成功率9割! 業績と働きがいを同時に伸ばす「一品」戦略「『会社に眠る財産』を掘り起こせ!」 9月20日発売
間違った生産性の追求、安易な他社の後追いが会社の価値を下げる!?
日本企業に向けた組織風土改革のパイオニアである株式会社スコラ・コンサルト(辰巳和正代表取締役、東京都品川区)は、2018年9月20日(木)より、『「会社に眠る財産」を掘り起こせ!』(著者:岡村 衡一郎、価格1,600円(税抜))を全国の書店およびインターネットで販売を開始しました。
本書は、150社以上の組織変革を支えたコンサルタントが組織・企業にとっての本物の強みとなる「会社に眠る財産」を深掘りする方法を解説しています。
経営者から現場まで活用できるメソッドが記載され、特に部門長や中小企業の経営層、地方創生を担う方々の課題を解決するヒントが盛り込まれています。
企業・組織が「他社の後追い」や「価格勝負」ではなく、「自社ならではの変化」を自らの手で起こし、どのように飛躍させればよいか、実際に支援した事例を使い改革方法を解き明かしています。
「自社に眠る財産」=「一品」として、企業・組織の独自性や強みを引き出し、広げる方法を書き上げた一冊です。
■本書のトピック
①他社の後追いでなく、自社ならではの強みにこだわる
業績の伸び悩みや経営が苦しくなってくると、他社のヒット商品の後追いや、安易な値引きに走り自社の価値を下げ、自ら強みを手放している会社・組織は少なくありません。財産探しフォーマットなどを用いて創業から「商品を生み出す過程で身につけた固有の技能」は何かを振り返ることで、「『自社ならでは』をつくってきた固有の財産」を掘り起こすことができます。その「財産(著者は「一品」と呼ぶ)」を伸ばし広げることに組織飛躍の糸口があります。
②過度な分業が会社の価値を下げる?
「財産」を掘り出し、伸ばし広げていても、組織内が過度な「分業」の発想であると「私は立場・部門が違うから関係ない」など立場や部門間に壁をつくり「財産」を腐らせてしまいます。過度な分業が進むと日常業務の効率性は高まりますが、全体観が持てないことやそもそもの目的から見直しにくくなるなど、主体的な考え方を阻害することが価値を下げる原因です。
③分業の弊害は「オフサイトミーティング」で補完できる
「私は立場・部門が違うから関係ない」など、縦割りにより全体観が失われると、新しいアイデアや部門間をまたいだ柔軟な発想が出にくくなり、結果として「他社の後追い」や「価格勝負」などの安易な解決策に陥りやすくな
■本書の構成について
第1章は、飛躍の糸口である「自社の財産」へ目を向け、それをさらに具体化した商品=「一品」を探すことの必要性に言及しています。業績が伸び悩み、経営が苦しくなると外部の成功事例を後追いしてしまうことや、目先の業績確保のために安易な値引きに走って自社商品の価値を見失うのではなく、「創業から現在まで」の財産を掘り起こし、自社ならではの「一品」の捉え直し方を解説します。
第2章は、変化が起こせていない現状を打破するための「一品」の考え方を解説し、「一品」を伸ばすことに焦点が当てられます。部門同士で「こうに決まっている」「やっても難しいだろう」といった思い込み思考でのやり取りは、ミクロの視点では正しいことでも、放っておくと、お互いに対する不信感が壁となってしまいます。「一品を伸ばすため、その壁を取り払う部門や上下の壁を超えた「意義ある目標設定」の重要性を示しています。
第3章は、「一品」を探し当て、ある程度伸びた後、必ず鈍化することを指摘し、その状況を脱する方法として「一品」を広げることを提起します。これまで伸ばせていない顧客ニーズを「4分類された商品価値の特性(グレード)」と「3分類された顧客の好み」のフレームにあてはめます。「一品」の価値を高める関連商品を広げることで、一人ひとり異なるニーズに最適な商品で対応する手法に迫ります。
