香川県丸亀市・築330年余の日本庭園「中津万象園」が舞台の新感覚のサウンドアート展覧会
聴象発景 / evala (See by Your Ears) feat. 鈴木昭男 2019.9.27(金)-11.24(日)
舞台は香川県丸亀市にある、築330年余の歴史をもつ池泉回遊式の大名庭園「中津万象園」。
風光明媚なこの庭で、テクノロジーを駆使する先鋭的サウンドアーティスト evalaと、
サウンドアートの世界的パイオニア 鈴木昭男による、新感覚の「音の展覧会」を開催します。
風光明媚なこの庭で、テクノロジーを駆使する先鋭的サウンドアーティスト evalaと、
サウンドアートの世界的パイオニア 鈴木昭男による、新感覚の「音の展覧会」を開催します。
ちょうしょうはっけい
聴象発景 / evala (See by Your Ears) feat. 鈴木昭男
2019.9.27(金)-11.24(日)
舞台は香川県丸亀市にある、築330年余の歴史をもつ池泉回遊式の大名庭園「中津万象園」。
風光明媚なこの庭で、テクノロジーを駆使する先鋭的サウンドアーティスト evalaと、
サウンドアートの世界的パイオニア 鈴木昭男による、新感覚の「音の展覧会」を開催します。
近隣では同時期に、瀬戸内国際芸術祭(秋会期: 9/28-11/24)、岡山芸術交流(9/27-11/24)が
開催される中、本展「聴象発景」では先鋭テクノロジー×サウンド×日本庭園をテーマに、
歴史的文化財を最先端のサウンドアートの力で変容させ、
瀬戸内海からの風が香る日本庭園が新たなアートスポットへと変身します。
江戸時代以来の伝統的な文化遺産において、
日本人の自然観と美学を、「音」による新たな空間表現から感じ取り、
呼び覚ましていく実験的企画です。
●開催概要
期間 2019.9.27(金) - 11.24(日) (予定) *水曜休館
会場 中津 万象園・丸亀美術館(香川県丸亀市中津町25-1)
開館時間 9:30 - 17:00(最終受付16:30)
※evala《Anechoic Sphere - Reflection/Inflection》(観潮楼)は土日祝のみ観覧が可能
アクセス 電車・JR ご利用:
JR 丸亀駅よりタクシー 約 6 分 (徒歩30分)
JR 四国多度津駅よりタクシー 約5分
JR予讃線 讃岐塩屋駅より徒歩 約15分
*近隣スポット:岡山駅〜丸亀駅(快速) 約55分/高松駅〜丸亀駅(快速マリンライナー) 約30分
参加作家 evala(See by Your Ears)、鈴木昭男
キュレトリアル・ディレクター 阿部一直
企画制作 M&Iアート株式会社、一般社団法人Whole Universe
協賛 株式会社 中川製作所、VIN de petit eclat*
後援 瀬戸内国際芸術祭実行委員会
主催 公益財団法人 中津万象園保勝会 中津万象園・丸亀美術館
URL http://www.bansyouen.com/sound/
●見どころ
煎茶席「観潮楼」サウンドインスタレーション
《Anechoic Sphere - Reflection/Inflection》(新作)
江戸時代から続く現存日本最古の煎茶室にて、evalaの8.1ch サウンドインスタレーションを展開する。本作は真っ暗闇の無響室で、音に体をまさぐられるような立体音響のサウンドを体感するevalaの代表作シリーズ『Anechoic Sphere』の発展版。evalaがフィールドレコーディングした庭園各所の音や、瀬戸内の海の音が小さな茶室の中で響きわたり、次第に変容して新たな音の異次元へと観客を誘う。*また、庭園内にスピーカーを設置し、幽玄な音世界を響き渡らせる屋外サウンドインスタレーション(新作)を展示中。
〜日本庭園の中で「音」を呼び覚ます〜
世界各地で発表を続けてきた鈴木の代表作『点音(おとだて)』を中津万象園の庭園の各所に展開する。本作は、園内各地の地面に描かれた足跡のような耳のマークを辿り、その上に立つことで、様々な音を聴くという体験型の作品である。来場者は、庭を楽しみながら、現れた『点音』に立ち、聴覚と視覚の両感覚を研ぎ澄ませながら一人ひとりの風景を描くことができる。*そのほか、鈴木は丸亀美術館において新作を展示中。
1500余本の矮松、樹齢600年を越える大傘松、琵琶湖の近江八景を模した池をめぐる八景島などを有する中津万象園では、人工自然や美観を内包した様々な「見立て」が堪能できる。evalaは複数台のスピーカーを屋外や茶室などに配置し、コンピュータ・ジェネレートプログラムと独自の立体音響技術などを用いて、新たな音響的創造空間を立ち上げる。この音響システムは、今後も自然公園や公共施設などにも応用可能であり、環境と現代アートの融合、文化財資源を活用した先端事例として、パブリックアートの新たなかたちを提案する。
中津万象園は、瀬戸内国際芸術祭(※1)、岡山芸術交流(※2)と、今年最も注目の集まる国際芸術祭の会場からほど近い、香川県・丸亀市に位置する。アートエリアとしてますます注目の集まる瀬戸内に新たな周遊スポットが誕生する。
