世界で増加する近視に対して、食のアプローチの可能性を示唆する新発見

-クロセチンによる近視予防法の開発に期待-

​株式会社坪田ラボは、慶應義塾大学医学部発ベンチャーとして、主に近視、ドライアイ、老眼に関するイノベーションに取り組んでいます。これまで、坪田ラボは、慶應義塾大学医学部眼科、ロート製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役会長兼社長:山田邦雄)と、近視の進行を抑制する方法について共同研究を行ってまいりました。
このたび、その研究成果が、1月22日(グリニッジ標準時)に学際的総合ジャーナル『Scientific Reports』(オンライン版)に掲載されました。
クチナシ由来の色素成分であるクロセチン(※1)が近視進行を抑制する可能性を示唆する新しい知見として報告され、EGR-1(近視進行抑制に関連する遺伝子の一つ) の発現量を増やす効果を示したこと、さらには、眼軸長の伸長や屈折度数の変化を有意に抑制することを世界で初めて確認したものです。
今回の研究成果について、株式会社坪田ラボの創業科学者である坪田一男は「世界で増加の一途をたどる近視を抑制するため、生活の中で手軽に予防効果が期待できる方法を確立したいと研究に取り組んできたが、食品などの製品開発が期待される成分の可能性を発見できたと考えている。今後、この分野の研究をさらに進めデータを蓄積していきたい。」と述べています。
研究の詳細については、慶應義塾大学医学部・ロート製薬からのプレスリリースに詳細が紹介されています。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2019/1/23/28-50831/

 

論文URL: https://www.nature.com/articles/s41598-018-36576-w 
タイトル:Oral crocetin administration suppressed refractive shift and axial elongation in a murine model of lens-induced myopia
著者名 :森紀和子、栗原俊英、宮内真紀、石田文子、姜效炎、池田真一、鳥居秀成、坪田一男
掲載誌 :Scientific Reports
(※1)クロセチン:サフランやクチナシの実に含まれる黄色の天然色素。抗酸化力に優れたカロテノイドの一種です。

■本件に関するお問合せ先  広報担当:pr@tsubota-lab.com
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