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政府備蓄米の“おいしさ”を数値化!古古米・古古古米・外国産米をコメ専用の食味測定器で測定

米・食味鑑定士協会(事務局:大阪市、会長:鈴木秀之)では、6月24日に大阪市内で農林水産省の随意契約により市場に流通している政府備蓄米や外国産米を対象に、食味の客観的評価を目的とした食味測定会を開催しました。
近年、いわゆる『古古米』や『古古古米』と呼ばれる政府備蓄米の食味については、主観的評価が目立つ一方、外国産米の緊急輸入報道も重なり、消費者の安心感が求められる状況にあります。こうした背景を踏まえ、米・食味鑑定士協会が主催する国際コンテストにおいて最終選考に使用しているコメ専用の食味測定器を用いた科学的かつ客観的な食味測定を実施しました。

■測定会概要
日時:2025年6月24日(火)
場所:米・食味鑑定士協会事務局(大阪市淀川区西中島)
対象:実際に市場で販売されている政府備蓄米3製品、外国産米1製品、参考値として銘柄米1製品の計5点

■食味測定器の特徴
本測定会で使用したコメ専用食味測定器は、東洋ライス株式会社(本社:和歌山市)が独自に開発した「味度メーター」という機器です。コメを機器内で仮炊飯し、表面に形成される粘り気のある保水膜(おねば)の量を測定することで、コメの味を100点満点で評価します。成分分析ではなく、玄米の品質や精米の状態、保存状況など総合的な環境を反映するため、消費者が実際に炊飯する際の味覚と高い相関性を持つ信頼性の高い指標です。平均スコアは70点台、80点台は「誰が食べてもおいしい」と評されるレベルであり、90点台のスコアは非常に稀少です。

2025/06/27 13:00