【フィリピン語学留学に関する実態調査】定番の”8コマ以上のマンツーマン授業”を断念する留学生もいることが明らかに

96%が授業を最後までやり切る一方で、4%は途中で断念。理由は「自習時間の不足」「休憩不足」「学習ペースの調整」など。目標・体力・学習スタイルに応じた最適な配分が課題。

ワウルド・スタディ合同会社

フィリピン留学専門のエージェント「フィリピン留学Hub」を運営するワウルド・スタディ合同会社(本社:福岡県福岡市、代表社員:田中慎一)は、フィリピンのセブ・バギオ・クラークにある13校の協力のもと、671名の留学生を対象に「フィリピン語学留学における授業数の変更実態調査」を2025年7月〜8月に実施いたしました。

フィリピン語学留学の定番といえば「1日8コマ以上のマンツーマン授業」ですが、この調査の結果、96%が授業数を最後までやり遂げた一方で、4%が途中で授業数を減らす選択をしていたことが明らかになりました。

授業数を減らした理由のトップ3は「自習・復習の時間の確保が難しかった(66%)」「休憩がほとんど取れず、集中力の維持が難しかった(36%)」「授業についていけず、学習ペースを調整したかった(27%)」でした。この結果は、授業数が多ければ多いほど良いという従来の通説に一石を投じるものです。本調査結果が、目標・体力・学習スタイルに応じた最適な授業配分を考える一助となれば幸いです。

▼調査結果記事はこちら:https://www.hub1234.com/lesson-survey.html

【調査背景】

フィリピン留学では「1日8コマ以上のマンツーマンが効果的」という通説がありますが、弊社の現地視察では「コマ数が多すぎて大変」「復習・休憩が足りない」という声が目立ちました。受講者は社会人・大学生・親子など多様で、体力や学習ペースに差があり、返金規定やコース変更ルールといった学校の制度も受講調整に影響します。

一方で、当初のコマ数を完遂した人と途中で見直した人の割合に関する公開データは乏しいのが現状です。そこで本調査では複数都市・複数校の協力を得て実態を数値で可視化し、現場の声と制度差を踏まえた授業・自習・休息の最適バランス設計に資する基礎データの提供を目的としました。

【調査結果】

96%が授業をすべて完遂、4%が授業数を減らす

今回の調査では、671人のうち4%(27人)が滞在中に授業数を見直し(主に減少させ)ていたことがことが確認されました。多くの留学生は当初のコマ数を最後まで維持していましたが、一部の留学生は学習効果や体調、学習計画とのバランスを考慮して、受講数の調整を行っていました。

授業を減らした理由トップ3(n=27、複数回答)

  1. 自習・復習の時間の確保が難しかった(66%)

  2. 休憩がほとんど取れず、集中力の維持が難しかった(36%)

  3. 授業についていけず、学習ペースを調整したかった(27%)

現場の声から見えた課題

1位〜3位に共通して見られたのは、「授業数が多すぎて自分の時間が確保できず、結果的に学習効率が下がってしまった」という声です。また、以下のようなケースや背景も見られました。

  • 1人部屋でマンツーマン授業のみの受講者からは、「友達ができず孤独を感じた」「会話相手が講師に限定されストレスが増えた」 といった理由で、グループ授業を含むコースへの変更を希望するケースも見られました。

  • 一部の学校ではコース変更で授業数を減らしても差額返金がないため、「減らしたかったが、返金がないため断念した」 とする意見も複数確認され、制度が実態に影響している可能性が示唆されました。

注:本調査の4%は実際に減らした留学生の割合であり、差額返金がないこと等により「減らしたくても減らせなかった潜在層」は統計に現れにくい点に留意が必要です。

コメント

「授業数が多い=良い」とは限らず、復習・休息・自己学習を含めた総合的な学習設計が成果に大きく影響します。現場からは、宿題や復習の負荷により体力的に継続が難しくなるケースや、当日の体調不良による欠席が生じる実態も報告されています。このような状況を踏まえると、学習者の個別ニーズに応じた柔軟なプランニングが求められます。

特に、スパルタ型の学校では授業を減らす事例が相対的に少ない傾向が見られますが、学習文化や受講者の志向が影響している可能性があります。今後の検証課題として、受講コマ数は一律に増やすのではなく、学習者の目標・体力・学習スタイルに応じた最適な配分を選ぶことが重要です。

この点において、「フィリピン留学Hub」は、個別のニーズに応える最適なプランニングをサポートしています。具体的には、受講者の目標や体力を参考に学習者が効率的に学べる環境やプランをご提案しています。これにより、学習者は自分のペースで復習や休息を取り入れながら、持続可能な学びを実現できます。

<調査結果の引用・転載時のお願い>

調査結果を引用する際は【「フィリピン留学Hub」調べ】を引用元として記事URL(https://www.hub1234.com/lesson-survey.html)とともにご記載ください。


【調査概要】

  • 調査名:フィリピン語学留学における授業数の変更実態調査

  • 調査期間:2025年7月22日〜8月1日

  • 対象:セブ・バギオ・クラークの語学学校13校(調査協力者671人のうち、授業数を減らした留学生の傾向を分析)

  • 方法:各校協力のもとアンケート+インタビュー調査

  • 調査実施:ワウルド・スタディ合同会社(ブランド名:フィリピン留学Hub)

  • 留意事項:学校ではコース変更時に差額返金がない等、返金制度や校則・契約条件の違いが受講者の行動(授業数の見直し)に影響します。本調査では制度差の影響を定量評価していません

【関連情報】

【事業概要】

会社名:ワウルド・スタディ合同会社(ブランド名:フィリピン留学Hub)

所在地:〒810-0011 福岡県福岡市中央区高砂1-22-2 ARK七番館402

代表者:代表社員 田中真一

URLhttps://www.hub1234.com/

事業内容

フィリピンを中心とした海外留学の相談・学校選定・手配

メディア運営・調査発信(情報サイト「フィリピン留学Hub」)

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会社概要

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サービス業
本社所在地
福岡県福岡市中央区高砂 1-22-2ARK七番館402
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代表者名
田中 慎一
上場
未上場
資本金
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設立
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