファミリーハウスへのプロボノ事例レポート
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/report/family_house.html
・認定NPO法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)へのプロボノ事例レポート
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/probono/jvoad.html
・Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary.html
・パナソニック 企業市民活動
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship.html 

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会社概要

パナソニックグループ

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URL
https://holdings.panasonic/jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121
代表者名
楠見 雄規
上場
東証プライム
資本金
2590億円
設立
1935年12月