第4章は、これまでの取り組みを一過性のものに終わらせず、継続的な活動として発展させる方法に言及します。経営者から現場の人まで「一品」を研ぎ澄ます意識で協力し、それぞれの力を発揮させ、本当に競争力のある商品に仕立てる重要性を解説しています。日常業務の効率性にばかりに焦点を当てたピラミッド型の組織運営によって、過度な分業が会社の財産を腐らしてしまうと警笛を鳴らしながら、部門や役職を超え柔軟な議論ができるチームをつくるためのミーティング「オフサイトミーティング」を役割別に説きます。
巻末付録では、著者が実際に支援した3企業を掲載しています。各企業、課題点のあぶり出しから、それに対する取り組み、経営者や従業員の心境の変化など、変革プロセスを紹介します。
■著者紹介
株式会社スコラ・コンサルト プロセスデザイナー 岡村 衡一郎
1971年生まれ。亜細亜大学卒。株式会社船井総合研究所を経て、2004年、株式会社スコラ・コンサルト入社。150社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。
「風土改革とは、顧客の支持が今以上に高まる状態に会社を変えていくこと」が信条。顧客満足度を高める要因、低下させる要因を企業風土・体質面からとらえ、業績向上につなげていくアプローチに持ち味を発揮。短期的成果から、長期にわたって企業価値を生み出し続ける幅広い経営支援を行なっている。
【主要著書】
『30代でチームのリーダーになったら最初に読む本』、 『一品で会社を変える』(ともに東洋経済新報社)
「『会社に眠る財産』を掘り起こせ!」概要
■著 者: 岡村 衡一郎
■発 行 元: 株式会社朝日新聞出版
■価 格: 1,600円(税抜)
■発 売 日: 2018年9月20日(木)
■販 路: 全国の書店及びインターネット通販等
■判 型: 四六判
■ページ数: 239ページ
■目 次:
はじめに
第1章 飛躍の糸口は「自社の財産」の中にある - 一品を「探す」
01 「後追い」「価格勝負」の病から、目を覚ませ
02 「一品」とは、「自社の財産」をもっとも具現化した商品
03 タイムマシンで「会社の財産」を探しに行く
04 「A3用紙1枚」に財産のすべてを書き出す
05 「なければ売上がつくれない商品」を探せ
06 「磨けば光る財産」を捨てていないか
07 「自社の財産」を「一品」として捉え直す
第2章 「地域で一番」のシェアを目指す – 一品を「伸ばす」
01 「一品」を伸ばして、現状を打破する
02 シェア26%で「地域で一番」の会社になれる
03 「商品→売り場→接客→販促」の順がミソ
04 「全品おすすめ」では伝わらない
05 「一品の価値」をキャッチコピーにせよ
06 一品の価値とお客様をつなぐ接客を
07 シェア26%でも販促は「地元から」
08 みんなが意義を感じる目標設定がキモ
09 業務の確認用「中間インデックス」でスピードUP
第3章 一品を伸ばすと、次の一手が見えてくる – 一品を「広げる」
01 「一品」とは、「コア個別商品」のことである
02 「コア個別商品」から「その他の個別商品」へと広げる
03 「お客様の欲求」に「最少の個別商品」で対応する
04 「コア個別商品」があるから、効果的に広げられる
05 「コア購入単位商品」から「コーディネイト強化商品」へと広げる
06 一品を広げるには、常に余白があったほうがいい
07 お客様の欲求に応え続けた先に、「ブランド」はある
第4章 すべては一品のために – 一品を「磨き続ける」
01 「分業」の発想が会社の財産を腐らせる
02 日常業務の外で「分業のくびき」を超えていく
03 「一品磨きの善循環」をつくる
04 お互いの仕事観を知る - 交流型オフサイトミーティング
05 違和感を顕在化させる – 問題発見オフサイトミーティング
06 真の課題をあぶり出す – 課題設定オフサイトミーティング
07 本当になりたい姿に気づく - 価値改良オフサイトミーティング
08 一品の魅力は「価値と価格のバランス」で決まる
巻末付録 「一品」経営の革新事例
革新事例① お菓子の家スワン
革新事例② アルミック(建材メーカー)
革新事例③ パークホテル東京
おわりに
■本書内で登場する、実際に支援した企業
