【ペット供養】納骨堂や手元供養が主流も、約7割が「自然葬」を支持。多様化する“見送り方”に飼い主はどう向き合う?

「もっと準備しておけば…」という声も。1,019人が答えた、費用・選択・後悔のリアル

一般社団法人LOAMOKU

一般社団法人LOAMOKU(所在地:福岡県古賀市、代表取締役:二分 茂礼)は、過去3年以内にペットを亡くして供養した経験がある方を対象に「ペットの供養方法」に関する調査を行いました。

大切な家族であり、かけがえのない存在であるペット。

そのペットが亡くなったとき、どのように供養をすればいいのか悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか。

近年は、合同葬や個別葬、自然葬など、さまざまな供養方法が選べるようになっています。

実際にペットを見送った飼い主さんは、どのような供養を行っているのでしょうか。

そこで今回、ペットの海洋散骨サービスを行う一般社団法人LOAMOKUhttps://loamoku.or.jp/)は、過去3年以内にペットを亡くして供養した経験がある方を対象に「ペットの供養方法」に関する調査を行いました。

調査概要:「ペットの供養方法」に関する調査

【調査期間】2025年5月7日(水)~2025年5月8日(木)

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

【調査人数】1,019人

【調査対象】調査回答時に過去3年以内にペットを亡くして供養した経験があると回答したモニター

【調査元】一般社団法人LOAMOKUS(https://loamoku.or.jp/

【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

ペット供養、5万円未満が約8割。費用より“気持ち”を重視する傾向に

まずはじめに、実際に選ばれた供養方法の傾向を見ていきましょう。

「ペットが亡くなったときの供養方法」について尋ねたところ、『ペット専用の納骨堂・納骨棚に収蔵(31.0%)』と回答した方が最も多く、『手元供養(骨壺を自宅に保管など)(30.9%)』『ペット専用のお墓に埋葬(19.1%)』と続きました。

上位に挙がった供養方法は、いずれもペットの存在を身近に感じ続けられる形である点が共通しており、ペットを単なる動物ではなく「家族」として扱う価値観が広く浸透していることがうかがえます。

特に『納骨堂』や『手元供養』は、都市部や集合住宅など埋葬場所に制限がある生活環境においても実践しやすく、利便性と心情の両面で支持を集めていると考えられます。

■それらの供養方法を選んだ理由は?

・ペット専用の納骨堂・納骨棚に収蔵

自分が亡くなった時に一緒に墓に埋葬して欲しいから(40代/女性/愛媛県)

毎年供養をしたいので(60代以降/男性/富山県)

・ペット専用のお墓に埋葬

感謝の意を込めて(30代/女性/埼玉県)

人と同様にちゃんとお墓に埋葬したかった為(40代/男性/埼玉県)

・人とペットが一緒に入れるお墓に埋葬

家族と一緒に供養できるから(30代/女性/静岡県)

家族同様のペットで、一緒に埋葬できる樹木葬を購入(60代以降/男性/北海道)

・合同墓(慰霊碑など)に埋葬

みんなと一緒だったら淋しくないと思ったから(50代/女性/東京都)

仲間と一緒に穏やかにねむってほしかったから  (60代以降/女性/福岡県)

・自宅の庭などに埋葬

家で一緒にいったかったから(20代/女性/愛知県)

慣れ親しんだ自宅に埋葬したかったから(40代/男性/長崎県)

・手元供養(骨壺を自宅に保管など)

自分が生きているうちはそばに置きたいから(50代/女性/東京都)

近くにペット専用の納骨堂が無かったから(50代/女性/青森県)

・散骨(海・山などの自然葬)

自然に返すのが自然の摂理だと感じたから(50代/男性/東京都)

お魚が好きだったので、海でたくさんお魚が食べられるようにと思い選びました(50代/女性/埼玉県)

「家族の一員として最期まで大切にしたい」「いつまでもそばに感じていたい」といった愛情や絆、住環境や宗教観、供養のしやすさなどが複雑に絡み合い、それぞれの想いや事情に寄り添い、多様な供養方法が選ばれていることがうかがえました。

では実際に、どの程度の費用をかけているのでしょうか。

「ペット供養にかけた費用」について尋ねたところ、以下のような結果となりました。

『5,000円未満(15.3%)』

『5,000円~10,000円未満(12.7%)』

『10,000円~50,000円未満(47.9%)』

『50,000円~100,000円未満(16.1%)』

『100,000円~150,000円未満(5.2%)』

『150,000円~200,000円未満(1.4%)』

『200,000円以上(1.4%)』

最も多かった『10,000円~50,000円未満』を中心に、5万円未満の供養が全体の約8割を占めており、コストを抑えつつも一定の丁寧さをもって送りたいという飼い主の姿勢が表れています。

