仕込んでいるのは、100年先を思う地酒。北海道釧路市の酒蔵「福司」がセカンドブランド「五色彩雲(Goshiki no Kumo)」を発表。7月12日(水)販売開始
福司 初の試みとなる山廃仕込みを採用。7月に山廃純米酒と白麹純米酒の2種類を販売。秋には新作も。世界に通用する「北海道の食」ブランドに対応した「北海道の酒」の形を模索する新ブランドへ。
● ブランドメッセージ
釧路で酒造りを始めて104年。
これまで福司酒造は、釧路で唯⼀の酒蔵として地域の⽅々と共に歩みを進めてきました。
地酒は⼟地の⾵⼟と共にあり、⼈々の暮らしに寄り添うものだと思います。
だから、地酒を造ることは、飲む⼈の気持ちや時代の変化、そして地域の未来を考えることでもあるのです。
この先も釧路で酒造りを続けていくために、我々が今やるべきことは何なのか。
それは進化する北海道の⾷⽂化に相応しい地酒の在り⽅を追求し、地域の可能性を切り拓いていくことだと考えるようになりました。
従来の⽇本酒のイメージにとらわれることなく、柔軟な発想と技術で北海道ならではの地酒を造る。
次世代を担う造り⼿と、⼟地に根ざした酒の価値を育て、世界中から⼈がやって来るような地域を⽬指す。
そんなチャレンジの場として、福司酒造のセカンドラインとなるブランドを⽴ち上げます。
新ブランドの名前は『五⾊彩雲 Goshiki no Kumo』。
幸運を招く酒を造りたいという想いで命名された福司の精神を受け継ぎ、吉兆の証とされる「五⾊の彩雲」から付けた名前です。
仕込んでいるのは、100年先を想う地酒。
飲む⼈、造る⼈、そして地域にとっても、新たな希望となるような取り組みにご期待ください。
●若き技術集団の成長と地元釧路への思い
福司の製造部には若手5名が在籍しています。「五色彩雲(Goshiki no Kumo)」はこうした若き技術集団が主体となり手掛けたものです。
福司では年齢に関わらず、製造部がさまざまなチャレンジに取り組める仕組みづくりを採用しています。また会社全体で意見交換しながら酒質の向上を図ることで、多種多様な展開を可能にしています。
セカンドブランドへの挑戦を通して、若き造り手の成長を図りながら、その成果を福司ブランドにもフィードバックすることが、釧路の皆様への還元にも繋がると感じています。
● セカンドブランド「五色彩雲(Goshiki no Kumo)」について
▼キャッチコピー
仕込んでいるのは、100年先を想う地酒。
▼ブランド名
『五色彩雲 Goshiki no Kumo』
幸運を招く酒を造りたいという想いで命名された福司の精神を受け継ぎ、吉兆の証とされる「五色の彩雲」から付けた名前です。
仕込んでいるのは、100年先を想う地酒。
飲む人、造る人、そして地域にとっても、新たな希望となるような取り組みにご期待ください。
▼ブランドマーク
「五色彩雲」の「五」という数字に着目し、五角形(ペンダゴン)を図案化。五角形は万物を形成する5つの要素(火水木金土)を頂点に持つ完全体で、万能・成功を意味することから、新しいブランドの門出にふさわしい形でもある。先端を少し尖らせることでアイヌ文様のような雰囲気も取り入れた。
▼デザインコンセプト:クラシック × モダン
昔ながらの製法(クラシック)を取り入れ、 若手が醸したお酒(モダン)をデザインやパッケージングで体現。 日本酒の王道感を残しつつ、現代風に見えるデザインに。
釧路の街を象徴する「夕日」や「湾岸」「霧」など、港まち釧路の景観に映えるように設計された色を使用することで、自社の根源としている「地酒」を表現しています。
▼クリエイティブ制作メンバー
アートディレクション・デザイン・スタジオ撮影:小野寺 千穂(株式会社ワッカ)
コピーライティング:阿部 光平(IN&OUT -ハコダテとヒト-)
風景写真撮影:﨑 一馬
プレスリリース執筆:古地 優菜
● 有識者・関係者からのコメント
