熊本県阿蘇市にサテライトオフィス「ASO&Co.」を新たに設置
デジタル田園都市国家構想の「全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会」の実現へ。入居企業には、「面白法人カヤック」やPRエージェンシー「サニーサイドアップ」などが決定。
「IT とメディアとデザインの力で、地域社会に貢献する」を理念に、制作・集客支援コンサルティング・ブランディングを手がける株式会社think garbage[シンクガービッジ](本社:熊本県熊本市中央区、代表取締役社長 日置 経尊、以下シンクガービッジ)は、この度熊本県阿蘇市内牧にサテライトオフィス「ASO&Co.」を3月4日(月)から新たに設置いたします。「ASO&Co.」を通じて、移住定住の促進や草原のPR、教育DXの活性化などにより阿蘇市のエリア価値向上を図ります。
「ASO&Co.」URL:https://www.asoandco.com/
阿蘇市での開設背景
近年、テレワークの普及や若年層の地方移住への関心が高まるなど、社会情勢は大きく変化しています。また、デジタル技術は急速に進歩し、人々の生活に広く活用される段階に移行しつつあります。今こそ、これまでの地方創生の取組にデジタルの力を活用して加速させ、デジタル田園都市国家構想が掲げる「全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会」を目指す絶好の機会として捉え、デジタル技術を駆使して地域の特性を生かし、持続可能な経済社会を築くことを目指して阿蘇市にサテライトオフィス開設に至りました。
具体的には、IT企業を中心とした企業を誘致し、若年層の雇用機会を増やし、地域産業を活性化させ、 企業誘致、雇用創出、人材育成、地域の資源活用と情報発信が相互に連動し、持続可能な環境を構築していくことを目指していきます。
阿蘇市への進出理由
当社は「環境と開発に関する世界委員会」(ブルントラント委員会)が、1987年に公表した『Our Common Future』の考え(※)をパーパスの1つとして、阿蘇市特有の地域資源や立地特性に着目し、進出を決定いたしました。
(※)持続可能な開発は、「環境と開発に関する世界委員会」(委員長:ブルントラント・ノルウェー首相(当時))が1987年に公表した報告書「Our Common Future」の中心的な考え方として取り上げた概念で,「将来の世代の欲求を満たしつつ,現在の世代の欲求も満足させるような開発」のことを言う。この概念は,環境と開発を互いに反するものではなく共存し得るものとしてとらえ,環境保全を考慮した節度ある開発が重要であるという考えに立つものである。(参照:外務省HPより)
〈阿蘇市特有の地域資源〉
阿蘇市を含む阿蘇地域に広がる国内最大の草原は、「脱炭素」「生物多様性保全」「水源涵養」「減災」の機能を持つことから、サステナブルな取り組みに関心のある国内外の企業から注目を集めています。
[阿蘇市の受賞歴]
・Green Destinations TOP100(世界の持続可能な観光地トップ100選)へ認定
・農泊 食文化海外発信地域(SAVOR JAPAN)に認定
〈阿蘇市の立地特性〉
阿蘇市は阿蘇くまもと空港や半導体メーカーの進出地からほど近い立地にあるのも特徴です。
主なアクセス:
・2024年に2期工事完了予定の阿蘇くまもと空港から45分
・世界最大の半導体メーカーの進出地・菊陽町から45分
ASO&Co. 事業展開について
デジタル田園都市国家構想には、①地方に仕事をつくる ②人の流れを作る ③結婚・出産・子育ての希望をかなえる ④魅力的な地域をつくる といった4つの活動指針があります。サテライトオフィス「ASO&Co.」では、デジタル田園都市国家構想総合戦略に沿った企画、運営を行い、阿蘇市の更なる魅力向上を行います。阿蘇市の魅力向上に向けて、「ASO&Co.」が取り組む領域としては現時点で以下を予定しております。
・移住定住促進
・教育DXの活性化
・草原文化のPR
・ナイトツーリズムの開発
・ふるさと納税の商品開発
・観光DX(受入態勢支援)
<コンセプト>
あそで、ともに、はたらく。ASO&Co.
THE EARTH BRANCH.
当たり前だったはずのものが、実は当たり前ではなかったことに気づく。
常識だと信じていたことは、新しい価値によって脆くも崩れ去る。
わたしたちはそういう時代に生きている。
阿蘇、内牧。雄大な大地のこの小さなオフィス。
これからわたしたちはどう生きるべきか、
どうありたいのか。ともに考え、ともに形にするために。
僕らは未来のために、ここに集まるんだ。
あそで、ともに、はたらく。ASO & Co.、はじまります。
入居企業について
サテライトオフィス「ASO&Co.」の入居企業として、「つくる人を増やす」を経営理念に掲げ、古都鎌倉から、ゲーム制作・広告企画・地域通貨、関係人口促進などを展開する「面白法人カヤック」や、企業や自治体、アスリート、文化人などの数多くのPRコミュニケーションを手掛ける「サニーサイドアップ」、Webや動画について学べるラーニングスタジオ「デジタルハリウッドSTUDIO熊本」を運営する株式会社D-HORIZONなどの10社が決定いたしました。
入居企業が持つ強みや領域を組み合わせながら、移住定住の促進や草原のPR、教育DXの活性化など阿蘇市のエリア価値向上を図ります。
<入居企業>
・株式会社カヤック
・株式会社サニーサイドアップ
・株式会社D-HORIZON
・株式会社帆に風
・株式会社ケーエイチプラス
・株式会社グリームデザイン
・株式会社マルカケ
・有限会社日航観光社
・株式会社フレンド
・株式会社西九州建設一級建築士事務所
株式会社think garbage[シンクガービッジ]について
地域にある真の魅力を見出し、「アイデア」と「デザイン」で磨き上げ、 「IT」の力によって発信、他にはない付加価値を生み出していく。 thinkgarbageは事業者様の側に立ってサポートしていきます。
会社名 : 株式会社think garbage
所在地 : 熊本県熊本市中央区平成3-23-30 4F
代表者 : 代表取締役社長 日置 経尊
資本金 : 300万円
従業員数 : 200人 ※グループ企業含む
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