製菓業界の人材不足にアンサー!障がい者がスイーツを作る就労支援事業所「ほまれの家名古屋栄」が6月1日(木)名古屋にオープン予定
当社は就労支援事業を中心に社会的な責任を果たすべく、持続可能な開発目標(SDGs)に積極的に取り組んでいます。2018年に開業し、現在全国に62拠点展開する就労継続支援事業「ほまれの家」のフランチャイズ事業を中心に、「ほまれ訪問看護」「DESSERT BOUQUET.(デザート ブーケ.)」と事業を拡大してきました。
この度開業する就労継続支援B型事業所「ほまれの家名古屋栄」は、フィンガースイーツ専門店「DESSERT BOUQUET.」のスイーツを製造いたします。
「DESSERT BOUQUET.」は、大阪発のフィンガースイーツ専門店「カグノミ堂」が監修し、手のひらサイズのスイーツを提供しています。
「ほまれの家名古屋栄」は、障がい者の方々が一般市場に流通するスイーツを作り、一人ひとりが資格を持ってパティシエとして社会で輝ける、明るい未来づくりを目指して開業いたします。
「就労継続支援B型事業所」とは、障がいのある方が一般企業に就職することに不安を抱えたり、就職が困難な場合に、雇用契約を結ばずに生産活動などの就労訓練を行う障害福祉サービスのことです。
今まで就労継続支援B型事業所では、事業所内で雇用に直結するような資格を取得することは困難でした。
しかし、株式会社フォープランは日本スイーツ技能認定協会との協力により、障がいのある方でも取ることができる実践的な製菓資格を作り上げています。この取り組みは、製菓業界の人材不足に対する解決策となるものです。
これは日本初の取り組みであり、株式会社フォープランが障がい者支援のパイオニアとして新たな一歩を踏み出したことを意味しています。
■なぜ「障がい者×スイーツ」なのか? |
「DESSERT BOUQUET.」を監修する「カグノミ堂」の鳥井シェフは長年スイーツ作りに携わりながらも、製菓業界全体の人材不足や技術の伝承に悩んできました。
スイーツ店舗が人材不足のために閉業せざるを得ない状況や、新入社員の募集が困難であり、製菓業界の将来に不安を感じていました。
そこで「カグノミ堂」では人材不足の解決策として、パティシエ業務を未経験者やアルバイトでも取り組みやすいタスクに分解しました。その結果、難しい作業がなく、誰でもスイーツ作りができる環境を実現しました。
しかしながら、製菓業界全体の人材不足は未だに残り、課題が存在しています。鳥井シェフは自社の問題は解決したものの、業界全体の問題に関しては課題を感じていました。
その時期に鳥井シェフは、障がい者の就労支援に知見がある株式会社フォープランと出会い、障がい者が製菓業界で活躍できる可能性を考え始めました。
スイーツ業界の人材不足の解決策として、今回の「障がい者」×「スイーツ(DESSERT BOUQUET.)」の企画が動き始めました。
株式会社フォープランは、元々障がい福祉サービスの「就労継続支援事業」に特化したフランチャイズです。その経験から、障がい者は一般的に想像される以上に高い能力を持っていることを認識していました。
障がいがある方の持つ高い能力をどうにかして世の中で活かしていく術はないかと画策していたところ、「カグノミ堂」の鳥井シェフと出会い、ひとつの解決策を見つけることとなりました。
「ほまれの家名古屋栄」では、障がいのある方々が製菓技術を実践的に学び、パティシエとしてのスキルを磨くことができます。そのために、我々は障がいのある方々が製菓業界で活躍できる道筋を作るための取り組みを行っています。
「ほまれの家名古屋栄」では、障がいのある方々が実践的な製菓資格を取得できる制度を導入しています。
製菓の正しい技術を伝承するため、障がいのある方々が製菓技術を学ぶことができる環境を整えました。我々は、障がいのある方々が技術を習得し、製菓業界で自信を持って活躍できるよう支援しています。
現在、在宅で生活している労働可能な障がい者の数は、厚生労働省によると日本全国で377万人に上ります。一方、食品製造業では労働力の欠員率が高く、将来的にも労働力供給が制約されることが予想されています。総人口が減少局面に入り、しかも少子高齢化が今後も進行していくなど、労働力供給が制約される中で、障がいのある方々がスイーツ業界で活躍することは、労働力の確保という重要な課題に対する解決策となります。
「ほまれの家名古屋栄」の目標は、障がいのある方々が製菓技術を身に着け、パティシエとして世に羽ばたき、スイーツ業界の人材不足の解決に貢献することです。
