コロナウイルス感染の影響下、営業担当者の意識調査を実施。営業活動における、「プロセス」や「仕事環境」「業績」への影響を探る。
自宅勤務やテレワークの拡大後、営業業務にはどのような影響があったのか。業績や業務効率は上がっているのか。全国20代・30代・40代の営業職、男女・年代別に500名に調査した結果を報告致します。
(1)業績への影響
業績影響について、コロナウィルス環境下においても6.2%の方が「業績が向上」「やや向上」と回答している。 一方、「悪化」「やや悪化」の回答が60.2%になった。「変わらない」の回答は33.6%。
(2)営業プロセスや手法への影響
業務プロセス・手法への影響についての質問では、 環境が大きく変化する中で、10.2%の方が「良くなった」 「やや良くなった」と回答している。非対面折衝の不慣れな点などもあったのか、「悪くなった」「やや悪くなった」の回答は55.6%という結果に。
性別・年代別回答では、「悪くなった」の回答で ・女性40代34.5%、男性30代31.3%の割合が大きい。 ・女性20代16.9%、男性20代13.3%と対照的な結果が見られる。
(3)テレワークや在宅勤務をどのように受け止めているか
テレワーク・在宅勤務については、「推奨する」「やや推奨する」の割合が60.2%、「推奨しない」・ 「あまり推奨しない」20.2%を大きく上回る。
性別・年代別回答では、「推奨する」の回答が、 ・女性30代53%、女性20代41%の割合が共に大きい。 ・男性40代17.9%、男性20代32.5%、男性30代30.1%、 女性40代32.1%、と比較すると差異が大きい。
(4)顧客との関係構築への影響
顧客との関係構築については、全体で「困難」「やや困難」の回答が49.8%、 「できる」「ややできる」15.4%。 「変わらない」の回答は34.8%。
内勤である企画職や事務職と比較して、より外部折衝の多い営業担当者は、コロナウイルス感染拡大による環境変化を受け、「業務プロセス」や「業績」の状態が悪化方向に影響を受けている方が多い。
2.調査概要
(1)調査期間 :2020年6月 中旬実施
(2)調査テーマ:コロナウィルス環境下での、営業パーソンにおける仕事環境変化・業績影響・意識変化を調査
(3)調査協力 :楽天インサイト株式会社による個人へのWEBリサーチ実施
(4)対象 :会社員 営業担当者(首都圏を中心に全国)20代、30代、40代 男女
(5)集計数 : 500人(男性250人、女性250人) 性別・年齢別に集計
(6)質問内容 :選択式質問15問(以下参照)、自由回答4問
3.今後の展望:商品・サービス
株式会社セールスヴィガーは、個人を対象に実施した上記調査(500名)に追加して、更なる調査人数の拡大に努めて参ります。今後、営業担当者にとっての「新しい働く環境の最適化」の参考となるよう、個別企業への調査・集計・全体比較ができる新サービスを検討中。8月にリリース致します(調査システムは有限会社ディアイピィ・DIP Surveyのアンケートシステム協力)。
■株式会社セールスヴィガー
【所在地】東京都千代田区神田淡路町1-5-3KT淡路町6F 【代表者】代表取締役 大西芳明
【設 立】2015年5月1日 【事業内容】営業支援事業全般(コンサルティング、教育、各種調査等)
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