認知症の特性や生活環境を考慮した地域における災害時支援モデルの構築を目指す 愛知県認知症災害時支援モデル事業の報告会に愛の家グループホーム弥富が登壇
認知症災害時支援モデル事業とは
愛知県では、2021年度から2年間にわたって弥富市及びあま市において災害発生時の支援や備えについて考える3つのモデル事業を実施しました。この事業は、災害時を見据えた地域における認知症の理解促進及び対応力向上を図り、認知症の特性や生活環境を考慮した地域における災害時支援モデルの構築を目指すものです。
愛の家グループホーム弥富は、モデル事業実施の公募に申し込みをし、愛知県立大学看護学部 清水宣明教授の指導のもと弥富市における認知症災害時支援モデル事業の一環として防災マニュアルの作成を行いました。
報告会について
今報告会は、2年間にわたり弥富市及びあま市において実施した認知症災害時支援モデル事業の取り組みを愛知県内へ波及させるため開催されます。
開催概要
●愛知県認知症災害時支援モデル事業報告会 ~自身の周りを見直すことで災害に備える~
●開催日時:2023年8月31日(木)13時30分~16時30分
※参加者の募集は終了しています。
●会場:ウィンクあいち 1001会議室(名古屋市中村区名駅4-4-38)
●プログラム
1.モデル事業から考える防災対策について
講師:清水 宣明氏(愛知県立大学看護学部教授)
2.モデル事業報告
(1)建物の特徴を生かした施設2階への垂直避難方法の確立
報告者:愛の家グループホーム弥富・弥富市役所
(2)避難ではなく、施設にとどまり「命をつなぐための防災計画」の作成
報告者:グループホーム森津の里・弥富市役所
(3)グループホームと自主防災会それぞれの防災マニュアルを作成するとともに、
協働で認知症高齢者等を支援する体制の構築
報告者:グループホーム「ポプラ」・あま市役所
3.災害時を想定してドタバタ・イベント法を体験してみよう
少人数のグループで自宅での被災を想定した「ドタバタ・イベント法」を体験し、
自身の防災対策を考えるグループワークを実施。
講師:清水 宣明氏(愛知県立大学看護学部教授)
モデル事業における愛の家グループホーム弥富の取り組み
2022年、政府の地震調査委員より、今後マグニチュード8~9級の南海トラフ巨大地震が発生する確率を「90%程度」に引き上げたと公表されました。愛の家グループホーム弥富は、津波被害のリスクが高い地域であることから、ご利用者とスタッフ全員の命を守るため、愛知県、弥富市、愛知県立大学看護学部 清水宣明教授の4者で地理的要因を踏まえながら話し合いをし、事業所独自の防災・避難マニュアルの作成に取り組みました。また、地理的・現実的・論理的要因を踏まえ、愛の家グループホーム弥富が津波から避難する際、2階への垂直避難が有効だとわかりました。そこから、津波・浸水からの避難という内容で「ドタバタ・イベント」を実践しました。今報告会では、この実践から見えた「建物の特徴を生かした施設2階への垂直避難方法の確立」について報告します。
愛の家グループホーム弥富
〒498-0021愛知県弥富市鯏浦町用水上115 TEL:0567-66-2577
HP:https://mcs-ainoie.com/search/aichi/yatomishi/gh099/
メディカル・ケア・サービス株式会社 会社概要
1999年、埼玉県さいたま市で創業。創業当時より認知症ケアを専門とし、認知症高齢者対応のグループホーム「愛の家」を中心に、介護付有料老人ホーム「アンサンブル」「ファミニュー」など、多様な介護サービスを展開。現在、全国330以上の介護事業所を運営し、グループホーム運営居室数は日本一の実績を誇ります。海外では、中国を中心に有料老人ホームの運営や開発コンサルティング等の事業を展開。
「認知症を超える。」をブランドメッセージとし、認知症のある方も誰もがその方らしく当たり前に暮らせる社会の実現を目指しています。
設立:1999年11月24日
所在地:〒330-6029 埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 ランド・アクシス・タワー29階
代表者:代表取締役社長 山本 教雄
社員:約6,900名
売上高:349億円(2022年9月期)
拠点:日本国内32都道府県336事業所、海外(中国)7棟
HP:https://www.mcsg.co.jp/(2023年8月現在)
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