世界中の本を読もう!――KADOKAWA4月の翻訳書は緊急重版が決定した台湾文学『複眼人』、児童文学の名作『ドリトル先生と月からの使い』、1951年ソヴィエトが舞台のミステリー『血の葬送曲』の3作!
いま世界でも熱い注目を集める台湾の作家・呉明益の長編小説『複眼人』が満を持して発売!獣医ドリトル先生の大冒険『新訳 ドリトル先生と月からの使い』、スターリン政権下で起こる恐怖のミステリー『血の葬送曲』
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は2021年4月5日に呉明益『複眼人』を、4月23日に角川文庫『新訳 ドリトル先生と月からの使い』『血の葬送曲』を発売しました。
【2021年4月の翻訳書籍新刊】
『複眼人』
著:呉 明益
訳:小栗山 智
カバー絵:呉 明益
発売:2021年4月5日(月) ※電子書籍同日配信
定価:2420円(税込)
判型:四六判
頁数:368ページ
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321708000005/
◆あらすじ
発売即大反響!太平洋に浮かぶ原始の島と、近未来の台湾。二つの島に巨大な「ゴミの島」が押し寄せるとき、謎の「複眼人」が姿を現す――。台湾現代文学を代表する作家、呉明益の長編小説、待望の本邦初訳!
※発売直後から売れ行き好調につき緊急重版が決定しました!
〈台湾民俗的神話×ディストピア×自然科学×ファンタジー〉
次男が生きられぬ神話の島から追放された少年。自殺寸前の大学教師の女性と、山に消えた夫と息子。母を、あるいは妻を失った先住民の女と男。事故で山の“心”に触れた技術者と、環境保護を訴える海洋生態学者。傷を負い愛を求める人間たちの運命が、巨大な「ゴミの島」を前に重なり合い、驚嘆と感動の結末へと向かう――。人間と生物、自然と超自然的存在が交錯する世界を、圧倒的スケールと多元的視点で描く未曾有の物語。
『新訳 ドリトル先生と月からの使い』
著:ヒュー・ロフティング
訳:河合 祥一郎
カバー絵:ももろ
発売:2021年4月23日(金) ※電子書籍同日配信
定価:770円(税込)
レーベル:角川文庫
頁数:304ページ
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322010000745/
◆あらすじ
恩田陸さん推薦! 超巨大生物に乗って、いざ月へ! ちょんまげ犬も登場する、シリーズ第7巻
ドリトル家には楽しい動物の施設がいっぱい。なかでも犬の教授の博物館では、変わった発掘品が集められ、ちょんまげ犬の物語など、毎晩ゆかいなお話会がひらかれます。一方、虫語の研究に夢中な先生が、ハエの館を作りたいと言いだして、アヒルの家政婦はかんかん! そんなある日、お庭になぞの巨大生物がまいおります。えっ、先生をむかえに来た月からの使い!?さあ、いよいよ月への大冒険がはじまります。シリーズ第7巻!
『血の葬送曲』
著:ベン クリード
訳:村山美雪
発売:2021年4月23日(金) ※電子書籍同日配信
定価:1100円(税込)
レーベル:角川文庫
頁数:480ページ
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322002000189/
◆あらすじ
スターリン体制下のレニングラード。人民警察の警部補ロッセルは、捜査を進めるうちに、連続殺人犯の正体を突き止められるのは自分しかいないと気づく。元ヴァイオリニストの自分しか――。
1951年10月、スターリンの恐怖政治下にあるレニングラードが舞台。第二次世界大戦を飢えと戦闘と闘い、何とか生き延びた市民たちは、国家保安局に脅える暮らしを強いられていた。ある日、線路上に、黒ずみ切断された5体の死体が、規則正しく並べられているのが発見される。遺体はすべて顔を剥がれ、歯を抜かれていた。元ヴァイオリニストという経歴を持つレヴォル・ロッセ警部補は、異様な光景に驚愕する。だが、捜査を進めていくうち、犠牲者の奇妙な共通点に気づき、震撼する。犠牲者は、みな音楽院時代の同窓生だったのだ。この猟奇的事件の犯人はいったい何者で、何が目的なのか? 親族や友人ですら信じられない密告社会と、濃密な死の空気に包まれながら、警部補は恐ろしい真実を追い求めていく――。
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