・日本酒メディアSAKE Street 編集長 二戸 浩平様
はじめて釧路を訪れたとき、まず驚いたのは、道外ではまったく見かけない「福司」があらゆる場所に浸透していること。そしてさらに驚いたのが、地域の食と一緒に「福司」を飲んだときの美味しさでした。 地元と丁寧に関わりながら、美味しいお酒を造り続けてきたことで、釧路で100年愛され続ける地酒になった「福司」。ほかの地方都市と同様かそれ以上に、釧路も早いペースで人口が減り続けていますが、「100年先を想う地酒」としてリリースされる「五色彩雲」は、きっと釧路を訪れる人が増えるきっかけになってくれることでしょう。
・SAKEジャーナリスト 木村 咲貴様
毎晩の食卓で、ちびちび飲みたくなる万能酒「福司」。東京に出てくればたちまちファンができてしまうはずのクオリティを誇りながら、同じ北海道の札幌ですらほとんど手に入らないという釧路の超・地酒です。チャレンジ精神にあふれた新しいブランドが、日本全国、そして世界から釧路へ人を招くメッセンジャーになる未来を楽しみにしています!
・有限会社もろはく 取締役社長 浜口 恭行様
新しい蔵の誕生や道産酒米の品質向上など話題に事欠かない北海道の日本酒シーン。その中でも今、気になる道産酒「福司」は、地元釧路のための酒造りをしながら、白麹や山廃などの新たな動きも見せる既存蔵です。 今回も新ブランドを立ち上げ、釧路から発信する老舗蔵の動きに注目です。私達もチーム北海道として応援しています。
・ONO株式会社 代表取締役 大野 良太様
セカンドブランド「五色彩雲」の発売おめでとうございます。
釧路地域に根差す唯一の酒蔵であり長年に亘り地元で愛される地酒福司が、若き蔵人と共に新たな挑戦を始められることを、地元飲食業界を担うひとりとして大変嬉しく思います。 食で地域が創られているといっても過言ではないこの地域において、国内外から多くの観光客が訪れている釧路地域の自然の一雫が酒となり、北海道内は元より、世界へと羽ばたく地酒となりますことをご祈念しております。
● 商品情報
商品名:Nusamai(山廃純米酒)
品目:清酒
原料米:北海道酒造好適米 吟風
アルコール度数:15%
内容量:720ml
価格:1,870円(税込)
商品名:Ashiri(白麹純米酒)
品目:清酒
原料米:北海道酒造好適米 吟風(ぎんぷう)
アルコール濃度:14%
内容量:720ml
価格:1,870円(税込)
● 取り扱い店舗
お取り扱い店舗については以下よりご確認いただけます。
内容は順次更新いたします。
取扱店舗:https://note.com/goshiki_no_kumo/n/n3c1690252b9d?first_post=true
● 福司酒造株式会社について
初代 梁瀬長太郎により大正8年(1919)に創業した、釧路で唯一の酒蔵です。 太平洋戦争中は国策による統廃合・原料不足による休業を余儀なくされる中を、 全国でも珍しく一度も休造することなく製造し続け現在に至ります。
これまでは、主に地元 釧路の地域の皆様に愛される酒造りを追求し、地域とともに歩みを進めてまいりました。 代表銘柄は“福司(フクツカサ)”。命名の由来は、 日本古来の縁起の特徴・福(幸)を司る、福を招く・幸を呼ぶ酒等の願いを込めて命名されたと言われています。
●「五色彩雲」ブランドSNSについて
Twitter:https://twitter.com/goshiki_no_kumo
Instagram:https://www.instagram.com/goshiki_no_kumo/
【当リリースに関する取材等のお問合せ先】
福司酒造株式会社
担当者:製造部 梁瀬一真
HP:https://www.fukutsukasa.jp/
メールアドレス:seizoubu@fukutsukasa.jp
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