整形外科による予防医療のアプローチ「運動器美容」を提唱

-運動器美容を実装した予防医療サービス「Satoko Style Plus」開始-

さとこ整形外科(香川県丸亀市、伊坂聡子)は、運動器にアプローチする予防医療を「運動器美容」と名付け、それを実装して提供する予防医療サービス「Satoko Style Plus」を開始した。

運動器とは、筋肉、⾻、関節と、係る神経系の総称で、⾝体を⽀えたり、動かしたりするために必要な組織を表す。運動器は、主に整形外科がアプローチする領域であり、疾患や障害に対する治療医学だけでなく、運動器の維持・保持のための予防医療もまた、地域医療をつかさどる整形外科クリニックの重要な使命となっている。しかしながら、そもそも運動器という言葉の認知は、循環器や呼吸器、消化器、泌尿器等と比べて低く、病気を発症するまで放置されているのが現状である。さらに、変形性関節症、腰部脊柱管狭窄症、⾻粗鬆症、骨折などの運動器疾患が介護レベルと密接に関わっているという事実もある。そこで、運動器の理解促進と、運動器の予防医療の普及啓発を目的に、「運動器美容」という言葉を世の中に広めるとともに、それを提供する予防医療サービス「Satoko Style Plus」を開始するに至った。

Satoko Style Plusでは、運動器を美しく、健康に保ちながら、年齢とともに変化していく身体の不調に対して、医学的根拠に基づいたアドバイスを提供し、対象者の運動器美容を支援する。医療の国家資格をもつ整形外科医師と理学療法士によるピラティスのレッスン(正しい体の使い方の指導、生活動作の指導、運動全般の指導)、運動器美容レクチャーのほか、必要に応じて⾷事やサプリメントのアドバイスも行う(運動器美容のためには、運動処方だけでなく、食事やサプリメントによる栄養処方も重要である)。

当サービスの代表を務める医師・伊坂聡子は「クリニックという枠を超えて、しかし医療という根拠に基づいた情報を提供しながら、住民の生活スタイルに『運動器美容』が調和し、地域の健康寿命が延伸していくことを目的に、地道に活動してまいります」と語る。今後も定期的なイベントの開催と持続的なピラティスレッスン、運動器美容レクチャーを中心に活動を展開していくとともに、整形外科の予防医療アプローチの基盤となる運動器美容の普及啓発のため、メディア露出にも努める予定である。

◎伊坂聡子(いさかさとこ)のプロフィール

穏やかな瀬戸内海を臨む丸亀市に生まれ育つ。2006年3月、順天堂大学医学部卒業、附属浦安病院を経て、2016年3月、順天堂大学大学院卒業、博士号取得。順天堂大学整形外科入局、附属練馬病院整形外科。2017年より、内科医の父、小児科医の母のクリニックに整形外科を開設。副院長として地域医療に邁進する。日本整形外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医。

 

◎サービスブランド「Satoko Style Plus」のマークについて

ロゴマークは、地域のデザイン事務所に作成を依頼した。正円を4つならべることで、運動器美容によって体を整えることを想起、そして運動器美容に対する提案が地域住民の生活スタイルに溶け込めるようグラデーションカラーとした。少し遠くからロゴを見ると、Satoko Styleの頭文字のSSが浮き出るようにデザインした。

  

◎普及啓発ワード「運動器美容」のマークについて

運動器美容の普及啓発は、特に女性健康への貢献度が高く、多くの女性が自分ゴトとして考えていただきたいという思いから、女性の生き方の多様性を重んじて伊坂聡子自身がデザインした。

◎解説と考察「健康寿命と運動器美容の関係」

健康寿命とは、日常生活が自立して送ることができ、介護を必要としない年齢のことを指す。2019年に厚生労働省は健康寿命延伸プランを策定し、2040年までに男女ともに健康寿命を75歳以上とすることを目指している。

運動器とは、筋(筋肉・腱・靱帯)、骨(骨・関節)、神経系の総称で身体を支えたり、動かしたりするために必要な組織である。運動器は加齢に伴い、組織変性によって、疾患が発症する。その代表例として軟骨がすり減る変形性関節症、脊髄の通る脊柱管が狭くなる腰部脊柱管狭窄症、骨がもろくなる骨粗鬆症、またそれによる骨折などがあげられる。これらの疾患の発症によって介護が必要になるため、総称して運動器症候群(ロコモティブシンドローム)と呼ぶ。運動器症候群や高齢に伴う衰弱(フレイル)を合計すると、介護の原因の1位を占め、意外にも認知症や脳卒中を上回る。運動器を健康に保ち続けることと健康寿命の延伸は密接に関係している。

そこで、Satoko Style Plusは、人生を最期まで笑顔でご自身の体で楽しむことをミッションとし、予防医療サービス「運動器美容」を提供する。適切な運動方法や頻度、具体的な運動内容や負荷のかけ方などについて、ピラティスというメソッドを用い、ゆっくりとした動きを続けていくことで日常生活のなかで身体を意識的に正しく動かすことへと導く。ピラティスは、健康な方、疾患がある方や運動が苦手な方にも個々の状態に応じて提案することが可能である。

また、かつては加齢現象で済まされていた整形外科疾患の中には、エストロゲンの減少によって筋骨格系に変化をもたらすものもあることから、食事や栄養の管理、サプリメントの摂取、睡眠など多方面のアプローチから、より高度な運動器美容を実現していくことを目指している

◎各種相談や取材等の問い合わせ先

さとこ整形外科 三浦内科 みちこ小児科クリニック

HP:https://miuraclinic-marugame.jp

住所:〒763-0082 香川県丸亀市土器町東7丁目886

担当:伊坂聡子(いさかさとこ)

連絡:mrstk4783@gmail.com、電話:0877-22-7311

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会社概要

URL
https://miuraclinic-marugame.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
香川県丸亀市土器町東7丁目886
電話番号
0877-22-7311
代表者名
三浦卓二
上場
未上場
資本金
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設立
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