一方で、10万円以上のケースも少数ありましたが、一般的には「費用よりも気持ち重視」の傾向が強いと捉えることができます。

次に、供養方法を選ぶ際、飼い主たちはどのような情報を参考にしているのかうかがいました。

「供養方法を決める際に参考にした情報源」について尋ねたところ、『ペット葬儀業者のWebサイトやパンフレット(49.4%)』が最多で、『家族・知人の体験談(27.4%)』『比較・口コミサイト(19.1%)』と続きました。

供養方法の選定にあたっては、信頼できる情報源から知識を得ようとする姿勢が強く見られます。

また、専門業者の情報に加えて、家族や知人など身近な人の意見を重視する傾向もあり、実体験に基づく情報が意思決定に影響を与えているようです。

では、供養を終えた今、飼い主にはどのような反省点が残っているのでしょうか。

「供養に関して後悔していること」について尋ねたところ、『最後の時間の確保(24.1%)』『供養の形を決めておく(22.6%)』『信頼できる業者の選定(22.0%)』が上位に挙げられました。

供養を終えた後、飼い主たちには心の準備や実務的な段取りに対する後悔が残るケースが見受けられました。

特に、突然の別れにより十分な時間が確保できなかったことや、供養の方法を前もって考えていなかったことへの思いが強いようです。

また、信頼できる業者を見つけることの難しさも課題として挙げており、こうした後悔をしないためにも、日頃から情報を集め、家族と話し合いをしておくことの大切さが浮き彫りになりました。

約8割が自然葬を支持。「自然に還る」供養に注目が集まる理由とは?

では、今後注目されるであろう「自然葬」への意識はどうでしょうか。

「自然葬についての印象」を尋ねたところ、8割以上が『とても良い印象がある(28.9%)』『やや良い印象がある(51.4%)』と回答しました。

大多数が自然葬に対して肯定的な印象を持っていることが明らかになりました。

理由としては『自然に還るのが一番の供養だと思うから(46.8%)』『自然の中で安らかに眠ってほしいから(38.0%)』『宗教にとらわれないから(23.8%)』などが多く、形式よりも「自然とのつながり」や「自由さ」を重視する意識がうかがえます。

また、『自分も将来は自然葬を希望している』という回答も2割近くに達しており、ペット供養に対する考え方の変化だけでなく、自身の終活にも影響を与えていることを示しています。

自然との調和や負担の少なさ、自由な選択を尊重する価値観が広がる中で、自然葬は今後さらに受け入れられていく流れが、徐々に強まりつつあると言えそうです。

自然葬に込められた思いとは?理想の供養像に見る“家族としての見送り方”

理想とする供養方法についても確認しておきましょう。

「ペットの供養の理想像」について尋ねたところ、『家族の一員として人間と同じように供養できる(42.0%)』『なるべく自然に近い形で供養できる(40.3%)』『気持ちの整理ができる(34.0%)』が上位に挙がりました。

感情や価値観に深く結びついた要素が選ばれており、ペットを家族の一員として見なす意識の高まりや、従来の形式に縛られない自由な供養への志向がうかがえます。

供養に対する価値観の変化が、理想像の中にも確かに反映されているようです。

最後に、自然葬に対する実際の意向についてうかがいました。

「今後ペットを飼った場合、自然葬(海・山などでの散骨)での供養も考えたいか」について尋ねたところ、『とても思う(24.6%)』『やや思う(44.5%)』を合わせて約7割が肯定的な意見を持っていることがわかりました。

■散骨(海・山などの自然葬)での供養を考える理由は?