●アーティストについて
1976年、京都生まれ、東京在住。音楽家、サウンドアーティスト。先鋭的な電子音楽作品を国内外で発表。立体音響システムを新たな楽器として駆使し、2016年より新たな聴覚体験を創出するプロジェクト「See by Your Ears」を始動。音が生き物のように躍動的にふるまう現象を構築し、新たな音楽手法としての“空間的作曲”を提示する。代表作に「大きな耳を持ったキツネ」(Sonar+D, Barcelona 2017) 「Our Muse」 (ACC, Gwangju Korea 2018)のほか、ソニーの立体音響技術Sonic Surf VRを用いた576ch音響インスタレーション「Acoustic Vessel Odyssey」(SXSW, Austin 2018)を展開。また舞台、映画、公共空間などにおいて、先端テクノロジーを用いた多彩なサウンドプロデュースを手掛けている。
http://evala.jp
1941年平壌生まれ、京丹後市在住。1960年代より、常に「聴く」側にまわり、音と場の関わり方を模索する姿勢によって、音のイベントやパフォーマンス、インスタレーションなどを国内外で展開してきた。1963年、名古屋駅のホームの「階段に物を投げる」ことに始まる、空間への「なげかけ」と「たどり」を自修イベントとして行い、世界各地で展開。その後、フェスティバル・ドートンヌ・パリ(フランス、1978)や、ドクメンタ8(ドイツ、1987)に参加するなど、国際的な場での活動も本格化していく。1990年代になってからは、「聴く」という行為を鈴木独自の思考や方法によって探求したコンセプチュアルなサウンドインスタレーションを、世界各地の美術館、ギャラリーで展開し、精力的に発表を続けている。
www.akiosuzuki.com
●中津万象園・丸亀美術館 について
1688年、丸亀二代目藩主・京極高豊候により築庭された回遊式の大名庭園。庭の中心には京極家先祖の地である近江の琵琶湖を形どった八景池を置き、「近江八景」になぞらえた8つの島が浮かぶ。「万象園」の名は森羅万象、即ち宇宙に存在するすべてのものを意味し、それらを合わせ持つ名園と名高い。また、平家建数奇屋風に建築した「丸亀美術館」、湖畔には、庭の景観を楽しみながら食事のできるレストラン「懐風亭」も併設する。
聴象発景 / evala (See by Your Ears) feat. 鈴木昭男
2019.9.27(金)-11.24(日)
舞台は香川県丸亀市にある、築330年余の歴史をもつ池泉回遊式の大名庭園「中津万象園」。
風光明媚なこの庭で、テクノロジーを駆使する先鋭的サウンドアーティスト evalaと、
サウンドアートの世界的パイオニア 鈴木昭男による、新感覚の「音の展覧会」を開催します。
近隣では同時期に、瀬戸内国際芸術祭(秋会期: 9/28-11/24)、岡山芸術交流(9/27-11/24)が
開催される中、本展「聴象発景」では先鋭テクノロジー×サウンド×日本庭園をテーマに、
歴史的文化財を最先端のサウンドアートの力で変容させ、
瀬戸内海からの風が香る日本庭園が新たなアートスポットへと変身します。
江戸時代以来の伝統的な文化遺産において、
日本人の自然観と美学を、「音」による新たな空間表現から感じ取り、
呼び覚ましていく実験的企画です。
●開催概要
期間 2019.9.27(金) - 11.24(日) (予定) *水曜休館
会場 中津 万象園・丸亀美術館(香川県丸亀市中津町25-1)
開館時間 9:30 - 17:00(最終受付16:30)
※evala《Anechoic Sphere - Reflection/Inflection》(観潮楼)は土日祝のみ観覧が可能
アクセス 電車・JR ご利用:
JR 丸亀駅よりタクシー 約 6 分 (徒歩30分)
JR 四国多度津駅よりタクシー 約5分
JR予讃線 讃岐塩屋駅より徒歩 約15分
*近隣スポット:岡山駅〜丸亀駅(快速) 約55分/高松駅〜丸亀駅(快速マリンライナー) 約30分
参加作家 evala(See by Your Ears)、鈴木昭男
キュレトリアル・ディレクター 阿部一直
企画制作 M&Iアート株式会社、一般社団法人Whole Universe
協賛 株式会社 中川製作所、VIN de petit eclat*
後援 瀬戸内国際芸術祭実行委員会
主催 公益財団法人 中津万象園保勝会 中津万象園・丸亀美術館
URL http://www.bansyouen.com/sound/
●見どころ
① evala『Anechoic Sphere』シリーズより
煎茶席「観潮楼」サウンドインスタレーション
《Anechoic Sphere - Reflection/Inflection》(新作)
