クラシック×最新テクノロジー、東京交響楽団が特別監修 世界初❝バーチャルアーティスト❞開発プロジェクトヴァイオリニストオーディション開催決定
~審査委員長に正指揮者・原田慶太楼、審査員にコンサートマスター・小林壱成が決定~
株式会社KADOKAWAと株式会社ドワンゴは、東京交響楽団の特別監修のもと、バーチャルアーティスト開発を行うプロジェクト「ポルタメタ」にて、第1弾のピアニストに続き、第2弾となるヴァイオリニストのオーディションを開催します。
ポルタメタでは、リアルとバーチャル、クラシック音楽とテクノロジーが融合した新しいコンセプトのバーチャルアーティストを通して、クラシックファンの裾野を広げることを目的としています。バーチャルアーティストは、動画・SNSでの音楽活動を中心にリアルコンサートなどライブ活動も行いながら、世界を舞台に活躍することを目指します。
このオーディションでは、性別、国籍、年齢、学歴やコンクール受賞歴に関わらず、自身の演奏テクニックや音楽表現を最大限に発揮し、バーチャルアーティストとしてクラシック音楽や楽器演奏の楽しさを幅広い世代へ伝えていただける方を募集します。エントリーは、2024年12月2日(月)より受付開始します。
第2弾オーディションの審査委員長には、前回のオーディションに引き続き東京交響楽団の正指揮者で、アメリカ、ヨーロッパ、アジアを中心に活躍する原田慶太楼が決定。そして新たに、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストの東京交響楽団のコンサートマスター・小林壱成を審査員に迎え、世界に羽ばたく新たな才能を発掘します。
【原田慶太楼からのコメント】
2024年にスタートした『ポルタメタ』バーチャルアーティストプロジェクトは音楽の歴史を変えました!第1弾アーティストの潤音ノクトは、デビュー後、東京交響楽団と共演、そして常に配信を通してファンの皆さんと会話をしています。この成功がきっかけで第2弾を発表できるのが、とても嬉しいです。今回は素晴らしいヴァイオリニストを募集しています。このプロジェクトはクラシックだけではなく、色々なジャンルの音楽をボーダーレスに世界へ発信したい人を探しています。希望とチャンスにあふれたプロジェクトです。自分の音楽をもっともっと知ってもらいたい方は、是非応募して下さい。バーチャルアーティストとして、一緒に音楽で幸せをとどけましょう。
【小林壱成からのコメント】
❝クラシック❞は元来、「格式のある」「最高級」の意味を持つ言葉です。
ワールド・ベースボール・❝クラシック❞や、嗜好品等の名にもあり、そこには先人達が築いてきた歴史や古くから伝わる礼儀や趣に対しての敬意が表れています。
音楽は、音を身体で感じる事で、作曲された時代へタイムスリップしたかのような感覚にさせてくれる、唯一無二のもの。
プロジェクトポルタメタは、❝クラシック音楽❞と現代を代表する技術と発想を組み合わせた新しい在り方。昨年の演奏会でも大成功を収め、マスメディアやSNSでも広く取り上げられ大きな話題となりました。
第2弾はヴァイオリン!KADOKAWA×DWANGO×Mo.原田慶太楼、そして東京交響楽団と共に、クラシック音楽の新たな1ページを創っていきましょう!
■ヴァイオリニストオーディション概要
バーチャルアーティストのヴァイオリニストオーディションは、潜在的なクラシックファンを活性化させ、新たなクラシック市場の拡大を目的とする、バーチャルアーティストとして演奏活動していただく方を選定するオーディションです。年齢、性別、国籍は問いません。スケジュールについては、随時公式サイト等でもお知らせします。
【バーチャルアーティストとしての活動内容】
・定期的な演奏やトークを中心とした配信活動
・定期的な演奏動画の収録やコンサートへの出演などのアーティスト活動
【応募条件】
・年齢、性別、国籍問わず
・配信活動、演奏活動の経験不問
・日本語でのコミュニケーションが可能な方
・演奏活動を通じた夢を持っている方、目標のある方
・知識や考えを自分自身の言葉で発信できる方
【一次選考】
応募期間 :2024年12月2日(月)~2025年1月13日(月)23:59
応募方法 :オーディション受付フォームよりご応募ください ※12月2日(月)にオープン
応募要項 :詳細は、ポルタメタ公式サイトにてご確認ください▶https://portameta.com/
<主催・企画・協力>
KADOKAWA/ドワンゴ/東京交響楽団
<オーディションに関する問合わせ先>
問合わせフォーム▼
■プロジェクトの背景
ドワンゴとKADOKAWAは、かねてより、クラシック音楽の事業に携わってきました。
ドワンゴと東京交響楽団の取り組みは、2020年3月、コロナ禍でライブイベントの中止が相次いでいることを受け、❝観客のいない音楽会❞と銘打ったオーケストラ史上初となる無観客コンサートをニコニコ生放送でライブ配信したことに始まります。大きな反響を得たことから、同年6月、プロオーケストラ初となるニコニコチャンネル「ニコニコ東京交響楽団(ニコ響)」※を開設し、この4年間で46公演を、趣向を凝らしたライブ配信でお届けしてきました。また、昨年1月、角川文化振興財団主催による東京交響楽団とコラボレーションした1日限りのコンサート『オーケストラコンサートin浮世絵劇場』を成功させるなど、これまでにない様々なオーケストラ鑑賞の楽しみ方を提供しています。
昨今のクラシック音楽界は、オーディエンスが高齢化し、ファン層の先細りが懸念されています。ドワンゴとKADOKAWAは、本プロジェクトを通じて、若い世代を中心にクラシックの魅力を伝え、新たなファンの獲得、ひいてはクラシック音楽界の活性化に貢献できればと考えています。
※ニコニコ東京交響楽団(ニコ響)▶https://ch.nicovideo.jp/tokyosymphony
■第1弾アーティスト「潤音ノクト」のこれまでの活動
バーチャルアーティスト・潤音ノクトは、2024年2月に行われたオーディションにてピアニストとして選定され、2024年4月に行われた「ニコニコ超会議2024」でデビューしました。その後、2024年8月12日に「フェスタサマーミューザ」に出演。東京交響楽団と共演し、3Dモデルで、世界初のオーケストラとのリアルタイムセッションを実現しました。
コンサート出演以外では、自身のYouTubeチャンネルにて週2回、ピアノ演奏や楽曲解説などライブ配信を行っており、クラシックの楽しみ方を知りたい方やピアノ初心者のための内容になっています。
◇「潤音ノクト」公式YouTube:https://www.youtube.com/@UruneNokutoch
◇「潤音ノクト」公式X:https://x.com/urune_nokuto
■バーチャルアーティストプロジェクト「ポルタメタ」概要
2023年10月にクラシック界初となる「バーチャル上に精密に楽器演奏者を再現する」技術を導入したバーチャルアーティスト開発を行うプロジェクト「ポルタメタ」を始動しました。KADOKAWAとドワンゴは、リアルとバーチャル、クラシック音楽とテクノロジーが融合した新しいコンセプトのバーチャルアーティストをプロデュースし、クラシックファンの裾野を広げることを目指します。第1弾アーティストの潤音ノクトは、現在は動画・SNSでの音楽活動を中心に、2024年8月に3Dモデルを使用して、リアルオーケストラとの共演し、今後もリアルのコンサートでの演奏も視野に入れ、世界を舞台に展開していく予定です。
◇「ポルタメタ」公式サイト:https://portameta.com/
©portameta Project ©KADOKAWA CORPORATION 2024 ©DWANGO Co., Ltd.
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