伝統工芸出石焼による 骨壷専門ブランド「そそそ」起業いたしました。
あたらしい葬いを提案します。
この度、、豊岡市地域おこし協力隊として活動し、豊岡市出石町にて、白磁骨壷専門ブランド「そそそ」を開業致します。骨壷専門の個人陶芸家して、家族とより永く暮らす、葬いとファッションをつなげるあたらしいスタイル「骨櫃」を展開します。
つきましては本件の取材・紹介をお願いできれば幸いです。
本事業のポイント
⚫︎白磁骨壷専門のブランド
⚫︎兵庫県の伝統工芸出石焼の伝承とあたらしい商品展開
⚫︎豊岡市地域おこし協力隊として起業
⚫︎骨壷を納骨しない手元供養の選択肢
ステイトメント
「死後の躰」骨壷を「骨櫃(こつひつ)」と名付け、豊岡・出石焼の伝統技法を用い、職人がひとつひとつ手作りいたします。そして、その「死後の躰」をつつむ「装い」を提供するのが、ライフサイクルに寄り添うブランド「そ/そ/そ」です。
「そ」には葬、送、素、装、最後に、想の意味をこめています。
「骨櫃(こつひつ)」とは
白磁骨壷ブランド「そそそ」が提供する骨壷のことです。
「骨櫃」は、蓋が二重構造になっており。蓋を開けても直接に遺骨を見ることはありません。内蓋は深皿のような形状で、そこに遺品やさまざまな品を収めることができます。
私は、この骨櫃を生前にご用意いただき、日常の空間に置いていただくことを提案します。いつ訪れるかわからない死の準備を骨櫃の中に納めておくことで、残された家族、友人へのメッセージになると考えます。
商品サイズ 16.5✖️13cm
素材 磁器
価格 ¥35,000~
すべて手作りで行うため、同じものはありません。サイズや絵付けなどオーダーも承ります。
生前の服をリメイクして、茶道具とつつむ仕覆のような和のしつらえ、洋服のようなデザイン。季節や心境の変化で骨壷も着替えることができます。キャッチフレーズは「死んだ後もオシャレがしたい」です。
全ての家族によりそいます。
犬や猫などの家族への骨壷もオーダーメイドできます。今後は小ぶりな骨櫃もご用意します。また、オーダー絵付けなども要望も受け付けております。
手元供養について
これまで骨壷は、亡くなった家族が荼毘に付したあと、納骨するまでの仮の住まいです。ただ、お墓を持たない人、墓仕舞いをした人などは、お墓に納骨しない方法、納骨施設や永代供養などをされる方もいます。その中で、骨壷を自宅に留めて暮らす「手元供養」という選択肢が広がりつつあります。また、分骨という形で、複数の骨壷に遺骨を遺族で分け合うことも行われています。こうした場合は、納骨される骨壷は一つで、他は手元にとどめ置かれます。手元供養はペットの葬送ではすでに定着しております。
そそそと骨櫃の提案
仏教での葬送の場合、四十九日や百箇日法要をめどに、農耕つされることが多いようですが、納骨時期は様々で、亡くなってからもより永く家族と過ごす時間があっても良いのではを考えています。また、仏壇や祭壇のある家も減っており、骨壷を置く場所は定まっておりません。私はリビングや寝室にインテリアに馴染んで骨壷が置かれている風景を想像しています。それならば、生活空間にも馴染む骨壷を提案できると考えています。
手元供養は、亡くなった家族としばらく自宅で過ごし、それぞれのタイミングで納骨されれば良いと思います。お墓参りを毎日自宅で行えます。パートナーや夫婦であれば、一人が亡くなった後も一緒に自宅で暮らし、一緒に納骨という考えもできます。突然の家族の死にたいして、気持ちの整理ができるまで、自宅で一緒にくらすのもあるかと思います。こうした人たちの気持ちに寄り添うデザインを提案したいと考えています。
起業の理念
古代から墓へのこだわりは、権力者や成功者のなかで育まれました。近代になってもその傾向は続いてきましたが、現在ではそのありようは揺らいでいます。そこで、墓に代わる新たな弔いのアイテムとして、「骨櫃」を提供しようと考えます。墓よりは小さく、安価で、管理も簡単です。また、そうしたデザイン重視の顧客に対応する納骨施設という展開も考えられます。現在にあって、故人への弔いは特定の宗教から距離を置いているように思えます。そうした意識変化に対応する事業展開を考えています。
また、出石焼は江戸時代から続く、磁器生産の伝統があり、明治、大正、昭和と独自の展開を見せた窯業地です。しかし、現在の消費行動への対応が遅れ、産業構造の変化も実施することができずにいます。個人・企業ふくめ、窯業全体の隆盛に取り残されている状態を脱することができずにいます。他方で、伝統工芸としての出石焼の潜在的魅力は衰えているわけではありません。職人による手作り伝統工芸品、白磁にこだわったデザイン、歴史からくる高級感などを骨壷という、逸品を求めるニーズに掛け合わすことで、出石焼の構造的問題を解決して、全国に再びその名を知らしめる機会にしたいと考えています。また、地域の伝統工芸・産業とのつながりをつくり、全体の発展に寄与することができれば、さらに良いと考えています。岡山拓
1973年、兵庫生まれ。伝統工芸出石焼の産地で育ち、幼い頃から粘土に触れる。美術系大学で陶芸と美術を学び、やきものでかわいいロボットをつくり販売するプロジェクトTKO.co,td.や脆い粘土で作った女の子の好むオモチャをエアソフト・ガンで撃ち抜く展覧会など、関西を中心に表現活動を展開する。2001年からは、美術の鑑賞術を学べる学校トリ・スクールを関西各所のカフェで開校。美術ファンを育てるとともに美術館ツアーなどを実施。現在は休校。美術ライターとして雑誌の企画や連載に関わり、講演活動も行う。2021以降は、地域おこし協力隊の制度を利用して郷里に戻り、出石焼の伝承とともに、伝統工芸による骨壷の生産を始める。
HP・SNS
ホームページ https://sososo.jp/
インスタグラム https://www.instagram.com/sososo.jp/
ノート https://note.com/sososo_pottery/
店舗概要
「厳庵(がんあん)」
「骨櫃」を実際に見ていただくための展示室「厳庵(がんあん)」がございます。豊岡市出石町の中心部から少し離れた場所にあり、日本庭園と共に和の空間で骨櫃をご覧いただくことができます。土曜・日曜・祝日を基本に、十一時~十七時の不定期の営業となります。また平日でも対応できる日がございますのでお問い合わせください。駐車スペースもございます。
住所 〒668-0263 兵庫県豊岡市出石町福住365
電話 090-9613-5940
問い合わせ先
岡山拓
電話:090-9613-5940
メール:tkocoltd@gmail.com
住所 〒668-0263 兵庫県豊岡市出石町福住365
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