江戸時代から続く現存日本最古の煎茶室にて、evalaの8.1ch サウンドインスタレーションを展開する。本作は真っ暗闇の無響室で、音に体をまさぐられるような立体音響のサウンドを体感するevalaの代表作シリーズ『Anechoic Sphere』の発展版。evalaがフィールドレコーディングした庭園各所の音や、瀬戸内の海の音が小さな茶室の中で響きわたり、次第に変容して新たな音の異次元へと観客を誘う。*また、庭園内にスピーカーを設置し、幽玄な音世界を響き渡らせる屋外サウンドインスタレーション(新作)を展示中。
② 鈴木昭男「点 音(o to da te)」、「観測点星」(新作)
〜日本庭園の中で「音」を呼び覚ます〜
世界各地で発表を続けてきた鈴木の代表作『点音(おとだて)』を中津万象園の庭園の各所に展開する。本作は、園内各地の地面に描かれた足跡のような耳のマークを辿り、その上に立つことで、様々な音を聴くという体験型の作品である。来場者は、庭を楽しみながら、現れた『点音』に立ち、聴覚と視覚の両感覚を研ぎ澄ませながら一人ひとりの風景を描くことができる。*そのほか、鈴木は丸亀美術館において新作を展示中。
③ 先鋭的サウンドアート × 日本庭園の融合
1500余本の矮松、樹齢600年を越える大傘松、琵琶湖の近江八景を模した池をめぐる八景島などを有する中津万象園では、人工自然や美観を内包した様々な「見立て」が堪能できる。evalaは複数台のスピーカーを屋外や茶室などに配置し、コンピュータ・ジェネレートプログラムと独自の立体音響技術などを用いて、新たな音響的創造空間を立ち上げる。この音響システムは、今後も自然公園や公共施設などにも応用可能であり、環境と現代アートの融合、文化財資源を活用した先端事例として、パブリックアートの新たなかたちを提案する。
④ アートエリア・瀬戸内周遊 瀬戸内芸術祭、岡山芸術交流をめぐって
中津万象園は、瀬戸内国際芸術祭(※1)、岡山芸術交流(※2)と、今年最も注目の集まる国際芸術祭の会場からほど近い、香川県・丸亀市に位置する。アートエリアとしてますます注目の集まる瀬戸内に新たな周遊スポットが誕生する。
●アーティストについて
evala(See by Your Ears)
1976年、京都生まれ、東京在住。音楽家、サウンドアーティスト。先鋭的な電子音楽作品を国内外で発表。立体音響システムを新たな楽器として駆使し、2016年より新たな聴覚体験を創出するプロジェクト「See by Your Ears」を始動。音が生き物のように躍動的にふるまう現象を構築し、新たな音楽手法としての“空間的作曲”を提示する。代表作に「大きな耳を持ったキツネ」(Sonar+D, Barcelona 2017) 「Our Muse」 (ACC, Gwangju Korea 2018)のほか、ソニーの立体音響技術Sonic Surf VRを用いた576ch音響インスタレーション「Acoustic Vessel Odyssey」(SXSW, Austin 2018)を展開。また舞台、映画、公共空間などにおいて、先端テクノロジーを用いた多彩なサウンドプロデュースを手掛けている。
http://evala.jp
参考動画 『Anechoic Sphere』(YouTube)
暗闇の小さな無響室の中で、1人ずつ体験するサウンド・インスタレーション。「耳で視る」という新たな聴覚体験を導く
参考動画『音響回廊オデッセイ』(YouTube)
Sonyが開発した音のVR技術(Sonic Surf VR)を軸に576個のスピーカーを用いたサウンドで時空を旅する音響回廊
鈴木昭男
1941年平壌生まれ、京丹後市在住。1960年代より、常に「聴く」側にまわり、音と場の関わり方を模索する姿勢によって、音のイベントやパフォーマンス、インスタレーションなどを国内外で展開してきた。1963年、名古屋駅のホームの「階段に物を投げる」ことに始まる、空間への「なげかけ」と「たどり」を自修イベントとして行い、世界各地で展開。その後、フェスティバル・ドートンヌ・パリ(フランス、1978)や、ドクメンタ8(ドイツ、1987)に参加するなど、国際的な場での活動も本格化していく。1990年代になってからは、「聴く」という行為を鈴木独自の思考や方法によって探求したコンセプチュアルなサウンドインスタレーションを、世界各地の美術館、ギャラリーで展開し、精力的に発表を続けている。
www.akiosuzuki.com
●中津万象園・丸亀美術館 について
1688年、丸亀二代目藩主・京極高豊候により築庭された回遊式の大名庭園。庭の中心には京極家先祖の地である近江の琵琶湖を形どった八景池を置き、「近江八景」になぞらえた8つの島が浮かぶ。「万象園」の名は森羅万象、即ち宇宙に存在するすべてのものを意味し、それらを合わせ持つ名園と名高い。また、平家建数奇屋風に建築した「丸亀美術館」、湖畔には、庭の景観を楽しみながら食事のできるレストラン「懐風亭」も併設する。
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