我々は、社会的な課題に対して積極的に取り組むことで、障がいのある方々に新たな就労の道を提供し、多様な人材の活躍を促進することを目指しています。
■「ほまれの家名古屋栄」の社会的意義とは |
「ほまれの家名古屋栄」は、「DESSERT BOUQUET.」のおいしいスイーツを製造するだけでなく、社会的な意義を持った活動を行っていくことを使命としています。
「DESSERT BOUQUET.」は、名古屋市中区錦に店舗を構えるスイーツブランドで、厳選された素材と独自のレシピで美味しいスイーツを提供しています。
これまでの豊富な障がい者支援の実績に基づき、「ほまれの家名古屋栄」で障がいのある方がスイーツ製造を行うことになったとしても、同様の品質と味を提供することを保証いたします。
障がいのある方々が真心を込めて作り上げたスイーツは、お客様に特別な喜びと感動を与えることでしょう。
「ほまれの家名古屋栄」では、製菓の技術だけでなく、チームワークなどのスキルも総合的に育成しています。障がいのある方々が自信を持って社会で活躍できる場を提供することで、彼らの可能性を最大限に引き出していきます。
■オープンイベントの実施 |
この取り組みの一環として、「ほまれの家名古屋栄」では、2023年5月29日(月)よりオープンイベントが行われます。
このイベントでは、障がいのある方々がスイーツ作りを体験する機会を提供します。
イベント詳細
●開催日
05/29(月)15:00~16:00
05/30(火)15:00~16:00
05/31(水)15:00~16:00
06/01(木)15:00~16:00
06/02(金)15:00~16:00
06/26(月)13:00~14:00 ※仮日程
06/28(水)16:00~17:00 ※仮日程
06/30(金)15:00~16:00 ※仮日程
●イベント内容:「DESSERT BOUQUET.」で提供するスイーツ製造作業の一部を体験できます
●開催場所:ほまれの家名古屋栄(名古屋市中区錦3-22-1 ナガタビル3F)
●対象者:精神障害・知的障害・身体障害・難病の方
※大変申し訳ございませんが、テナントのエレベーターが利用できないため、肢体不自由、視覚障害の方は対象外とさせていただきます。
●参加費:無料
●参加特典:作ったケーキを持ち帰ることができます
●申込み方法:下記URLまたはLINEよりお申し込みください
LINEURL:https://lin.ee/qPWGWKk
参加者は実際に製菓のスキルを学び、自身の可能性を広げることができます。
さらに、製菓の資格取得に興味を持つ方には、具体的な情報やアドバイスをお伝えいたします。
■最後に |
私たちは、企業や地域の皆様と協力しながら、社会的な課題に向き合うことで、障がいのある方々が社会で自信を持って活躍し、多様性が尊重される社会の実現に貢献していきます。
引き続き障がい者支援に取り組みながら、より良い未来を築くための活動を進めてまいります。
本件に関する取材や質問、ご要望がございましたら、下記の連絡先までお気軽にご連絡ください。ご協力いただけるメディアの皆様には、この取り組みの広報にご協力いただき、障がいのある方々への支援の輪を広げていただければ幸いです。
本件に関する詳細な情報や写真素材なども、ご要望があれば追加で提供させていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせください。
以上、よろしくお願いいたします。
■株式会社フォープランとは |
株式会社フォープランは、就労継続支援事業「ほまれの家」のフランチャイズ事業を中心に、2018年に開業し、事業を展開してきました。私たちは就労支援事業を中心に社会的な責任を果たすべく、持続可能な開発目標(SDGs)に積極的に取り組んでいます。
私たちはスイーツ製造においても環境に配慮し、高品質かつ安全な素材を厳選して使用しています。
また、社会的な課題にも取り組み、障がいのある方々の自己実現や社会参加を促進することに力を注いでいます。
【会社概要】
社名:株式会社フォープラン
本社所在地:名古屋市東区白壁2-2-20 コンセール白壁6F
代表:内田 直希
公式サイト:https://for-plan.co.jp/
【事業所概要】
事業所名:ほまれの家名古屋栄
事業所所在地:名古屋市中区錦3-22-1 ナガタビル3F
営業日:平日、一部会社が定める日
営業時間:9:00~18:00
電話番号:052-228-4760
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- 福祉・介護・リハビリ食品・お菓子
- ダウンロード