・パークホテル東京
・沖縄教育出版
・三和物産
・アルミック(建材メーカー)・お菓子の家スワン など(順不同)
経営者から現場まで活用できるメソッドが記載され、特に部門長や中小企業の経営層、地方創生を担う方々の課題を解決するヒントが盛り込まれています。
企業・組織が「他社の後追い」や「価格勝負」ではなく、「自社ならではの変化」を自らの手で起こし、どのように飛躍させればよいか、実際に支援した事例を使い改革方法を解き明かしています。
「自社に眠る財産」=「一品」として、企業・組織の独自性や強みを引き出し、広げる方法を書き上げた一冊です。
■本書のトピック
①他社の後追いでなく、自社ならではの強みにこだわる
業績の伸び悩みや経営が苦しくなってくると、他社のヒット商品の後追いや、安易な値引きに走り自社の価値を下げ、自ら強みを手放している会社・組織は少なくありません。財産探しフォーマットなどを用いて創業から「商品を生み出す過程で身につけた固有の技能」は何かを振り返ることで、「『自社ならでは』をつくってきた固有の財産」を掘り起こすことができます。その「財産(著者は「一品」と呼ぶ)」を伸ばし広げることに組織飛躍の糸口があります。
②過度な分業が会社の価値を下げる?
「財産」を掘り出し、伸ばし広げていても、組織内が過度な「分業」の発想であると「私は立場・部門が違うから関係ない」など立場や部門間に壁をつくり「財産」を腐らせてしまいます。過度な分業が進むと日常業務の効率性は高まりますが、全体観が持てないことやそもそもの目的から見直しにくくなるなど、主体的な考え方を阻害することが価値を下げる原因です。
③分業の弊害は「オフサイトミーティング」で補完できる
「私は立場・部門が違うから関係ない」など、縦割りにより全体観が失われると、新しいアイデアや部門間をまたいだ柔軟な発想が出にくくなり、結果として「他社の後追い」や「価格勝負」などの安易な解決策に陥りやすくな
ります。肩書や立場から離れた話し合いの場である「オフサトミーティング」で意見を出し合い、問題を確認し、真の課題をあぶり出してなりたい姿に近づけます。立場に応じて与えられたタスクをこなすという認識から、分業に埋没せずに全体観を持つことを提唱します。
■本書の構成について
第1章は、飛躍の糸口である「自社の財産」へ目を向け、それをさらに具体化した商品=「一品」を探すことの必要性に言及しています。業績が伸び悩み、経営が苦しくなると外部の成功事例を後追いしてしまうことや、目先の業績確保のために安易な値引きに走って自社商品の価値を見失うのではなく、「創業から現在まで」の財産を掘り起こし、自社ならではの「一品」の捉え直し方を解説します。
第2章は、変化が起こせていない現状を打破するための「一品」の考え方を解説し、「一品」を伸ばすことに焦点が当てられます。部門同士で「こうに決まっている」「やっても難しいだろう」といった思い込み思考でのやり取りは、ミクロの視点では正しいことでも、放っておくと、お互いに対する不信感が壁となってしまいます。「一品を伸ばすため、その壁を取り払う部門や上下の壁を超えた「意義ある目標設定」の重要性を示しています。
第3章は、「一品」を探し当て、ある程度伸びた後、必ず鈍化することを指摘し、その状況を脱する方法として「一品」を広げることを提起します。これまで伸ばせていない顧客ニーズを「4分類された商品価値の特性(グレード)」と「3分類された顧客の好み」のフレームにあてはめます。「一品」の価値を高める関連商品を広げることで、一人ひとり異なるニーズに最適な商品で対応する手法に迫ります。
第4章は、これまでの取り組みを一過性のものに終わらせず、継続的な活動として発展させる方法に言及します。経営者から現場の人まで「一品」を研ぎ澄ます意識で協力し、それぞれの力を発揮させ、本当に競争力のある商品に仕立てる重要性を解説しています。日常業務の効率性にばかりに焦点を当てたピラミッド型の組織運営によって、過度な分業が会社の財産を腐らしてしまうと警笛を鳴らしながら、部門や役職を超え柔軟な議論ができるチームをつくるためのミーティング「オフサイトミーティング」を役割別に説きます。
