アートネット、情報セキュリティに対応した法人向けプライベートGPT「ChatyFine」を提供開始
自社専用の環境を用意することで、情報漏洩を気にせず利用可能
ChatGPTを利用する際には、個人情報や企業の内部データがOpenAIの大規模言語学習モデルに学習データとして利用される可能性があるため、チャットの回答がインターネットに漏洩するリスクが非常に高いという課題があります。それによって情報流出リスクが問題視され、企業へのChatGPT導入が非常に困難になることが多いのですが、本サービスでは、通常のChatGPT導入とは一線を画し、企業専用のChatGPT空間を創り出します。
これにより、企業データは完全に閉じた環境に留まり、オリジナルのChatGPTが学習することはありません。結果として、自社データがインターネット上に流出するリスクを排除できるため、情報セキュリティの課題をクリアしながら、各部門ニーズに沿って業務効率化のためにAIを活用頂けます。
関連サイト
・サービス概要
https://lp.chatyfine.jp
・1ヶ月無料利用キャンペーン
https://www.chatyfine.jp
「ChatyFine」5つの特徴
【1】安全性
本サービスは、自社クラウド(AWS、Mircrosoft Azure、GPC)やオンプレミスとも展開することができます。また、サービス自体は、SaaSアーキテクチャによって、専用クラウド(AWS)に企業向けのプライベート環境を提供することもできます。
企業内やチーム間など、特定のアカウントのみ利用できる専用のChatGPT環境を提供しているため、情報漏洩の心配なくご利用いただく事が可能です。
【2】マルチメディア対応
【YouTube動画からの学習】
国内初のYouTubeや動画から学習可能なChatGPTを提供します。YouTube動画のURLを入力するだけで、簡単に動画の内容まとめや要点の要約が可能となります。社内の大量なeラーニング動画から学習することも可能となり、社員の学習時間の短縮や学習効果の向上に期待できます。
・サイトのURLから学習
社内ポータルサイトなど、社内ネットワークに公開済み情報を、URLを入力するだけで、簡単に学習データを作成でき、社内横断による情報共有をスピーディーに効率的に実現できます。
・ドキュメントからの学習
PDF・Word・Excel・テキスト・CSV・マークダウン・HTML・写真など、様々な文章データのフォーマットに対応しており、学習データ形式への変換は必要ありません。
なお対応フォーマットは順次拡大予定です。
【3】チューニングによるAI育成
高度な技術力により、従来のシステム以上の正確な学習・回答精度を実現します。
より高い精度でのアウトプットを行うために、AIに強い自社エンジニアチームが常に学習機能のチューニングを行います。
ネット上の既存情報のブロック、一部フィルタリングなど高度なカスタマイズなどにも対応しており、専門性の高い質問にも回答する事が可能です。
【4】自動コンテンツ生成 ※後日リリース予定
音声・画像・動画(CG・アニメーション)・アバター・スライドショー・ウェブサイトなど様々なリッチコンテンツを質問内容に基づいて自動生成します。
任意の画像を動画化し、回答読み上げ音声を添付するなど、難解な質問にも応答が可能です。
時間や手間のかかるプレゼンテーション用のスライド作成を行う事もできるため、ChatyFineを活用する事で作業時間の短縮も実現できます。
【5】サポート体制
AIに精通した経験豊富なスタッフがサポートを担当するため、テクニカルな疑問にも詳細にお答えする事が可能です。日本国内エンジニアチームとベトナムの優秀なAI人材から構成した国際技術チームにより企業のAIやChatGPT導入の課題を解決します。
立ち上げ背景
2022年11月30日に米OpenAIにより公開されたChatGPTはわずか1週間で100万人のユーザーを獲得し、歴史上最も急速に成長している消費者向けアプリとして世界中から大注目を浴びており、AIの新時代を切り拓く革命的なコアテクノロジーとなっています。
企業にとって、ChatGPT導入により、業務自動化・効率化はもちろん、コスト削減や生産性を画期的に向上させるなど、様々な効果が欧米諸国で既に証明されています。その反面、日本国内では、情報セキュリティリスクや技術の未熟性からChatGPTの導入に対して、慎重で消極的な企業がほとんどです。
また、通常のChatGPTは不適切な内容生成や真実性欠陥など未解決な課題があり、市場に対する企業の信頼性に影響するリスクがあり、企業への導入がまだ限定的です。
世界のテクノロジー革新に乗り遅れないように、ChatGPTがもたらす価値をセキュアに体験できる環境づくりが急務と感じており、「ChatyFine」の開発に取り組むことを決定しました。
ChatyFineは企業のプライベート環境で動作し、企業が必要とする情報をChatGPTに学習させることができます。そしてその全ての情報は、企業のプライベート環境内に留まる設計となっています。
AIの力を最大限に活用しながらも、企業がその利用によるリスクを最小限に抑えることができる環境を提供することを目指します。ChatyFineはその一歩であり、弊社のビジョンを具現化する重要なプロジェクトとなります。
代表メッセージ
・プロフィール
ファン クアン チュオン
Pham Quang Truong
2008年4月大手ネットワークベンダー入社。ネットワークアプリ開発、3GPP標準化、LTE/IMS ネットワーク設計業務などを経験。2013年9月 ネットワークキャリアへ転職。AI/BigData技術を駆使した最先端通信分析システム開発、ローカル5G戦略・5G技術を担当。専門分野はモバイル通信(4G/5G)ネットワーク、固定通信技術、IoT、ビッグデータ解析、人工知能(AI)、IT技術全般、IT関連の新規事業考案、IT組織強化、DXなど。
・メッセージ
デジタル化が急速に進む世界で、一歩後ろに立たされた日本が、遅れを挽回し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するための革新的なソリューション開発と共に企業向けのセキュアな環境づくりが何より重要です。
業界を問わず、すべての企業が安全かつ効率的にChatGPTを活用できるように設計されたChatyFineは、企業の機密情報を守りつつ、AIの力を最大限に活用し、業務の効率化や新たなビジネスチャンスの創出を可能にします。
ChatyFineは、日本全国のDX化を促進し、日本の企業や行政がデジタル時代において競争力を保つための強力なパートナーとなることを目指します。
アートネットについて
・会社名
アートネット株式会社
・所在地
東京都港区虎ノ門5丁目11番15号
・代表者
代表取締役 ファン クアン チュオン Pham Quang Truong
・設⽴
2021年7⽉9日
・資本⾦
5,000,000円
・事業内容
5G/6G次世代通信ソリューション
AI/BigData, DXソリューション
行政OpenData
Global Tech Hub 構築
・企業HP
CRSC JAPANについて
・会社名
株式会社CRSC JAPAN
・所在地
東京都江東区大島8丁目28番24号 412
・代表者
代表取締役 ブイ ターン トゥン Bui Thanh Tung
・設立
2021年7月
・資本金
1,000,000円
・事業内容
AIソリューション開発、ゲーム開発、
モバイル・Webアプリ開発、ドローン・ロボット研究開発
・企業HP
【本リリースに関するお問い合わせ先(取材受付)】
・メール
ct5-info@art-net.co.jp
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