MdN新書2月新刊 定年後人生の達人に学ぶ『脱定年幻想』、なぜ家康は三男を跡継ぎにしたのか『大御所の後継者問題』発売
インプレスグループでデザイン分野を中心としたメディア事業を手がける株式会社エムディエヌコーポレーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口康夫、略称:MdN)は、『脱定年幻想』『大御所の後継者問題』を発売しました。
『脱定年幻想』
定年後人生の達人に学ぶ、60歳からのしばられない生き方
https://shinsho.mdn.co.jp/books/3222903019/
〈本書の内容〉
もういいではないか。世間の目を気にする歳でもない。
「オレはなにをするかなあ」に、「なにもしなくてもいいのだ」という選択肢を入れてもいいと思う。
ただし、仕事を辞めても、お金の軛(くびき)だけはついてくる。
お金の軛以外のほとんどの「しばり」はすべて観念である。
しばられない自由を得るためには、観念そのものを破砕すればいいのである。
「おれだって、定年後はなにもしたくないよ、腐るほど金があればそうするよ」という人がいるかもしれない。
それはだめな自由である。
お金がないのに、自由に生きるのがいいのである。
なにからなにまで気楽で自由、というわけにはいかない。
当然である。
しかしそんななかでも、自分だけの「意味」を持って生きていくことができるなら十分である。
それがひとりの人間が望みうる最大の気楽さであり自由である。
〈目次より〉
◆しなければならないことの不自由
◆人はしても自分はしない
自分のルールとは「格律」/人が持っていても自分は持たない/モノにしばられない/人がけなしても自分はほめる
◆常識にしばられない
健康に過度にとらわれない/家族にしばられない/しあわせにしばられない/時間にしばられない
◆世間にしばられない
世間体は自分体である/人の評価を気にしない/「いい人」をやめない/自分の価値観でいけばいい
◆言葉にしばられない
「楽しさ」なんてどうでもいい/「終活」なんて言葉は意味がない/「孤独死」という流行り言葉/「意味」が剥がれ落ちていく
◆メディアにしばられない
知ってどうする?/「これはテレビ、テレビ!」/不快なニュースは避ける/なにが「Jアラートだ」
◆人はしなくても自分はする
することはしたのだから/権利に寄りかからない/勝たなくていい/「自分はしない・する」勇気
〈プロフィール〉
勢古浩爾(せこ・こうじ)
1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に34年間勤務の後、2006年に退職。定年後は、無用で不要な「しばり」から解放されて、自由への一歩を踏み出す生き方を提唱。一貫して、自分自身で世間の価値観や一般通念の是非を考えることの大切さを説く。1988年、第7回毎日二十一世紀賞受賞。著書に『こういう男になりたい』(ちくま新書)、『最後の吉本隆明』(筑摩選書)、『定年後のリアル』(草思社文庫)、『定年バカ』(SB新書)、『それでも読書はやめられない』(NHK出版新書)、『自分がおじいさんになるということ』(草思社)、『定年後に見たい映画130本』(平凡社新書)ほか多数。
【仕様】
勢古浩爾 著
定価1,100円(本体1,000円+税10%)
新書判/192ページ
ISBN978-4-295-20501-2
『大御所の後継者問題』
なぜ家康は三男を跡継ぎにしたのか
https://shinsho.mdn.co.jp/books/3222903020/
〈本書の内容〉
日本の九割近い企業は、後継者を身内(息子・娘婿・弟など親族)から選ぶ。
できの悪い跡継ぎを「不肖の息子」などというが、彼らの場合、父や役員の評価は、ことのほか先代に比べてからくなる。
たとえば、大学院を出て、しかるべき企業や銀行で経営を学んできたとすると、「うちは、そんな大企業ではないから、もっと現場を……」といわれ、では、大学卒業とともに入社したとすると、「世間を知らない青二才」とくる。
問題はいかにして、こうした周囲の厳しい評価の目をかいくぐり、名経営者となるか、である。
多くのジュニアは、実に、内心やる気があることに感動させられることが少なくない。
が、半面、ほとんどの人が陥っているのは、経営や「承継」といったものを、まるで歴史小説を読むかのように、理解しようとしている点である。
経営は、歴史小説のようにはいかない。なぜならば、飛躍するドラマが日常生活の中にはないからだ。
日々厳しい現実を一生懸命に生きて、企業の生き残りを図るトップに、感動の名場面などはそうそう現れるものではない。それらは後世の人の評価にすぎない。
この日々の努力は、戦国時代であっても、現代となんら変わることはなかった。
本書は、後継者問題に成功したケースから失敗したケースまで、戦国大名家の事例を検証分析した。
歴史をひもとけば、二代にわたって「承継」をみごとに成功させた組織もあれば、父親が原因であるがゆえに萎縮してすべてを失った後継者もいた。
本書を読めば、真に一流のリーダーは、自らの出処進退のうち、とくに辞める時期を誤らなかったことがよくわかる。
従来の歴史ファンのみならず、後継者問題に悩む現代の企業経営者もぜひ手に取っていただき、参考にしてほしい一冊である。
〈目次より〉
■第一章 先代の業績を堅実に受け継いだ承継者
■第二章 先代を超えて飛翔した後継者
■第三章 先代を超えられなかった後継者
■第四章 一族の衰退を招いた後継者
〈プロフィール〉
加来耕三(かく・こうぞう)
1958年、大阪市生まれ。1981年、奈良大学文学部史学科卒業。奈良大学文学部研究員生活を経て、1983年より歴史的に正しく評価されていない人物・組織の復権をテーマに著作活動に入る。現在は大学・企業の講師をつとめながら、歴史家・作家として独自の史観にもとづく著作活動や講演をおこなっている。また、著作・講演のかたわら専門知識を駆使し、テレビ・ラジオ番組の監修や時代考証を手がけ、番組出演も多数。現在放映中の番組にBS11『偉人・素顔の履歴書』、BS-TBS『関口宏の一番新しい中世史』がある。近著に『家康の天下取り 関ヶ原、勝敗を分けたもの』『明治維新の理念をカタチにした 前島密の構想力』(以上、つちや書店)、『日本史を変えた偉人たち 3秒で相手を動かす技術』(PHP研究所)、『紙幣の日本史』(KADOKAWA)など多数。
【仕様】
加来耕三 著
定価1,100円(本体1,000円+税10%)
新書判/256ページ
ISBN978-4-295-20502-9
【株式会社エムディエヌコーポレーション】
株式会社エムディエヌコーポレーション(MdN)は、デザインや各種表現の可能性とノウハウを伝える出版社です。1992年に創業し、デザインの考え方・学び方、PhotoshopやIllustratorを始めとするツールの使い方、Webと共に進化するテクノロジーの情報などを提供してきました。近年では、アニメーションや映像、ゲーム、芸能など、ビジュアル・カルチャー全般に渡るクリエイティブ情報にもテーマを広げ、デザインのおもしろさや魅力をさまざまな形でお届けしています。
URL:https://books.mdn.co.jp/
【インプレスグループ】
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
URL:https://www.impressholdings.com/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エムディエヌコーポレーション
E-mail:info@MdN.co.jp
URL:https://books.mdn.co.jp/
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