仕事、経済、恋愛、政治、すべてがテックに飲み込まれる時代をどう生きるか『2030年の世界を生き抜くための テック資本主義超入門』2025年12月23日(火)発売!
早稲田大学の情報入門講義を書籍化! テック資本主義の生きのび方
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、2025年12月23日(火)に、『2030年の世界を生き抜くための テック資本主義超入門』(著:大田比路)を発売いたしました。

この30年で世界の企業時価総額ランキングの上位をApple、Amazon、Metaなどのビッグテックが占めるようになりました。テック資本主義とは、仕事、政治、経済、恋愛など私たちの社会活動のすべてがテックに飲み込まれる世界を指します。本書では、Webの成り立ちからXにいたるまでの歴史をひもとき、どのようにしてテック資本主義が私たちの「存在する理由」までも書き換えようとしているのかを振り返ります。その上で、もはやインターネットなしでは生きることのできない私たちが、どう生きればいいのか、そのヒントをまとめました。早稲田大学で「これをとらずに早稲田を卒業するな」と言われる、情報入門講義を書籍化したものになります。

◆「序章」より
「この本は、Web誕生からX誕生に至るインターネットの歴史を解説するものだ。もっと正確に言えば、インターネットと資本主義が結びついたテック資本主義(tech capitalism)がいかにして生まれたのかを、あなたに伝えていく本だ。
テック資本主義の意味については、本文のなかで改めて触れることになる。ここでは、シンプルにInternet x Capitalism とイメージしてもらえれば十分だ。
あなたが生きている21世紀前期は「テックの時代」と言われている。かつての農耕革命や産業革命に匹敵する「革命の時代」と言われている。
政治も、経済も、社会も、文化も、労働も、恋愛も―これまで人間自身の手で築き上げられてきた全てが、インターネットを中心とするデジタルテクノロジー、すなわちテック(Tech)に飲み込まれていく。しかも、その原動力は、資本主義という止まることを知らない高速エンジンだ。
いつのまにか、今まで人類が経験したこともない世界がそこに生まれていた。最初は単なるオモチャだと思われていたインターネットが、いつのまにか得体の知れないモンスターとなっていた。そのモンスターは、進化し続けるコンピュータや人工知能と結びつきながら、さらに巨大化していくという。制御不能な生命体になっていくという。」
◆もくじ
序章
Web 1 無垢の時代 1990–2003
Web 2 拡張の時代 2004–2014
Late Web 2 帝国の時代 2015–Present
終章
◆書誌情報
書名:2030年の世界を生き抜くための テック資本主義超入門
著者:大田比路
定価:1,870円(本体1,700円+税)
発売日:2025年12月23日(火)
判型:四六判
ページ数:288ページ
ISBN:978-4-04-607780-6
発行:株式会社KADOKAWA
◆著者プロフィール
大田比路(おおた ひろ)
早大法、早大院(修士)、早大政経助手を経て、現在は個人投資家。著作家。都内在住。
主著『政治的に無価値なキミたちへ』(イーストプレス)。早大講師(社会科学領域/非常勤)兼任。
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