日本発の人財教育MBDGsの開発者 ロンドン英国議会貴族院でGlobal Power Leader 2024 を受賞
一般社団法人MBDGs(本部:東京都渋谷区)の代表理事であり、主体性などの人財基盤教育MBDGsの開発者 平野麻紀子が、国際表彰機関WPIからGlobal Power Leaderを受賞しました。
MBDGsとは
MBDGs=Mind-Based Development Goalsは、主体性やビジョン意識などの人財基盤を体系的に整えるための日本発の教育プログラムであり、より良い社会を作るための6つのゴールを柱とした取組みです。
6つのゴール
Goal.1 主体性の確立
Goal.2 ビジョン
Goal.3 多様性の受容
Goal.4 協調性と協働
Goal.5 成長サイクル
Goal.6 若者との関り
受賞理由
1.主体性などの人財基盤教育の方法論の矛盾を解決する革新的なアプローチ
2.SDGsを人財基盤教育によって支えるという画期的な取組み
3.MBDGsプログラムでより良い社会を作るというビジョンの発展途上国における体現化
背景には、物事の持続発展性を重視する世界の流れが、人財のマインド基礎教育にも広まり始めたことがあります。
プログラム3つの特徴
特徴1:主体の芽=心の火種の確保
MBDGsは、外的要因により主体性を生み出すのではなく、そもそも人の内面に備わっている「心の火種」を自らが発見し、確保することで主体性が湧き出てくるプログラムです。人の価値の有無や、主体性の有無、または向上や発展等の議論以前に、人の存在そのものに無条件で価値が備わっているのであり、能力や役に立つ立たないは一切関係ないという本質が「心の火種」のベースになる考え方です。
ここにアプローチする所から始まるのがMBDGsの大きな特徴であり、高く評価される所以です。
火種を確保したら、主体性が湧き出る内面に整えていきます。それは、「主体性を高めるために主体的な行動を取る」「ビジョン意識を高めるためにビジョンを抱く」という方法ではありません。主体的な行動やビジョンは、主体性やビジョン意識によって得られる結果です。
この方法論の誤解を解消しながら、内面を整えるプログラムです。
特徴2:湧き出る主体性がビジョン意識・多様性受容力・協調性を自然と向上させるメカニズム
「心の火種」を燃やすことで内面から湧き出た主体性は、自然にビジョンを抱かせたり、多様性を受け入れたり、協調性のある行動を取り始めます。この、湧き出る主体性によって他要素が高まるメカニズムこそが人財基盤の持続発展性につながるのです。
(Springing Up Mechanism)
このメカニズムが、大人からビジョンを持つことを強要された若者が逆に夢から遠ざかるビジョンハラスメントや、多様性の我慢受容や、必要性を見出せない形だけのコミュニケーションによる疲弊という問題を解決します。
特徴3:認定トレーナーが教育を内製化する
組織や学校教育の持続発展性を考えると、主体性などを重視する人財基盤要素の教育を内製化することが理想です。その教育を担うキーパーソンをMBDGs認定トレーナーとして養成することにより、最終的に持続発展性を実現する教育が内製化されることになります。
MBDGsが教育機関で採用される理由
教育現場での様々な問題を解決する方法は、若者の前向きさや育成者の意識改革が必要と言われるものの、これといった結果を出せずに来ました。大きな要因として、若者の前向きな意識や行動を生み出す根本的なアプローチが語られることが殆どなかったことにあります。
たとえ語られたとしても結論には至らず、辿り着いたとしても体系的な方法が生みだせない時代が続きました。 その問題を解決するプログラムとして、MBDGsが採用されています。
学校関係者のみならず、労働環境を整備しても従業員の生産性や創造性が高まらない、社内研修の効果が持続しない、という悩みをもつ人事担当者も関心を示しています。
プログラムの効果
プログラムをワークショップ形式で4か月間受講した学生に行った調査によって、自己承認や自己信頼、ビジョン意識などの向上が確認できました。
教育効果と革新的なプログラムが海外の教育関係者から評価された2023年、開発者は教育界のリーダーシップ賞(Outstanding Leadership Award 2023/Education 2.0)を受賞しました。
表彰機関のコメント
進化し続ける世界の教育界において、その献身と革新性がインスピレーションの光となる著名人はほとんどいません。 その中でも、平野氏は先駆者として頭角を現し、そのたゆまぬ努力により学習のパラダイムを再形成した先見の明のある人物です。
持続可能な開発目標(SDGs)に向けたマインドの基礎教育を浸透させることを目的とした画期的な取り組みである、人財基盤教育の開発目標(MBDGs)は、 世界中の個人に力を与えたいという熱烈な願望から生まれ、個人の成長と社会の変化に対する総合的なアプローチを体現しています。 自己確立とビジョン意識を含む、細心の注意を払って作成された 6 つの目標を通じて、平野氏の発案は、自己認識と集団的エンパワーメントに根ざした教育の新時代の到来を告げるものです。
不平等と限られた資源に悩まされている地域に、平野氏の教えは希望の光をもたらします。 教育へのアクセスが経済的要因によって制限されることが多いアフリカでは、MBDGsが変化の触媒として浮上しています。 学生と教育者に同様に力を与えるこれらのプログラムは、自信と回復力の種を育み、より明るい未来への道を切り開きます。
グローバル教育の分野で新たな道を開拓し続ける彼女のビジョンは、全ての個人が自分の可能性を最大限発揮する機会を持ち、教育が永続的で有意義な変化の触媒として機能する世界の創造です。
授賞式
授賞式は、イギリス現地時間4月25日(木)、英国議会貴族院House of Lordsにて行われます。
受賞者
鳥取県米子市出身
京都外国語大学卒業
元 全日本空輸株式会社(ANA) 社員
国土交通省 観光庁 登録専門家
iU 情報経営イノベーション専門職大学 講師
プログラムのお問い合わせ
一般社団法人MBDGs contact@mbdgs.or.jp
教育総合展EDIX(5月8日~10日/東京ビッグサイト)
株式会社ルートブレインブースにてスピーチ予定です。ブース来場予約はこちらから
関連リンク
一般社団法人MBDGs
一般社団法人MBDGsは、主体性などの人財基盤を体系的に整えるための教育プログラムを提供しています。
URL https://mbdgs.or.jp/
設立 2022年10月
代表者 平野 麻紀子
所在地 東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号
事業内容 MBDGsプログラムの提供、認定トレーナー養成、教育コンサルティング
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