西三河エリア初!断熱性を最大限に高めて米の品質を担保する「木造エシカル定温倉庫」が安城市和泉町に完成
「森と人の未来のためにいまできること」をビジョンに建設事業、物流事業、コミュニティデザイン事業を展開する株式会社トリイアンドカンパニーは、グループ会社である株式会社鳥居工務店(本社:愛知県安城市、代表取締役社長:鳥居将成)の新規事業として、西三河地域で初めてとなる木造の定温倉庫を建設いたしました。
2024年12月からの本格稼働に先立ち、11月28日(木)には倉庫完成記念イベントを開催し、倉庫を利用する米穀関連事業者などに向け説明会を行いました。本倉庫完成を起点として、西三河エリアでより利便性の高い米流通を実現します。
①西三河地域における米の物流課題
安城市は農業が盛んな地域であり、水稲は年間9,230トン(※)の生産量を誇ります。しかし近年、安城地域での米の保管場所が不足しており、ピーク時には遠方まで運ぶケースが増えてきています。そのため西三河エリアでのサプライチェーンにおいて、合理化を図る必要がありました。
加えて、近年の温暖化によるコールドチェーンの需要増とともに、低い温度帯を維持できる定温倉庫のニーズが高まっています。そこで、85年に渡って建設事業に取り組んできた弊社鳥居工務店が、西三河地域での新たな物流拠点となる米の「木造エシカル定温倉庫」を、安城市和泉町に建設いたしました。
※農林水産省Webサイト「わがマチ・わがムラ 愛知県安城市」より「農産物の生産 水稲」から令和4年データ抜粋 (https://www.machimura.maff.go.jp/machi/contents/23/212/index.html )
②本倉庫の特徴
〇高気密・高断熱性
弊社が独自に持つ高気密・高断熱技術により、真夏の高温や湿度、冬季の乾燥など外部要因に左右されることのない、品質を担保した保管が可能です。また、消費する電力を最小限にして稼働させられることから、ランニングコストを抑えて保管できます。
〇ムラのない温度管理
従来の定温倉庫が高出力で大きなエアコンを各部屋に1~数台ほど配置しているものである一方、本倉庫は低出力で小さい家庭用ルームエアコンを複数台設置しています。そのため庫内に温度の偏りが生じにくく、ムラのない温度管理を行うことができます。
〇故障時の品質低下のリスクが低い
本倉庫は複数のルームエアコンが導入されているため、故障などにより特定のエアコンが稼働しなくなった場合でも他のエアコンが庫内の空調管理を補完し、故障時に生じる品質劣化のリスクを最小限に抑えられます。
③木造エシカル定温倉庫 概要
【所在】 441-1121 愛知県安城市和泉町大北13-1
【収容面積】 約1,000㎡
【建物構造】 木造平屋建て
【竣工】 2024年11月
【入庫可能時期】 2024年12月
【定温温度】 10~25℃
【容量】 1,800トン、30,000俵
【許可番号】 一般貨物自動車運送事業・貨物利用運送事業 中運自貨第368号
【事業者番号】 560004901
④竣工記念イベント
11月28日には実際の倉庫を会場に本倉庫の完成イベントを開催し、倉庫や物流事業に関する説明、稼働中倉庫の見学、さらにグループ会社であるトリイアンドカンパニーがブランディングを担うコミュニティデザイン事業のパネル展示を行いました。
⑤代表取締役 鳥居将成コメント
「木造エシカル定温倉庫」は、弊社鳥居工務店の強みである「断熱技術」を最大限に活かした物流倉庫です。今後は米の保管や運送事業に本格的に取り組んでいく予定ですが、現場のニーズに柔軟に対応しながら、さらに利便性を高めた物流事業を展開していきます。利用者の要望に応じて二棟目、三棟目も建設していけたらと思っておりますので、ぜひ引き続き弊社の取り組みにご注目いただけたら幸いです。
トリイアンドカンパニーグループ企業情報
企業名 株式会社トリイアンドカンパニー
代表者名 鳥居将成
資本金 7,000万円
創業 令和5年6月1日
事業概要 事業企画&プロデュース、コミュニティデザイン事業など
所在地 〒446-0065 愛知県安城市大東町3-3
企業名 株式会社鳥居工務店
代表者名 鳥居将成
資本金 2,700万円
創業 昭和35年5月31日
事業概要 土木、建築、請負業務、物流事業
所在地 〒446-0065 愛知県安城市大東町3-3
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