・自然に還して新しい命に代わってほしい(20代/男性/北海道)

・自分自身も海に散骨してもらって自然に還りたいと思っているから(30代/男性/神奈川県)

・手元に残しておきたいが、自分が亡くなった後に子どもたちなどに迷惑がかかると思うから(30代/女性/福岡県)

・死後くらい広い空間で自由にさせたいから(40代/男性/宮城県)

・自然の中で自由に出来そうだから(50代/女性/千葉県)

・費用を抑えられるし、のちの負担が要らない(50代/女性/大阪府)

・お墓という固定した場所、考えにとらわれず、供養する気持ちが大事と思える(60代以降/女性/奈良県)

自然葬に対する関心は、単なる一時的な印象にとどまらず、実際の選択肢として現実味を帯びていることがうかがえます。

「自然に還る」「広い空間で自由に眠らせてあげたい」といった自然とのつながりを大切にする思いや、負担の少なさ、形式にとらわれない自由で柔軟な価値観の広がりが背景にあり、今後さらに注目される供養スタイルになっていくでしょう。

多様化するペット供養のかたち “後悔しない見送り”のために考えておきたいこと

今回の調査を通じて、ペットの供養に対する価値観が大きく変化してきていることが明らかになりました。

最も多い供養方法は『納骨堂』や『手元供養』といった、亡くなった後もペットの存在を身近に感じ続けられるスタイルであり、ペットを単なる動物ではなく「家族」として見送る意識が定着していることがうかがえます。

費用面では「10,000円〜50,000円未満」が最多となり、過度な出費は避けつつも、丁寧に供養したいというバランス重視の姿勢が見受けられました。

また、供養方法を選ぶ際には、ペット葬儀業者のWebサイトやパンフレットといった専門の媒体が重視される一方で、家族や知人の体験談も多く参考にされており、慎重に検討している様子が浮かび上がりました。

その一方で、供養を終えた後には「もっと準備しておけばよかった」という後悔の声も多く、ペットが高齢になったとき、心の整理や信頼できる業者選びといった事前の備えの重要性が改めて認識されています。

自分や家族にとって何が最も納得のいく供養なのかを事前に話し合っておくことが必要だといえるでしょう。

こうした供養に対する意識の変化と並行して、今後の新たな選択肢として注目されているのが「自然葬」です。

自然葬に対して肯定的な印象を持つ人は8割を超え、「今後ペットを飼った際には自然葬を検討したい」とする回答も7割近くに達しました。

「自然に還してあげたい」「形式に縛られず自由な形で送りたい」といった気持ちに加え、「管理や費用の負担を減らしたい」といった実用的な理由も多く挙げられ、自然葬は“心の自由”と“現実性”の両立が叶う供養方法として支持を広げつつあります。

これらの傾向からも、自然葬は今後、従来の供養方法に並ぶ“もう一つの主流”として定着していく可能性が十分にあると考えられます。

供養のかたちがますます多様化するいま、「ペットの最期をどう見送りたいか」という問いを後回しにせず、前もって考えておくことが、これからの飼い主に求められる新たなスタンダードとなっていくのではないでしょうか。

自由な海で安らかに眠る、海洋散骨という選択

今回、「ペットの供養方法」に関する調査を実施した一般社団法人LOAMOKUhttps://loamoku.or.jp/)は、ペットの海洋散骨サービスを提供しています。

「自然に還る」「海へ還る」という新しいご供養のカタチ。

最愛のご家族を広大な海で自由に、そして安らかに…

私たちLOAMOKUにそのお手伝いをさせてください。

【海洋散骨プラン】

散骨料金/1柱 22,000円

【ご利用の流れ】

①お問い合わせ

②お見積り・ご相談(散骨時期、お別れの手紙、動画等)

③正式お申込み

④料金のお支払い

⑤散骨発送先・荷姿のご案内

⑥遺骨発送

⑦粉骨処理

⑧海洋散骨準備

【海洋散骨当日の流れ】

①船舶安全確認

②出港前祈祷

③出航

④船上祈祷

⑤お別れのお手紙拝読

⑥献花・献水

⑦散骨

⑧船上祈祷

⑨帰港・散骨証明書発行(郵送)

メモリアルムービーとして

すべての工程は動画撮影し、動画編集後にご依頼主様に納品させていただきます。

【オプション:散骨アクセサリー】

遺骨ペンダント/遺骨アクセサリーとは、遺骨や遺灰の一部を納め、身につけることができる手元供養のためのペンダントです。

愛するペットと離れがたい思いを癒す、「大切なこの子といつも一緒に。」

未来への一歩を踏み出そうとしているあなたへ、遺骨アクセサリーを提案します。

ペンダント・リングなどお客様によって用途もご希望も様々です。

まずは一度ご相談ください。

その他ご質問がある場合は、お気軽にご相談ください。

■一般社団法人LOAMOKU(ロアモク):https://loamoku.or.jp/

■お問い合わせURL:https://loamoku.or.jp/contact/

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福岡県古賀市舞の里5-6-4 アヴェニュー舞の里A202号室
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代表者名
二分茂礼
上場
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資本金
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設立
2025年01月