東京都と東京発スタートアップ、グローバルフィンテック市場で存在感を発揮
~ドバイ・シンガポールの両展示会で東京のイノベーションを世界へ発信~
東京都は、「国際金融都市・東京」構想のもと、世界有数の国際金融都市としての地位確立に向けて、金融エコシステムの強化とイノベーションの推進を目指す様々な取り組みを進めています。
このたび、2025年10月12日~15日にアラブ首長国連邦のドバイで開催された中東・北アフリカ最大級のフィンテック展示会「Fintech Surge 2025」および、11月12日~14日にシンガポールで開催された「Singapore Fintech Festival 2025(SFF 2025)」に出展し、東京のアジアにおける金融・イノベーションハブとしての地位強化と、都内フィンテック企業のグローバル展開を積極的に推進しました。

◆ドバイ「Fintech Surge 2025」出展概要
Fintech Surgeは、世界40カ国以上から500名超の投資家、150社以上の出展者、100名超のスピーカーが集う、中東・北アフリカ最大級のフィンテック展示会です。
東京都は「Metro Tokyo Pavilion」を設置し、先進的なブロックチェーン技術や、都内スタートアップ(4社)の革新的サービスを紹介。現地の政府関係者や金融機関、スタートアップとのネットワーキングを通じて、東京の技術力とビジネス環境の魅力を発信しました。


◆シンガポール「SFF 2025」出展概要
SFF 2025は、130カ国以上から65,000名超が参加し、約900名が登壇、約600社が出展する世界最大級のフィンテックイベントです。
都は、日本代表団の一員として、都内拠点のフィンテック企業4社と共に出展。
日本の「金融・資産運用特区」として都が推進する東京開業ワンストップセンター(TOSBEC)等の施策を紹介し、世界基準の金融サービスとフィンテックスタートアップ支援の取り組みをアピールしました。
関連イベントやメディアブリーフィングも開催し、東京の金融・フィンテック市場の最新動向を広く発信しました。


SFF 2025では、東京都の「国際金融都市・東京」構想を受けて設立された日本初の官民連携金融プロモーション組織「一般社団法人 東京国際金融機構(略称:FinCity.Tokyo)」が「東京を解き放つ:フィンテックとデジタル資産の次の波」と題して、金融庁やフィンテック企業によるパネルディスカッションを行いました。
東京の投資環境や金融規制、東京に進出したグローバルフィンテック企業の事例等をもとに、東京がグローバル・フィンテックの拠点へと進化している姿を紹介し、グローバルな金融・イノベーション都市としての存在感を一層高めました。


東京都は今後も、世界の主要フィンテックイベントへの出展や、都内スタートアップの海外展開支援を通じて、東京発イノベーションのグローバル展開を加速してまいります。
<Fintech Surge 2025/SFF 2025 共同出展企業>
Capy株式会社:不正ログイン対策ツールの開発・提供
クレジットエンジン株式会社:SaaS型ローン管理システム
サステナブル・ラボ株式会社:非財務情報開示のプラットフォーム提供
ソラミツ CBDC株式会社:CBDCシステム向けブロックチェーンソリューション
日本ブロックチェーン基盤株式会社:ブロックチェーンインフラ
ビー・インフォマティカ株式会社:マイクロファイナンスソリューション
株式会社Finatext:保険デジタルプラットフォームの開発
<参考情報>
国際金融都市・東京:https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/gfct
東京開業ワンストップセンター(TOSBEC):https://www.startup-support.metro.tokyo.lg.jp/onestop/jp/
FinCity.Tokyo:https://fincity.tokyo/
TOKYO Innovation is Everywhereパンフレット(240618_Leaflet_JP)
※本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
・戦略12 国際金融「サステナブルな未来を拓く 世界の金融ハブ・東京へ飛躍」
・戦略10 スタートアップ「イノベーションが次々と生まれ世界の変革と成長を東京が牽引」
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