巻末付録では、著者が実際に支援した3企業を掲載しています。各企業、課題点のあぶり出しから、それに対する取り組み、経営者や従業員の心境の変化など、変革プロセスを紹介します。
■著者紹介
株式会社スコラ・コンサルト プロセスデザイナー 岡村 衡一郎
1971年生まれ。亜細亜大学卒。株式会社船井総合研究所を経て、2004年、株式会社スコラ・コンサルト入社。150社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。
「風土改革とは、顧客の支持が今以上に高まる状態に会社を変えていくこと」が信条。顧客満足度を高める要因、低下させる要因を企業風土・体質面からとらえ、業績向上につなげていくアプローチに持ち味を発揮。短期的成果から、長期にわたって企業価値を生み出し続ける幅広い経営支援を行なっている。
【主要著書】
『30代でチームのリーダーになったら最初に読む本』、 『一品で会社を変える』(ともに東洋経済新報社)
「『会社に眠る財産』を掘り起こせ!」概要
■著 者: 岡村 衡一郎
■発 行 元: 株式会社朝日新聞出版
■価 格: 1,600円(税抜)
■発 売 日: 2018年9月20日(木)
■販 路: 全国の書店及びインターネット通販等
■判 型: 四六判
■ページ数: 239ページ
■目 次:
はじめに
第1章 飛躍の糸口は「自社の財産」の中にある - 一品を「探す」
01 「後追い」「価格勝負」の病から、目を覚ませ
02 「一品」とは、「自社の財産」をもっとも具現化した商品
03 タイムマシンで「会社の財産」を探しに行く
04 「A3用紙1枚」に財産のすべてを書き出す
05 「なければ売上がつくれない商品」を探せ
06 「磨けば光る財産」を捨てていないか
07 「自社の財産」を「一品」として捉え直す
第2章 「地域で一番」のシェアを目指す – 一品を「伸ばす」
01 「一品」を伸ばして、現状を打破する
02 シェア26%で「地域で一番」の会社になれる
03 「商品→売り場→接客→販促」の順がミソ
04 「全品おすすめ」では伝わらない
05 「一品の価値」をキャッチコピーにせよ
06 一品の価値とお客様をつなぐ接客を
07 シェア26%でも販促は「地元から」
08 みんなが意義を感じる目標設定がキモ
09 業務の確認用「中間インデックス」でスピードUP
第3章 一品を伸ばすと、次の一手が見えてくる – 一品を「広げる」
01 「一品」とは、「コア個別商品」のことである
02 「コア個別商品」から「その他の個別商品」へと広げる
03 「お客様の欲求」に「最少の個別商品」で対応する
04 「コア個別商品」があるから、効果的に広げられる
05 「コア購入単位商品」から「コーディネイト強化商品」へと広げる
06 一品を広げるには、常に余白があったほうがいい
07 お客様の欲求に応え続けた先に、「ブランド」はある
第4章 すべては一品のために – 一品を「磨き続ける」
01 「分業」の発想が会社の財産を腐らせる
02 日常業務の外で「分業のくびき」を超えていく
03 「一品磨きの善循環」をつくる
04 お互いの仕事観を知る - 交流型オフサイトミーティング
05 違和感を顕在化させる – 問題発見オフサイトミーティング
06 真の課題をあぶり出す – 課題設定オフサイトミーティング
07 本当になりたい姿に気づく - 価値改良オフサイトミーティング
08 一品の魅力は「価値と価格のバランス」で決まる
巻末付録 「一品」経営の革新事例
革新事例① お菓子の家スワン
革新事例② アルミック(建材メーカー)
革新事例③ パークホテル東京
おわりに
■本書内で登場する、実際に支援した企業
・パークホテル東京
・沖縄教育出版
・三和物産
・アルミック(建材メーカー)・お菓子の家スワン など(順不同)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像