百合ゲーアワード受賞作『リルヤとナツカの純白な嘘』1周年を記念したレビューコメントが到着!さらに25%OFFセールが開催決定!
株式会社ブシロード(本社:東京都中野区 代表取締役社長:木谷高明、以下、ブシロード)と株式会社フロ
ントウイングラボ(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:山川竜一郎、以下、フロントウイングラボ)は、ビジュアルノベルゲーム『リルヤとナツカの純白な嘘』が発売1周年を迎えたことを記念し、殺伐百合アンソロジー主宰「れむれむ」、百合小説家「綾加奈」からのレビューコメントが到着したことを発表いたします。
報道関係の皆様におかれましては、ぜひ本情報をお取り扱いいただけますようお願い申し上げます。
■殺伐百合アンソロジー主催:れむれむが語るリルナツ
「“私はこういう百合が見たかった”と尊さに浄化される……だけに留まらない!」

■れむれむさんレビューコメント
「百合×ミステリと聞いてレビューを書くしかないと思いました!」と立候補する勢いで任されました。
あえて、ビジュアルノベルや百合ジャンルの外側の方々にも向けて、ガチ・PCゲーム育ち&自称・百合の素晴らしさ伝道師が「好き」を叫びます。
THEお姫様のリルヤ(妙齢で男性口調の天才銀髪美少女からしか得られない栄養素がある)と、目となり足となり「世界」と関わる元気なわんこ的助手の夏夏のペアが微笑ましい。いつまでも見ていたい完璧な形、確固たる「女性二人」の関係が、主人公の「わたしたち」のフィルタを通して深く掘り下げられていく。実は真っ当な百合には詳しくないのですが(こじらせた殺伐感情は第一章を読もうね!)新しいスタンダードと言ってもよい百合作品に仕上がっていました。
ミステリ部分は安楽椅子探偵ものを意識させつつ、個性豊かなキャラクターと美しいグラフィック、そして情感のこもった声優さんのボイスに癒やされます。ビジュアルノベルは、絵・音声・シナリオが合わさる総合芸術で、それを「自分だけの速度」で読み進める体験は、3つの要素がハイレベルであればあるほど贅沢なものになります。小説では地の文の「文体」が作品を形作るのだとして、本作は物語世界を絵と音声に預け切っている。最初からそうデザインされているかのように滑らかなシナリオとの間に、美しい調和がある。
百合作品として「登場人物が女性のみの作品」というのも安心感として大きなポイント。
恋人・婚約者など、肯定された同性カップルが、現実の世界よりも幾分あたたかに、これでもかと展開されます。正直に言ってしまいましょう。安全で「閉じた関係性」をセールスポイントとしてドラマを切り捨てる風潮には、私も苦手意識があります。百合が苦手な人の多くは、少女たちが外の世界との関係や自他の変化を望まず「内側でよろしくやる」ことに陥りがちな設定を退屈に感じている(当社調べ)ためです。
しかし! 本作は、主人公の少女(夏夏は二十歳ですよ!)たちが、積極的に世界と関わり、自ら他者に干渉し、変化を与えていく。その開放感に好感が持てました。作中で夏夏が「わたしは世界を見たいんです。語りたいんです」とリルヤに告げるシーンが、その前向きさを物語っています。閉じた箱庭という陥穽に嵌まることなく、各章で「それぞれに生きている」者たちを描き、起・結でのリフレインによって「成長」を読み取れる。様々な他者との交流を通して、新しい視点を持っていく。積極的に「世界」と関わっていく夏夏が、百合作品にしては必要以上の情報が、私に『光』をもたらしてくれる(リルヤ面)。
百合とは、それぞれの女性が主人公になり得る作品だと考えています。
「私はこういう百合が見たかった」と尊さに浄化される……だけに留まらない! 複雑な人間模様、変化のドラマを見せてくれたのが『リルナツ』でした。長年『闇』の百合ミステリ(?)小説を書き、そこに根ざすファン兼作家として、今こうした作品が見られるのは、はっきり言って希望です。
ビジュアルノベル好きも、百合好きは言うまでもなく、『リルナツ』をプレイして『光』を感じよう!!
発売1周年おめでとうございます。
最後に、「レイニーブルー味」の飴ちゃん、商品化してくれませんかね。
<殺伐百合アンソロジー『Edge of Lilies』>
『殺伐百合』を題材とした短編小説・イラスト・コラムを収録した400頁超・総勢20名参加の同人誌。
カバーイラストは南方純&高河ゆん。
即売会の他、BOOTH・メロンブックス等にて販売中。
書籍詳細:https://0th.page/book/B09Q29RZVF/ (発行元:殺伐連邦)

