神戸から生まれた希少レザー“KOBE LEATHER®︎” 再び世界へ!
インテリア業界の“パリコレ”「メゾン・エ・オブジェ」への出展が決定&新作も発表。世界的に名高い“神戸ビーフ”の「アップサイクル」に世界が注目。
神戸レザー協同組合(代表理事:片山 喜市郎)は、この度フランス・パリで開催される世界最高峰のインテリア&デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」に3年ぶり2回目の出展をします。(開催期間:2023年1月19日(木)〜23日(月)、メゾン・エ・オブジェ公式URL:https://www.maison-objet.com/en/paris)
- KOBE LEATHER®︎は、厳しい基準をクリアした但馬牛の原皮だけをいいます
世界最高の食材の一つ「神戸ビーフ」を生み出す但馬牛の原皮から生まれた皮革素材です。兵庫県でしか育つことが認められない但馬牛のうち、肉質など厳しい基準を満たした肉だけが「神戸ビーフ」として認定。「神戸ビーフ」とされた但馬牛の原皮だけを、神戸レザー協同組合が選別し「神戸レザー」と認定しています。
- イタリアで開催された「ミラノサローネ」の1部門で最優秀賞を受賞、2023年1月フランスで開催予定の「メゾン・エ・オブジェ」に再出展
- 「牛の命をいただき、革として長く大切に使う」KOBE LEATHER®︎ の想いを体現
- 但馬牛を大切に育てるという文化と歴史がKOBE LEATHER®︎ に品質の高さと機能性を与え、さらに革の「アップサイクル」というコンセプトで世界から注目されています
神戸レザーは、しっかりとした繊維と丈夫であることが特徴です。神戸ビーフや神戸レザーとなる但馬牛のふるさと但馬地方では、食肉用の牛としてではなく、但馬“牛”として大切に育てる文化と歴史がありました。そのような歴史を持つ地域にいる中で、神戸レザーの作り手も牛の一頭一頭の命に向き合い、その姿勢が、世界有数のなめし※技術として神戸レザーに多様な表情を与えています。
※「なめし(鞣し)」とは、動物の「皮」から「革」に変え、柔軟性と耐久性を持たせる加工技術のことです。
■ 2019年4⽉イタリア・ミラノで開催された世界最大級の国際家具見本市「ミラノサローネ」の若手デザイナーの「サテリテ」部門で、最優秀賞を受賞しました。
<「ミラノサローネ」の「サテリテ」部門での評価点>
・同年の出展テーマである「FOOD as a DESIGN OBJECT(⾷のデザイン)」として、神戸牛生産の副産物である革の「アッ プサイクル」という点
・繊細な神戸牛の特徴を活かし、本来本革では難しい形状やデザインを表現し、日本人のもつ繊細さ、品質の高さ、デザイン性、機能性
■ 2020年4月フランス・パリで開催されたインテリア&デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」に出展し、「リジェネレーション(再⽣)」というテーマが掲げられ、ここでもサスティナブルやアップサイクルのコンセプトが注⽬を集めました。
- 台湾の世界的若手建築家ジョニー・チウ氏とコラボし、KOBE LEATHER®︎を使った新しいコンセプト「SDGsを体現するアウトドアチェア」が台湾のデザインアワードで受賞
2021年10月発表の、世界的若手建築家ジョニー・チウがデザインした神戸レザーを使った新しいコンセプトのアウトドアチェア「“BLOOM” by Johnny Chiu & KOBE LEATHER」が、2022年12月に台湾のデザインアワードであるゴールデンピンを受賞。デザインコンセプトは「野に咲く花」であり、どのような場所であってもそこから快適な着地点を探し、根付き、花を咲かせる自然の営みを、「円」のデザインで表現。この表現と「食べるだけで終わりではなく、生き物の恵みを活かすこと」をコンセプトとした神戸レザーとが見事に調和した斬新な椅子となっています。
- 「MAISON&OBJECT」は、インテリア業界の「パリコレ」、今回のテーマは“Take care!”
2023年1⽉の「メゾン・エ・オブジェ」のテーマは「Take Care! (尊重、大切にする) 」であり、今回の展示会では「私たち自身、私たちの精神的・肉体的健康、他者、地球、人の特徴的な才能を尊重し、大事にすること。増加しつつあるこの“ケア”の考え方は、現代社会で必要性が高まっており、多くの事例を見ることができます。今回の展示会でも、ステークホルダーの皆さんと提供するプログラムを通じて、これらの社会問題に対する答えを提案しています」というメッセージを発信しています。
- KOBE LEATHER®︎ の製品を通じて、「牛の命をいただき、その後に新たな価値を見出していく」という日本人の精神を発信していきたい
ー神戸レザー協同組合代表理事コメントー
「日本で最も認定基準が厳しく、世界から高い評価を得ている神戸ビーフ。その評価は「食肉」としての美味しさの評価だけでなく、神戸ビーフとなる但馬牛そのものの「牛一頭の命」に対する人々の向き合い方にもあります。但馬牛のふるさと但馬地方では、気候風土や水などの環境が備わっていただけでなく、古くから牛の丹精こめた飼育や、工夫されたエサなど、牛を大切に育てることが農業に熱心である証拠とされていました。この「牛一頭の命」に寄り添ってきた歴史をもつ地域で育ったものとして、私たちの神戸レザープロジェクトは、食肉としての牛の命をいただいた後に、革の作り手となる職人が神戸レザー1つ1つに向き合い、最高の技術を施し、新たな価値を見出していくことを目指しています。但馬牛から生まれる美味しい神戸ビーフも良質な神戸レザーも、生産者、料理人、革職人など牛と関わる人が牛の命を「いただきます」という日本人が大切にしてきた精神を持って関わってきたからこそ生まれているものなのです。私たちはこの精神こそが、今回の展示会のテーマである“Take care!(大切にする、尊重する)”であると感じており、神戸レザー製品を通じて発信していきたいと思います。」
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