大手エネルギー事業者製造設備において『ローカル5Gシステム』を受注
パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:片倉達夫、以下パナソニック、パナソニックグループの持株会社制への移行にともない2022年4月より「パナソニック コネクト株式会社」に変わります)は、このたび大阪ガス株式会社様およびDaigas ガスアンドパワーソリューション株式会社様より、都市ガス製造を担う姫路製造所にて利用する『ローカル5Gシステム』を受注しました。2022年3月より5Gコア設備を皮切りに、ネットワーク機器や基地局等を順次納入予定です。
このたび、パナソニックの強みであるプラント業界へのネットワーク導入・運用実績に加え、ローカル5Gを軸にWi-Fiも含めた現場最適なマルチネットワーク構築の提案を採用いただきました。
本ネットワークにより、現場業務の高度化や運用・管理コストの削減を目指します。また、計画立案や要件定義などのコンサルティングをはじめとした導入・構築・運用までのトータルサポートや将来展開を見据えた現場DXをサポートするEND to ENDのサービス提案も評価いただいております。
昨今プラント業界では、少子高齢化や熟練者の退職に伴う人材不足により、現場作業の省人化の実現や属人化の解消、業務ノウハウの継承が課題となっています。また、自然災害等の有事の際の迅速な対応や作業員の安全管理などが求められています。これらの課題を解決するため、プラント現場ではスマートファクトリー化によるDX(Digital Transformation)が急務となっており、パナソニックの強みであるセンシング技術を活用した現場作業の省人化、映像・音声などのデータ伝送を活用した技能伝承の円滑化、遠隔立会いによる緊急時対応の迅速化、位置情報収集による現場社員の安全管理などを支える技術として、現場最適なマルチネットワークの需要が高まっています。
これまでパナソニックは、2020年9月に大阪ガス泉北製造所へ「自営等BWAシステム」を納入(※1)し、現場課題解決などのコンサルティングやプラント業界特有の現場環境を熟知したネットワーク設計、24時間/365日の遠隔サポート体制により、製造所におけるセキュアかつ安定した自営無線ネットワークの導入・構築・運用を実現してきました。
今回導入する大阪ガス姫路製造所では、現場マルチネットワークサービスの新たなラインアップである「ローカル5Gシステム」を用いて、5Gの特長である超高速大容量に加え、将来展開として超低遅延・多数同時接続が可能なネットワーク環境を実現していくことで、製造所で目指しているスマートファクトリー化をサポートし、現場のDXを加速します。
パナソニックは今後も、現場マルチネットワークサービスを通じて、DX推進におけるプラント業界のモデル構築などを行い、
お客様の課題解決と新たな価値提供を目指していきます。
※1 プレスリリース「自営等BWAシステムを活用したDX推進による現場業務の効率化」(2020年7月6日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2020/07/jn200706-1/jn200706-1.html
【お問い合わせ先】
パナソニック システムお客様ご相談センター
フリーダイヤル:0120-878-410(受付:9時~17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 大手エネルギー事業者製造設備において『ローカル5Gシステム』を受注(2022年3月15日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2022/03/jn220315-1/jn220315-1.html
<関連情報>
・現場マルチネットワークサービス
https://biz.panasonic.com/jp-ja/gemba-multinetwork-service
・パナソニックプレスリリース「自営等BWAシステムを活用したDX推進による現場業務の効率化」(2020年7月6日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2020/07/jn200706-1/jn200706-1.html
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