ドルトン東京学園、環境配慮型のZEB・STEAM校舎を増築

学校法人ドルトン東京学園(住所:東京都調布市入間町2丁目28番20号、理事長:河合弘登、校長:荒木貴之)は、現在教育界で注目を集めているSTEAM(Science, Technology, Engineering, Art and Mathematics)教育を実現する校舎として、2021年1月着工、2022年9月竣工予定で、新たにSTEAM校舎(2,700m2)を増築します。今回の校舎建築は、SDGsに配慮した計画により、国土交通省令和2年度第1回サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)に採択されました。多様な省CO2技術の応用により、基準建物によるCO2排出量に比べ、36.2%の省CO2化が期待できます。
●サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)とは、家庭部門・業務部門のCO2排出量が増加傾向にある中、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを公募し、国が支援するもので、省CO2対策を強力に推進し、住宅・建築物の市場価値を高めるとともに居住・生産環境の向上を図ることを目的として国土交通省が実施しています。先導事業として適切と評価されたのは、既存校舎を含めたZEB(Net Zero Energy Building:年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物)スクールを目指した多様な省CO2技術の採用と、学園、大学、設計者の連携で、学習環境の評価ツール開発や環境学習への活用計画などで、意欲的な提案と評価されました。回遊型ダブルスキンやTABS(躯体蓄熱放射空調)などの新たな取り組みの効果検証結果や環境学習への取り組み成果などが、情報発信され、波及、普及につながることを期待する、というものです。

ドルトン東京学園中等部・高等部STEAM校舎外観


●今回ドルトン東京学園が増築するSTEAM校舎は、1階を「クラフト・ラボラトリー」、3階を「サイエンス・ラボラトリー」とし、学習活動の基盤となる中間階(2階)に「ライブラリー」を配置することで、「ドルトンプラン」の中核をなす「学びの設計、学びの探究、学びの発表」の効果的なサイクルを生み出します。各階中心部には、協働・共創の核となる、「クラフトセンター」「ライブラリーホール」「サイエンスセンター」を計画しています。これらの学習ゾーンは、学習やイベントに合わせて連結・分割することが可能であり、教科の垣根を超えたコラボレーションや多様な学習に応じた学習空間を創出することができます。中心部から学習・授業・教材を見渡せる透明性の高いプランとすることで、色々なものやことが目につき、アイデアやお互いの学習が生徒に常に新たな刺激を与えるクリエイティブな学習環境が生まれます。一体空間のライブラリーは中心部から外周部に向けて、大人数から少人数、個人へとメディアを利用した学習に適した環境をゾーニングし、学校の図書館らしい活気のある空間とします。生徒のその時の学びのかたちに合わせ、生徒自らが自由に学びを深掘りできる環境を構築します。

ドルトン東京学園中等部・高等部STEAM校舎2階ライブラリーホール


●増築するSTEAM校舎は環境学習装置としても機能し、自然エネルギーや自然の摂理を利用したパッシブシステムを積極的に利用し、自然の熱や光、風、水を有効に利用し、省エネルギーに優れた校舎とします。また学習環境評価ツールは既存/新築含む学校全般への応用が可能であり、今後の学校建築の環境性能向上に大きく寄与します。

ドルトン東京学園中等部・高等部STEAM校舎3階サイエンスセンター


●ドルトン東京学園STEAMアドバイザー:中島さち子さんのコメント(株式会社steAm代表取締役、音楽家/数学研究者/STEAM教育者、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー)
このSTEAM棟、最高に面白い!内部でアート・サイエンス・テクノロジー・エンジニアリング・数学・・・が動的に交錯するだけでなく、環境構築や建物の仕組みそのものにもplayful STEAMとSDGsのコアが溢れている。「プレイフル」の鍵は、究極の真剣さと柔軟さとメタ思考とHOWの精神とワクワクドキドキ(上田信行著「プレイフルシンキング【決定版】」(宣伝会議)より)。空間とインタラクトしながら、生徒も大人も面白い未来社会を夢想し、探究し、生きた空間と共に深い探究ができるだろう。それは多彩ないのちが溢れる未来地球のあり方や社会課題を考え試行錯誤する実験場になるはずだ。空間の中では、いろんな人や生物やものやこととの出会いがあり、たくさんのワクワクドキドキが生まれ、成長する場となるだろう。ここがある意味で社会のコモンズになり、ドルトンから世界にたくさんのプレイフルな夢を魅せてほしいと心から願う。

●サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)の概要
名称:「ドルトン東京学園二期計画」
<提案1>
空気と水のカスケード利用、回遊型ダブルスキンによる外皮性能の向上。
<提案2>
TABS(躯体蓄熱放射空調)、サーカディアン照明による省エネ且つ快適な室内環境の実現。
<提案3>
環境学習を重視した自然エネルギーの多面的利用。(井水、地中熱、太陽熱)
<提案4>提案1~3を活用した、学園/大学/設計3者の協働によるZEBと良好な学習環境の実現。学習環境ツールの開発/活用。
設計:株式会社松田平田設計(東京都港区元赤坂1-5-17)

●ドルトン東京学園(中等部・高等部)
2019年4月、米国の教育家ヘレン・パーカーストが提唱した学習者中心の教育法「ドルトンプラン」を実践する場として開校。自分の学びの設計をサポートする「アサインメント」、自分で決めたテーマを計画的に追究する「ラボラトリー」、生徒主体の活動を通じて協働する力を育む異学年コミュニティ「ハウス」という独自の取り組みにより、生徒の自主性と創造性を引き出し、アクティブラーナー(自律的な学習者)へと成長させることを目標としています。新型コロナウイルス感染症拡大以前からオンラインを活用した双方向型の授業や課題の提出を行い、コロナ禍中の現在も、生徒の学びを止めない取り組みとして、オンラインを活用した教育活動を実践しています。
公式サイトURL:https://www.daltontokyo.ed.jp/

 
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