<れむれむ>
作家。サークル「殺伐連邦」主宰、出版社「零合舎」代表。
商業の仕事歴に百合総合文芸誌『零合』各号(企画・責任編集・寄稿)。
三度の飯よりアニメ好き。
れむれむ Xアカウント(@REMUx2):https://x.com/REMUx2

■百合小説家:綾加奈が語るリルナツ
「切符先生という看板に恥じない百合ゲームです。」

■綾加奈先生レビューコメント
浅生詠先生が百合!? しかも切符先生を携えて!? と私的にかなり衝撃でした。
恐らく同じ衝撃を抱えている方も相当数いると思うので、一番大切なことを頭で話しておこうと思います。
大丈夫です。安心してプレイしてください。
最高でした。
切符先生という看板に恥じない百合ゲームです。
以下、好き勝手なレビュー。
今作の特徴として「必要最低限の地の文」というものが挙げられますが、それはイラストレーターへの高い信頼があってこその芸当だと思います。そしてその期待に応えるように渾身のスチル絵で殴りつけてくださる切符先生。切符先生のファンとして、これ以上の幸せはありません。とくに今作は「絵」がテーマの1つであることもあり、先生のイラストのタッチが物語と非常にマッチしていました。登場人物の表情や心境、その空間の構成要素の大部分がイラストと音楽、画面効果に一任されている。きちんとゲームとして生まれるべくして生まれた物語だと思います。さらに物語の中で「絵」そして「見る」という行為それ自体に意味が付与されていく様はとても興味深く、人生として面白い体験でした。
私も誰かのために語ることの素晴らしさの中で生きていきたいです。
私はまひると夜が癖でした。
<綾加奈>
札幌出身の作家/シナリオライターで、おもに札幌を舞台にした百合小説を執筆。
個人出版で多くの電子書籍を刊行し、Kindle unlimitedで配信中。代表作に『子猫を拾う、子猫の癖に』(装画:紫のあ)、『キッキン・オン・ヘブンズ・ドア』(装画:ろるあ)、『姉の娘と正しく在りたい世界の私』(装画:幾花にいろ)など。『花束から一輪の幸福を 百合短編小説集』では『リルヤとナツカの純白な嘘』と同じく「切符」がイラストを担当している。
『零合』創刊号(零合舎)でデビュー、最新作は同第2号の「腐り落ちてなお」。
綾加奈 Xアカウント(@saionzi_ayakana):https://x.com/saionzi_ayakana


■レビューイラスト紹介!
『リルヤとナツカの純白な嘘』のプロローグをプレイした感想をイラストや漫画にまとめていただきました。
その中から一部の作家さんの作品をご紹介します。
■あおと響先生

