出版ニュース                                  『北海道ジビエ物語』発売しました!

2004年の冬、エゾシカの牧場をつくろうと立ち上がった親子がいた

北海道のエゾシカ。有史以来、保護と駆除を繰り返してきたヒトとシカの関係が、ジビエ産業という解決策を見出して新たな時代に踏み出していく15年間を描いた本。ある人にとっては仕事の教科書、ある人には起業ノウハウを知る本、ある人には北海道の歴史にふれる本、ある人にはジビエ料理の入門書になる本。いろんな読み方が出来る一冊です。

表紙表紙

※ジビエとは=野生の鳥獣のこと。ジビエは古くからヨーロッパの食文化として受け継がれてきた。今日でもジビエはフランス料理をはじめとして高級食材として珍重される。

<出版概要>
著者  岩崎寿次 共著/市岡充重
サイズ 四六判単行本
発行所 SeeSawBooksシーソーブックス
所在地 〶243-0436 神奈川県海老名市扇町5-7 リコーフューチャーハウス4F
販売  Amazonほかネット書店、一般書店販売
http://seesawbooks.net/


<出版の背景>(著者あとがきから)

……すっかり釧路が気に入って何度か訪ねるうち、『苫小牧市の人口、釧路抜いて北海道内で4位に』という新聞記事にふれた。人口減で、市内のいくつかの大手チェーン店が閉店したことを聞いていた私にはまことに寂しいニュースだった。
しかし、そうした空気を追っ払ってしまうような痛快な出来事に間もなく出会うことになったのは幸運としか言いようがない。あるとき釧路空港から市内に向かう途中、阿寒町に入ったあたりで風変わりな建物を見かけた。大きなログハウス風のクリームと茶色の建物。近くに車を停めて建物を眺めていると、ご用ですか、と声がかかった。その日は土曜日で出先から戻ってきた、この建物の主、北泉開発の曽我部喜市会長だった。穏やかな風情で私は応接室に招かれ、かれこれ小一時間も話したのが、本書のテーマであるエゾシカ産業に挑戦するひとたちとの初めての出会いになった。
話をしているうちに、私はもう、単なるビジネスの自慢話ではない、新産業、地方創生につながる、この壮大なビジネスに挑戦する男たちの話を書こうと思っていた。
東京に戻るや、私は『北海道ジビエ物語』という本のシナリオを固め、メールで曽我部会長の承諾を得て、そこからは私の苦闘話の番となった。……(後略)
 

 

 

<ストーリー>
北海道の東部。釧路を中心に「道東」と呼ばれるエリアが舞台の、ヒトとシカをめぐる壮大な物語。
北海道がエゾであった時代から生き続けてきたエゾシカ。今日、シカはそれ自体が切り離して存在するのではなく、北海道という土壌において生き続ける動物であり、保護と駆除を繰り返しながら、最近では食害や交通事故で問題にもなる複雑な存在であり、この対策に使われる予算も膨大な額に及んでいた。エゾシカは各地で社会問題と化していたのだ。あれこれとシカとの関係を見直す試みがなされていたが、これといった成果は得られなかった。
 

牧場風景牧場風景

牧場風景牧場風景

 

 

……阿寒町議会で、使っていない町営牧場をシカ牧場にしようという計画が持ち上がった。最終的に議会で否決されたのだが、それは『前例がない』、『やってもダメだろう』という理由だった。エゾシカで成功したところがないということで議員にしてみればどうせダメだろうと悲観的なところがあった。
しかし、囲いわなによる捕獲でエゾシカ被害をどうしても食い止めたかった。ここでエゾシカと食害、交通事故などの、もはや社会的問題の解決にケリをつけたかったのだが、議会の否決はもう一度白紙に戻ってしまうことを意味した。
「じゃあ、なぜ2004年になって囲いわなができるようになったかというと、受け入れ先が現れたということだ」(曽我部元親社長)。曽我部喜市会長が創業50年を迎えた会社の次代の事業として、シカの牧場=養鹿事業をやろうと決断したのだ。

囲いわなの図解囲いわなの図解


著者は5章からなる北海道ジビエの物語を執筆するにあたって、丹念な取材と執筆を駆使して、日本のジビエの歴史から新しい地域産業の成立ちまでを書き進めた。こうして、ある人にとっては仕事の教科書、ある人には北海道の歴史にふれる本、ある人にとってはジビエ料理の入門書が完成したのだ。

製品製品

著者は言う。
「いろんな読み方の出来る本ですが、とりわけ失敗を何度も繰り返しながらついにジビエ産業の誕生を目にする経営者の親子の姿には感動すら覚えることと思います。その意味で、 起業を目指す人や現役ビジネスマンに、もちろん歴女や美食家の皆さんにもおすすめしたい」


著者はこんな提案をしています。
「この物語で経営者親子が直面したのは、地元経済界にとっての地域再生・地域ぐるみの町おこし、創業50年を迎える親子3代の企業にとっては未来への挑戦、そういうヨコ軸に、エゾシカと北海道の長い歴史のタテ軸が交差する。このプロジェクトをすすめるにはあらゆるところでさまざまな判断や意思決定を要する。そこで、この本は管理職や経営幹部も対象にした企業内研修に使えないだろうかということです。また新卒社員にも企業というものがどういう法則で動いていくものか学んでもらう。ぜひ本書をそういうかたちで役立ててもらえれば幸いです」

著者プロフィル:
岩崎 寿次(いわさき・としつぐ)
北九州市立大学(経)卒。㈱リクルートで各種情報誌の創刊業務、編集長など20 年勤務し、独立後は出版企画、編集業務に取り組む。2011 年より電子書籍出版のSeeSawBooks を主宰。2017 年から一般書籍の企画・編集・刊行に業務を広げる。かたわら2015年には一般社団法人はたらく未来研究所の立ち上げに参加、設立後は理事・プロデューサーとして運営全般にかかわる。2018 年に同社を離れ、以後SeeSawBooks 発行人として出版活動に専念して現在に至る。著書に『YS-11 走る!』(徳間書店)、『イトーヨーカドーのコミュニケーション戦略』(産能大出版部)など多数がある。

市岡 充重(いちおか・みつえ)
同志社大学(文)卒。㈱ジェイコム(現・㈱JTB コミュニケーションデザイン)において、自治体や企業の国内外のイベント、観光PR 事業などを手掛けた後、2005 年より朝日新聞地域情報誌のライターとして取材執筆活動をスタート。2014 年2 月フリーライターとして独立、個人事務所iworks を設立。2013 年8 月フードアナリストの資格を取得し、以後、食にまつわる情報を高いレベルで発信している。

 


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※シーソーブックスでは、発刊にあたっての記念企画として
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