■青椿トト先生 ■シクシク先生


公式サイトでは、他にもたくさんの作家さんのレビューを掲載していますので、是非チェックしてみてください!
・先行レビュー
https://lilja-natsuka.frontwing.co.jp/news/2024-0802-review/
・発売後レビュー第1弾
https://lilja-natsuka.frontwing.co.jp/news/2024-1002-review/
・発売後レビュー第2弾
https://lilja-natsuka.frontwing.co.jp/news/2024-1115-review/
■「フロントウイング25周年記念大セール祭り!」開催決定!
『リルヤとナツカの純白な嘘』が25%OFFのほか、
フロントウイングの人気タイトルを超お得に買えるセールとなっているのでお見逃しなく!
■フロントウイング25周年記念大セール祭り!
期間:2025年8月1日0時~2025年8月31日
販売ページ:
DMM GAMES https://dlsoft.dmm.com/detail/fwing_0044/
DLsite https://www.dlsite.com/soft/work/=/product_id/VJ01002044.html
■少女たちが紡ぐ百合ミステリー
『リルヤとナツカの純白な嘘』好評配信中!
登場人物がすべて女性キャラクターで構成され、軽やかで瑞々しさを感じる物語『リルヤとナツカの純白な嘘』。
その中で描かれるキャラクター同士の恋愛は、謎を解くためのキーとなることも。それぞれの想いが絡まり織り成す物語は、時に美しくも時に割れたガラスのように見る人の心に突き刺さっていきます。
本作の主人公は盲目の美少女画家・リルヤと元気いっぱいな助手の少女・夏夏(ナツカ)。2人は、絵の依頼者の心に抱えるわだかまりと隠された真実を解き明かし依頼者が望む以上の絵を描き出していく──。
少女達の喪失と再生の物語を、どうぞお楽しみください。
<あらすじ>
ネットを密やかに流れる噂がある。
正体不明の天才画家が、依頼者のためだけに素晴らしい絵を描いてくれる。
ただしその画家は気まぐれで偏屈、権力や金では決して動かず、気に入った依頼だけを受けるのだという。
そんな謎めいた基準で選ばれた依頼者の前に現れるのは、
長い銀髪と宝石のような瞳を持つ、冬の妖精のような美少女画家――リルヤと
リルヤの家に住み込みで働く元気いっぱいの助手の少女――夏夏(なつか)。
リルヤは、夏夏から得た『光』を元に、依頼者が望む以上の絵を描き出す。
これは過去に痛みを抱く少女たちが、新しい未来を得て歩き出すまでの、喪失と再生の物語。

【作品情報】
タイトル『リルヤとナツカの純白な嘘』
メーカー:フロントウイング/ブシロード
ジャンル:ノベルゲーム
対応 OS:Windows 10/11(※Windows RT/Windows 10 mobile は動作対象外です)
対応言語:日本語、英語、中国語(簡体字)
発売日:2024年7月25日
価格:3960円(税込み)
配信サイト:
Steam:https://store.steampowered.com/app/2840900/Lilja_and_Natsuka_Painting_Lies/
DMM GAMES:https://dlsoft.dmm.com/detail/fwing_0044/
DLsite:https://www.dlsite.com/soft/work/=/product_id/VJ01002044.html
企画/シナリオ:浅生詠
代表作…『KANADE』 (PCゲーム)
『電脳天使ジブリール』(オンラインゲーム)
『夏ノ鎖』(PCゲーム)
キャラクターデザイン/原画:切符
代表作…『のうりん』挿絵イラスト(ライトノベル)
『ファイアーエムブレムヒーローズ』キャラクターイラスト(アプリゲーム )
制作:フロントウイング
OPテーマ:やなぎなぎ「明日の話」
EDテーマ:青木陽菜「Colors of You」
<出演>
リルヤ・メリ:高柳知葉
空木 夏夏:伊駒ゆりえ
春日衣 優:田中美海
佐々波 まひる:田中貴子
透月 夜:大久保瑠美
羽ヶ崎 真璃子:古賀葵
白縫 りら:神田みか
イヌイ・サーリヤルヴィ:青山吉能
ほか
【公式サイト】
■『リルヤとナツカの純白な嘘』公式サイト:https://lilja-natsuka.frontwing.co.jp
■『リルヤとナツカの純白な嘘』公式X(@ lilja_natsuka): https://x.com/lilja_natsuka
※画像掲載の際には、下記の記載をお願いいたします。
『リルヤとナツカの純白な嘘』©Frontwing ©bushiroad
『零合』©零合舎
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